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【事例解説】異業種参入で立ち上げたコーヒーとクロワッサンの専門店が月商500万超えのヒット!

もともと介護福祉事業を本業としていた福井市内の会社さまが、2024年5月末にコーヒーとクロワッサンの専門店をオープンし、月商500万円超え・Instagramフォロワー数5,000名超えの、地域で話題のお店となっています。

街にないおしゃれなお店であることから、会社として若い人材の獲得に成功し、既存事業の社員も良い影響を与えているようです。また、就労支援事業とも組み合わせることで、既存事業のスタッフの仕事を一部担うことで業務負担を減らしつつも、障がいのある方にも働く場所を提供し、地域の発展に貢献していくとのことです。

新規参入は失敗してしまうことも多い中で、なぜ本業が外食事業をやっていない会社が、はじめてのフードビジネスで成功しているのでしょうか?

それは、“やることを絞り込んだから”です。
・店内に座って飲食するのが中心の「カフェ」ではなく、ドリンクやクロワッサンのテイクアウトとして提供するスタイルに特化したこと。
・ドリンクはメニュー数を絞り込んで、強みとなるスペシャルティコーヒーメニューが中心の体制で営業に臨んでいること。
・パン生地はデニッシュ生地のみに絞り込み、そのデニッシュ生地を軸にしてスイーツ系から食事系のパンにまで広げることで品揃え感を演出していること。
・デニッシュ生地は自社で製造せず、冷凍生地を仕入れることで、焼き方の工夫などを中心に試作を繰り返すことができたおかげで、高品質なパンを提供できていること。
・販促は、メディアやインフルエンサーを活用した手法に集中し、店舗がオープンする前から認知を獲得できたこと。
などが主な要因です。

この冬から、新たに就労支援事業と、コーヒー焙煎機を導入した自家焙煎もスタートします。そうすることで、事業全体の生産性も高めながら、コーヒーの専門性も高めていき、小売や卸を強化していくことでさらに業容を拡大していくとのことです。

異業種参入にも関わらず、着実に新規で立ち上げたフードビジネスを成長させることに成功している、福井市の有限会社すのうどろっぷ様を特別ゲスト講師にお招きしたセミナーを2025年2月末に開催いたします。

特に、外食が本業でない会社さんにとっての失敗しやすいポイントや、異業種参入企業ならではの視点なども解説するセミナーになっております。ぜひご参加ください。

==フードビジネス参入セミナー==

・日時:2025/02/26 (水)
・会場:サステナグローススクエアTOKYO
    東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー
・料金:一般価格 30,000円 (税込 33,000円)/ 一名様、会員価格 24,000円 (税込 26,400円)/ 一名様

セミナー詳細・申込はこちらから>

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担当者

リーダー代行

玉利 信たまり まこと

「外食の楽しさを伝える」という使命のもと、船井総研に入社。
1店舗~年商50億規模の外食企業まで、全国のカフェや居酒屋などの外食業を中心にコンサルティングを実施。直近は「コーヒー専門店」や「カフェ」の立ち上げや活性化を通して事業成長をしていくためのコンサルティングを多く手掛けている。
新規開業・店舗開発から、既存店リニューアル(メニュー、店頭、販促など)まで一気通貫で経営支援を行っている。特に数値分析を基にしたコンサルティングによって、大手企業や異業種からの外食業界参入企業からも支持されている。

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