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成長著しいハンバーガー市場における戦い方

―低価格か、プレミアム感か、戦うのに有効なのは・・・―
 
目次

  • style="color: #000000;">◆なぜハンバーガー業態がコロナ禍で好調なのか

  • style="color: #000000;">◆ハンバーガー市場における実際の戦い方とは

  •  

  • ◆なぜハンバーガー業態がコロナ禍で好調なのか


    コロナ禍において、外食企業にとって常に厳しい状況が続いたことで、事業再構築補助金の活用を含めたテイクアウト・デリバリー専門店や通販、冷凍食品など、業態転換や新規参入することを目にすることが多くなりました。

     
    中でも、成長市場なのがハンバーガー業態です。
    「ブルースターバーガー」や「BEXバーガー」などのテイクアウト専門店のほか、ロイヤルホストや鳥貴族など、チキンをメインにした外食中堅・大手企業からの新規参入も話題になっています。
     

    新規参入だけでなく、既存ハンバーガーチェーンであるドムドムハンバーガーも、プレミアムブランドとなる新業態「TREE&TREE’s」を開業するなど、ハンバーガー業態への注目度は日々高まっております。
     

    ではなぜハンバーガー業態がコロナ禍で好調なのでしょうか?
    その理由は業態の特徴である
    ①テイクアウトやデリバリーなどの中食需要に強い
    ②食事性の高い業態であるためコロナの影響を受けづらい
    ③パーソナルからグループ・ファミリーまで幅広い客層にリーチできる
    ④相対的にマーケットが確立されているため、郊外エリアでも展開することが可能

    という4点が挙げられます。
     

    ◆ハンバーガー市場における実際の戦い方とは


    現在のハンバーガー市場は
    ①低価格・ハイコスパのハンバーガー業態
    ②プレミアム感の高いグルメバーガー業態
    と分類されております。
     

    ①はマクドナルドが占有しているなか、ハイコスパ化で差別化している企業が多いマーケットで、②は単価1,000円以上で、カフェ&バー系の業態が多いマーケットとなっています。
     

    ①と②は明確に客層が異なっております。①の市場はブルーオーシャンのように語られがちですが、ローカルに行くほどマクドナルドの影響力が強くなるマーケットなので、商品のみで支持されることは難しく、差別化が困難です。
     

    そのため、②のグルメバーガー市場のなかで、他店のプレミアムバーガーと差別化するという戦い方が非常に有効になります。
    また、グルメバーガーはプレミアム感による付加価値をつけやすいため、コロナ禍でもテイクアウト・デリバリーされるような目的性を作ることができ、それによって外販売上を加速させることができたという企業もいます。


      

    今回は、ハンバーガー市場における戦い方について述べさせていただきました。
    次回は、実際にハンバーガー市場に参入し、上記の通りグルメバーガー業態を開発して業績が急成長した企業の事例をご紹介します。

     
    ◎次回のコラムはこちら
      
    ハンバーガー市場に参入をお考えの経営者の方、
    今回のコラム内容が気になる方は、下記よりお気軽にご相談下さい。ご連絡をお待ちしております。

    経営相談窓口【無料】
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▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
href="https://food-business.funaisoken.co.jp/column/featured-restaurant-new-business-model-case-commentary/?type=biz-eat_out">注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~

 
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担当者

マネージャー

石本 泰崇いしもと やすたか

十数年間飲食業の現場でキャリアを積んだ後、船井総合研究所に入社。

上場外食企業のスーパーバイザー、最年少での営業部長就任、130名以上のメンバーのマネジメント実績を活かし、人事評価制度、人材採用、人材開発・育成(教育)プランの提案を得意とする。
現場と経営者の双方の意見を融合させての改善提案や業績向上プラン、即時経費削減プランを具現する。

最近では特に人事評価制度導入により、人を育てて、業績アップを実現させるスキームの導入から運用までの依頼が多い。

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