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地方の飲食店が満足度を高めながら、客単価アップに成功した秘密
会員企業各社の2023年忘年会シーズン・年末商戦は2019年と比べても業績は好調に推移したと聞いていますが、メルマガ読者の皆さまのエリアや店舗ではいかがでしたか?
売上は2019年と比較して戻ってきたものの、一方で食材原価や人件費、その他経費は圧迫しており、思ったよりも利益が出なかった、という会社も多かったのではないでしょうか?
「利益率を上げていくには、単価を上げていくことが重要!」と、頭では理解していても、既存のお客様が離れてしまうのではないか?と感じて、そう簡単に値上げは実行しづらいものです。
そんな中、上手に客単価を上げていったお店が、人口3万人の岐阜県下呂市にあります。
昭和53年創業の老舗の洋食店が、地元客の支持はしっかりと掴みながらも、客単価1000円から、客単価1700円台にまで上昇することに成功しました。
その秘密は、「名物商品の開発 と SNSやメディアを活用した話題になるお店づくり」による、観光客の取り込みにあります。単価3500円ほどのご当地和牛である飛騨牛を使った牛カツやハンバーグの定食が、近隣の下呂温泉にお越しの観光のお客様にヒットし、地元のお客様の来店はそのままに、観光客にも愛されるお店へと変貌を遂げたことで、お店全体の客単価も以前の1.7倍ほどと、大きく上昇しました。
通常のランチであれば、客単価3000円はなかなか食べないですが、“観光”となると話は別です。
旅に出ることで開放的な気分になり、お財布の紐が緩む、、、という以上に、観光客は、普段は食べられないような贅沢な食事を食べることで、ちょっぴりリッチな気分になり、まるでいつもより5cm背が高くなったような、、まるで自分の社会的なステータスが上がったような気分になります。
この“高揚感”や“憧れ”こそが、客単価3000円を超えるランチを注文する本当のニーズです。
これはランチに限らず、ディナーやテイクアウトにも同様のことが言えますが、これはつまり、根本的に客単価を上げるためには、いままでのお客様のニーズを満たすだけでなく、観光客のような、全く別の客層・ニーズを持つお客様を集客することで、店舗の利益率を上げていくことができることの裏返しでもあります。
「観光客を集客する」というのは、今後の外食経営において、非常に重要なポイントになってきます。
観光客集客にもチャレンジすることで、、
1.ランチ利用でも客単価2000円~3000円台の商品を販売することができ、少ない客数・人員体制でも現状の売上を維持、または売上アップを図っていくことができます。
2.客単価が上がることで、原価率の調整もしやすくなり、これからのインフレ経済(=原価高騰時代)でも対応しやすくなります。
3.名物商品がよく注文されることで、仕込みや提供のオペレーションが煩雑にならず、労務負担を減らしやすくなります。
4.食を通じて地元にひとを呼ぶことができ、地元に貢献することにも繋がります。
5.地元の食材を県外のお客様にも味わっていただくことを通して、地域の一次産業を応援することにも繋がります。飲食店をやっているからこそ、果たすことのできる大事な役割を担うことができます。
これまで地元客に長く愛されてきたお店でも、上手に観光客の取り込みに成功している、岐阜県の下呂温泉近くで長く営業されている「下呂松葉」さんでは、ご当地の牛である「飛騨牛」を活用した牛カツやハンバーグといった名物商品を開発し、それをSNSやメディアを活用したプロモーション活動によって観光のお客様に情報をお届けし、いままで来なかったような観光のお客様がわざわざうちを目がけて来店してくれる流れをつくりました。
既存店で観光客を上手に獲得していきたい外食経営者さんや、新しく観光客向けの業態を開発したい経営者さん向けに、外食における観光客集客を解説するセミナーをご用意しております。
2024年1・2月で東京と大阪の2会場で開催予定です。
来年からの経営を考える際の一助にもなります。
ぜひ足をお運びください。
名物商品開発とSNS活用で観光客の取り込みに成功した老舗洋食店
【地方の飲食店向け】外食ビジネス業績アップセミナー2024】
日程1:2024/01/18 (木) 14:00~16:30@船井総合研究所 東京本社
日程2:2024/02/08 (木) 14:00~16:30@船井総合研究所 大阪本社
・ご参加料金
1.一般価格 18,000円 (税込 19,800円)/ 一名様
2.会員価格 14,400円 (税込 15,840円)/ 一名様
このセミナーは終了いたしました。最新のセミナー,資料はこちらになります。
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