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飲食店舗で必要なマネジメントとは?②

サービス業の現場で必要な取り組みとして「マーケティング」と「マネジメント」があげられます。マーケティングは集客を目的とした戦略立案を実行することで、マネジメントはマーケティングを成功に導くための要因分析(現状把握)であり、主にヒト・モノ・カネの管理といわれています。
「ヒト」人材管理(採用、教育、評価)
「モノ」主に商品管理(在庫、原価、粗利、ABC分析、出数動向)
「カネ」収益含む数値管理(売上、利益、原価、人件費、KPIなどの予実管理)

マネジメントの流れを整理すると以下のようになります。
①予実管理(確認)⇒②現状分析(要因分析)⇒③優先順位を決めてPDCAを回す

本日は、③優先順位を決めてPDCAを回す
について、お話をさせていただきます。

③優先順位を決めてPDCAを回す

これまで上記でお伝えしていたことが、実はそのままPDCAとなります。
「P」計画を立てる
 予算(目標)設定し、達成(実現)に向けて具体的な行動計画を立てる
「D」実行する
 全員参画型でまずはやってみる。素直に実行することが大切です。やらなければ何も始まりません。失敗しても学びはあります。
「C」確認する
 実行してみてどのような結果になったのか、要因分析もしっかりと行いましょう。やったらやりっぱなしで終わるのではなく、成果が出ても出なくても、原因を追究するクセを身に付けましょう。
「A」修正する/改善する
結果が良くても、さらにブラッシュアップする計画を立て直します。結果が悪いときは再発防止策を講じて修正し、改善策を考え、必ず再実行しましょう。

計画(P)を立てるときには必ず実施期間(1か月単位なのか1週間単位なのか)を決めます。目的達成のために最も重要なのはスケジュール管理の徹底といっても過言ではありません。
思い付き、行き当たりばったりからは良い結果は生まれません。

マネジメント業務の時間をしっかりと確保し、PDCAを確認するルーティンを身に付けることでマネジメント力は蓄積されていきます。
これは人材育成でも同じです。
例)
・育成計画(いつまでにどのレベルになって欲しいか)を立て、シフト作成時にトレーナーを決めて実行する
・トレーニング後の振り返りを実施して成果と反省をOFF-JTする
・次回トレーニング向けて準備する

このように、マネジメントを徹底させる手段としてPDCAは有効な取り組みです。
ぜひ上記を参考にマネジメント力を高め、成果につなげていただければと思います。

【10月22日開催】飲食店向け店長研修開催のご案内

本内容を詳しく、実践方式で説明いたします。
盛りだくさんの内容となっておりますので、繁忙期に向けて、
ぜひ店長力をアップさせる機会として頂けますと幸いです。

1.オリエンテーション
2.店長に求められるマネジメントの考え方
  ・店長の役割とは何か?店長に求められるリーダーシップの考え方
  ・店長に求められるマネジメントの考え方
  ・部下を動かすための時間の作り方と、ミーティングと面談の違い
  ・メンバーを動かすコミュニケーションとモチベーションアップへの取り組み
3.店長に求められるマネジメントの考え方
  ・目標達成のための計画づくりとPDCAの考え方
  ・店長が必ず頭に入れておきたい原理原則の考え方
  ・店長が学ぶべきマーケティングの考え方
  ・店長としての必修科目「業績アップの手法と計数管理」
4.まとめ講座

~店長の仕事・基本研修2024~

店長の仕事・基本研修2024
【セミナー概要】
・日程:
①2024年10月22日 (火) 10:00~12:30
②2024年10月22日 (火) 14:30~17:00
・会場:船井総合研究所 東京本社(八重洲)
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲
・費用
 ・一般価格 30,000円 (税込 33,000円)/ 一名様
 ・会員価格 24,000円 (税込 26,400円)/ 一名様

セミナー詳細・申込はこちらから>

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