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―物語コーポレーションの戦略から見る―正社員が自立することで持続的に成長する企業の作り方④(最終回)

これまで3回にわたって持続的成長を実現している株式会社物語コーポレーションの人財開発プログラムについてご紹介してきました。
 

今回はその最終回になります。
株式会社物語コーポレーションでは、成長するためには2つの要素が必要と考えています。
 

1つは、仕組み作り(システム・業務マニュアル等)で、
もう1つは、「小さな差別化の積み重ね」です。
 

特に「小さな差別化の積み重ね」は面倒で、根気が必要で、時間もかかります。
 

逆に言えば、「小さな差別化の積み重ね」は真似できないケースが多いのですが、真似できない理由は「人」です。
 

わざわざ異を唱える人、会社のために一生懸命になれる人は一般的にはなかなかいません。

 
発言しても会議で潰される、自分の発案で失敗したら責任を取らなければならない・・・などなど昨今言われる「心理的安全性」がない環境においては、組織メンバーは忖度や自己防衛が先に働き、発言や行動を起こさなくなります。
 

つまり、「小さな差別化の積み重ね」を継続することが成長するために必要なことと分かっていても、普通の会社はこれを実現するのが難しいのです。
 

株式会社物語コーポレーションには事業開発の成功確率を高めるための「開発原則」というルール化されたものが存在します。

 
これらの「開発原則」というのは、長年の経験則をまとめたもの(見える化されたもの)になりますが、「多様性の受容」によって、「様々な視点からの表現が生まれる」ことによって、ルール化されたものです。
 

企業を持続的に成長させるためには「時代に合った新規事業開発」が必須なのは明確なのですが、一方で、人財開発が進まなければやがて「ワンマンの限界(=統制の限界)」がやってきて、持続的成長をあきらめざるを得ないことになっていきます。
 

多くの中小企業の社長は、「時代に合った新規事業開発」には意欲が高いです。

 
しかしながら、同じ価値観、目線で、小さくとも継続的な発展や改善、成長に向けて行動や思考を共にしてくれる仲間づくりをどうやっていけばいいのかわからないまま日々経営をしているケースが非常に多いです。
 

今回4回にわたってご紹介した株式会社物語コーポレーションの戦略ー開発型人財創出ーを参考に、
自社でのPMVVの策定をご検討してみてはいかがでしょうか。

  
お読みいただき誠にありがとうございました。
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