MENU
船井フードビジネス.com

外食・中食ビジネス
売上アップコンサルティング
関連コラム

龍ノ巣ホールディングス社長登壇‼6月度フードビジネス研究会講座を一部公開

いつもコラムをご愛読いただきありがとうございます。
船井総合研究所の西尾です。

6月23日(水)に、弊社にて『居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会』、
『焼肉ビジネスモデル経営研究会』が開催されました。

今回は、研究会のポイントを皆様にご紹介いたします。

【目次】

1. 『居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会』、『焼肉ビジネスモデル経営研究会』とは?
2. ゲスト講座の概要
3. 船井総研コンサルタントによる最新事例徹底解説‼
3-1. これからの飲食店経営のマネジメントポイントとは?
3-2. 現代の組織に求められている人材とは?
3-3. 低投資早期回収を実現する焼魚弁当専門店
3-4. 年商1億円も可能‼ 時流の餃子専門店ビジネスモデル解説
3-5. 競争力が増す焼肉業態の集客ポイント
4. 全国の飲食店経営者様による事例共有会
5. 次回研究会のご案内

 

 

1.『居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会』、『焼肉ビジネスモデル経営研究会』とは?


居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会、焼肉ビジネスモデル経営研究会とは
全国から同じ業種・ビジネスモデルの経営者が集い、学び合う場のことです。

当研究会では、全国の同じ業態を展開する経営者様とお互いに成功事例やお悩みを共有し合い、
「師と友づくり」を行っていただけます。

 

▼▼研究会の詳細はコチラ▼▼
❏居酒屋ビジネスモデル経営研究会

居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会のご案内

 

❏焼肉ビジネスモデル経営研究会

焼肉ビジネスモデル経営研究会のご案内



 

2.ゲスト講座の概要


今回の研究会では、株式会社龍ノ巣ホールディングス 代表取締役大将 畑 博貴 氏に
ご講演していただきました。

畑 博貴 氏は2002年に「焼肉ホルモン 龍の巣」を展開する有限会社龍ノ巣を設立し、
その後、龍ノ巣の卸会社である龍インターナショナルと合併し、ホールディングス化されました。
創業当初から、お客様に喜んで貰う事を第一に、
現在では、焼肉店を関西・関東・福岡に1代で17億12店舗の展開を達成している企業様です。

業態面
一般的な飲食店ではベストセラー店舗になることを目指します。
しかし、「焼肉ホルモン 龍の巣」の場合は店舗開発の際、
『ロングセラー』を目指すことを意識されたそうです。
ロングセラー店舗を実現するには、脇役商品の存在が重要だと考えられているようで
「焼肉ホルモン 龍の巣」の場合は「かすうどん」を脇役のポジションに
置いているそうです。
強い脇役商品の存在こそ、店舗をロングセラーに導くカギと言えるでしょう。

人材面
龍ノ巣ホールディングスでは「飲食業界の地位向上」を目標に掲げており
大きく以下3つの体制づくりをされていました。
①働く従業員が安心して働ける環境の仕組み作り
・賃金向上(店長年収1000万円を目指す)
・正社員比率アップ(正社員を増加させることによりクオリティの高い店舗運営が可能)
・アルバイトの少数精鋭(紹介制度の導入)
②集団として連帯感を高めるための仕組み作り
・横を意識した組織体制構築(地域ごとに1つの村として協力ながら営業)
③世間から認められる存在になる為の仕組み作り
・『RYUNOSU GINZA LAB.』の開設(社内外の集まれる共有スペース)
・自己申告制の評価制度

優秀な社員を採用し、労働環境の整備×育成をすることで
社員の定着率向上を実現させ、店舗運営のクオリティを向上させることが可能になります。
つまり、社員満足度を上げることで同時進行で業績アップも実現することができるのです。
『業態開発』と『マネジメント』の両輪を回していくことが大切です。

 

 

3.船井総研コンサルタントによる最新事例徹底解説‼


3-1. これからの飲食店経営のマネジメントポイントとは?

講師:船井総研 フード支援部 マネージャー 石本泰崇

ポイント
龍の巣ホールディングス様から学ぶ人材を主とした経営のポイントとしては、
①採用戦略
②育成戦略
③組織戦略
上記の3つと考えられます。
明確な経営理念の基、自社の立ち位置を理解し、原理原則に沿ったマネジメントの施行がポイントです。

人員不足により、目の前の仕事の欠員補充が困難な時代となりました。
目指す経営計画に合わせて人材採用と育成計画を先行して行うことが必要です。
「変化対応型組織の構築」がこれからの組織戦略のキーワードであると言えるでしょう。

 

3-2. 現代の組織に求められている人材とは?

