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飲食店舗で必要なマネジメントとは?①

サービス業の現場で必要な取り組みとして「マーケティング」と「マネジメント」があげられます。マーケティングは集客を目的とした戦略立案を実行することで、マネジメントはマーケティングを成功に導くための要因分析(現状把握)であり、主にヒト・モノ・カネの管理といわれています。
「ヒト」人材管理(採用、教育、評価)
「モノ」主に商品管理(在庫、原価、粗利、ABC分析、出数動向)
「カネ」収益含む数値管理(売上、利益、原価、人件費、KPIなどの予実管理)

マネジメントの流れを整理すると以下のようになります。
①予実管理(確認)⇒②現状分析(要因分析)⇒③優先順位を決めてPDCAを回す

①予実管理(確認)について

最初に予算と実績のギャップを確認します。店舗マネジメントにおいて最も重要ともいえるのが予算管理です。予算(=目標)達成するために具体的にどのような取り組みをすべきかを考えてみましょう。
例えば、売上予算達成のために集客をするのか、単価アップをするのか。その計画に対して具体的にどのような行動(営業)をするのかを実現可能レベルで現場に落とし込むことが大切です。客数アップの取り組みとしてSNSフォロワーを増やすのか、もしくはLINE会員を獲得するのであればどのように仕掛けるのか。その方法までしっかりと計画して実行できるようにする必要があります。

②現状分析(要因分析)について

マネジメント脳になるいちばんの訓練は「要因分析」をすることです。

結果に対して、なぜその結果になったのか?その原因を追究することが大切です。
予算(目標)達成したからOKではなく、なぜ予算(目標)が達成できたのか?
予算(目標)未達成の場合、なぜ達成できなかったのか?
好調要因、減少要因の両側面で分析します。

好調要因は成功事例としてノウハウ化し、社内(他店舗)へ横展開できるかも検討しましょう。また、好調な点をさらにブラッシュアップできないか?もっと予算を上回れないか?その方法を模索する思考を習慣づけましょう。未達成を達成させようと努力するより、達成できた事項をさらに最大化させる方が予算(目標)達成の可能性が高まります。
減少要因には再発防止の対策が必要です。何が足りなかったのか?タイミング(時期)が悪かったのか?など、未達成時には達成できなかった理由が必ずあるはずです。
「今回はダメだった」で終わらせるのではなく、同じ失敗を繰り返さないように分析することを習慣づけましょう。

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盛りだくさんの内容となっておりますので、繁忙期に向けて、
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1.オリエンテーション
2.店長に求められるマネジメントの考え方
  ・店長の役割とは何か?店長に求められるリーダーシップの考え方
  ・店長に求められるマネジメントの考え方
  ・部下を動かすための時間の作り方と、ミーティングと面談の違い
  ・メンバーを動かすコミュニケーションとモチベーションアップへの取り組み
3.店長に求められるマネジメントの考え方
  ・目標達成のための計画づくりとPDCAの考え方
  ・店長が必ず頭に入れておきたい原理原則の考え方
  ・店長が学ぶべきマーケティングの考え方
  ・店長としての必修科目「業績アップの手法と計数管理」
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