講師:船井総研 フード支援部 コンサルタント 金山大輝

ポイント
コロナを経た現在において、変化対応型組織へのアップデートが求められます。
現代の組織において求められる人材は、
以前までの「答えが既にある社会」での情報処理力を持つ人材ではなく、
常には答えがない社会で情報収集力が必要とされる「修正主義」です。

時代に適応した組織を構築してくために、採用と育成の2つに対して、モデル事例や原理原則に沿ってアプローチして進めていくことが必要です。

 

3-3. 低投資早期回収を実現する焼魚弁当専門店

講師:船井総研 フード支援部 アソシエイト 小島佑太

ポイント
焼魚弁当専門店のビジネスモデルの特徴としては、以下のような点が挙げられます。
・低投資での出店が可能
・からあげ専門店などに比べると、参入障壁が高い
・アイテム・商材数が少ないため在庫リスクが低い
・旬の魚を焼くだけの運営効率の高さ
・プレハブや小屋でよりローコストでの出店が可能
・高齢者も集客でき、客層の幅が広い

郊外ロードサイドで、低投資で始められるビジネスモデルを探されている方は要注目のビジネスモデルです。

 

3-4. 年商1億円も可能‼ 時流の餃子専門店ビジネスモデル解説

講師:船井総研 フード支援部 シニアアソシエイト 玉利信

ポイント
餃子の市場は、過去10年間成長中であり、コロナによる中食需要の高まりも踏まえて、今後も伸びていくと想定されます。

いま、注目の餃子ビジネスモデルとしては、
①、初期投資を抑えた形で進められる5坪で始められる超小坪モデル
②、餃子とからあげなどの2つの専門店によるより大きな市場を取り込むビジネスモデル
③、店内飲食とお持ち帰専門店の2毛作モデル
などが挙げられます。

また、これら3つのビジネスモデルを組み合わせることで、年商1億円も目指すことが可能です。

 

3-5. 競争力が増す焼肉業態の集客ポイント

講師:船井総研 フード支援部 コンサルタント 岡本星矢

ポイント
昨今、注目を集めている焼肉業界のビジネスモデルとして、ひとり焼肉業態や和牛をお値打ち価格で提供するビジネスモデルがあります。

ポイントとしては商品力はもちろんのこと、価格力(コストパフォーマンス)が重要です。
また、ディナーだけでなくランチでも売上をあげられるように、集客できる商品構成にする必要があります。

焼肉店の出店は続いています。競争が激化する中で、中長期的に集客できる業態にしていくためには、お客様に「コストパフォーマンス=価値/価格」訴求をすることが重要です。

船井総研がご支援している企業様も
多くの焼肉店舗を新規出店されています。
また、年内に10店舗新たに出店予定です。

 

4.全国の飲食店経営者様による事例共有会


事例共有会とは、研究会の場において会員企業である飲食店経営者様同士で、
各企業様で取り組んできた様々な事例をお互いに情報交換する会です。

今回は
⑴社内で取り組んでいる社員、PAの育成
⑵直近で取り組んでいる販促
について事例を共有しました。

社内で取り組んでいる社員、PAの育成に関しては
スキルチェック表を作成し、3ヶ月スパンでスキルチェックを実施し
昇給できる仕組みを作っている企業様や
毎月個人面談を実施し、従業員同士でコミュニケーションを
取っている企業様がいらっしゃいました。

また、事例共有会の全体を聞いていると
会社のクレドや経営理念を社員に浸透できているのか不安であったり
社員の定着率についてお悩みになっている
企業様が多くいらっしゃいました。

今後、人手不足が考えられる中で
優秀な社員の採用、早期育成、定着は
キーワードになってくると考えられます。

ぜひ、他社様の成功事例を元に自社に落とし込んでいただきたいと思います。

 

 

5.次回研究会のご案内


さて、このように2021年6月度研究会も
学びの多い1日になりました。

ぜひ明日から、皆さまの今後の経営判断の一助となれば幸いです。

次回の研究会は8月25日(水)です。

居酒屋・バルビジネスモデル経営研究会、焼肉ビジネスモデル経営研究会に
ご興味のある方は、1社につき1回まで参加可能な【無料お試し参加】がございます。
下記のリンクにアクセス後、『お試し参加をしてから入会を検討する』に☑をしていただくと
無料お試し参加していただくことが可能です。

 

ご応募は下記から!

▼▼居酒屋・バルビジネスモデル経営研▼▼

https://www.funaisoken.co.jp/form/study?contact_number=036594&_ebx=64361cgke.1593761933.7fs09lx#_ga=2.199821229.2041240744.1619150976-889273563.1619150976
 

▼▼焼肉ビジネスモデル経営研▼▼

https://www.funaisoken.co.jp/form/study?contact_number=036594&_ebx=64361cgke.1593761933.7fs09lx#_ga=2.199821229.2041240744.1619150976-889273563.1619150976


 

テーマやゲスト講師は、本コラム・メルマガにて発表致します。
近日公開予定ですので、ぜひチェックしてください。


 
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~

 
外食業界時流予測レポート2022を無料ダウンロード!


アバター画像

担当者

外食・中食ビジネスチーム

船井総合研究所の外食専門コンサルティングチームです。
新ビジネスモデルの提案、新規出店、リニューアル、集客、人材採用、評価制度構築、FC本部構築など、飲食店に専門特化したご提案をさせていただきます。

お電話・Webからお問い合せ可能

0120-958-270受付時間 平日9:45~17:30 Webはこちらから

タグ一覧