国内最大級の経営コンサルティング会社の「フードビジネス専門サイト」
外食・中食ビジネス
カフェ
関連コラム
【カフェ集客術】Instagramの活用法
皆さん、こんにちは。
船井総研フード支援部の玉利です。
船井総研フード支援部では、カフェ経営に関するご相談も数多く頂き、実際に私も複数社のカフェの業績アップをお手伝いさせていただいています。
その中で必ずテーマになるのが、
InstagramをはじめとするSNSの活用法です。今回は、カフェ集客において特に大事なInstagramにおいて、フォロワー数のひとつの目安となる1000人超えをしているアカウントを2つ、そして3000人間近まで迫っているアカウント1つの、合計3店舗のInstagramにおける活用法の中から、すぐに実践できるポイントを抜粋して解説していきます。
Instagramをこれからはじめる方によくお伝えしているのが、Instagramは”ゆるい会員制度”であるということです。お客様も店舗側も無料で始められます。お客様は好きなタイミングで投稿をチェックしたり、お店とコミュニケーションを図ることができますし、お店側はお客様をそこまで縛ることなく、発信していくことができます。
ここで大事なるのが「Instagramを見ている方は、飲食店を探しているわけではない。」ということです。よく「Instagramで発信していきましょう!」ということが経営会議で決定されると、頑張ってお店の”宣伝”をたくさん投稿してしまうケースがあります。お店の魅力を発信したい気持ちは分かりますが、Instagramを見ている方は”スキマ時間に””何気なく”Instagramを見ているのです。「うちに来てください!」という”宣伝”は、見たい内容とのギャップがある=見られなくなります。大事なのは、思わず読みたくなるような投稿です。
それでは、思わよず読みたくなるような投稿とはどのような投稿内容でしょうか?
専用の分析ツールでいいね数や保存数が多い投稿を見てみると、「お店独自の強み」をしっかりとお客様に伝わるように噛み砕いて表現している投稿は、お客様からの反応も良い(≒いいね数や保存数が多い)です。
例えば、オーガニックの食材を扱っている店舗は、食材に対するこだわりを写真とかんたんな文章で解説しつつ、それがどのようにカラダに良いかまで噛み砕いて説明する。砂糖を使わない、あるいはきび糖やビートなどを使ったスイーツを提供している店舗では、どうして精製された砂糖を使うと良くないかというひと言も添えて、投稿すると「健康に興味はあるけど、あまり難しいことは分からないビギナーのお客様」でも、興味のある分野について学びつつ、お店のコンセプトを体験できるいいきっかけになります。そうすると、うちのコンセプトを理解してくれるお客様の裾野が広がることに繋がる=こんど行ってみようかなとなるのです。
他には、コンセプトに紐づく店舗空間における強み(子連れママでも過ごしやすい、テラス席で密が気にならない、コンセント付きのカウンターがあるから勉強やリモートワークにも最適、、など)や、時には店舗の内容とは全く関係ない話(季節の話や地域の行事など)も、定期的に投稿を見たくなる内容として良いです。
ハッシュタグは、まだフォローしていないお客様と接点を持つために、大事な施策のひとつです。まず絶対入れておきたいのが「地名+カフェ」です。これは、カフェを探している方に直接届くハッシュタグです。都道府県名、市町村名、地域名など、いくつかのパターンで入れましょう。また、直近では、「地名+テイクアウト」での検索も引き合いが強くなっています。飲食店を探すサイトやアプリはたくさんありますが、テイクアウトができる店舗の探し方は、まだまだ確立されていません。Instagram経由で検索する方も多いので、ぜひ投稿内容に合わせて入れてみましょう。
また、お店の独自の強みとなるキーワードも、地名との組み合わせでも入れましょう(オーガニック、キッズ、テラス、、、)。日々コンサルティングをしていると、社長や店長は強みだと思っていなかった部分が、意外とその地域の中では、あるいはカフェ業界の中では強みとなっていた、というケースも多々あります。自社の強みを客観的に捉える工夫も合わせてやってみてください。
InstagramやSNSの運用が得意な方(抵抗感が無い方)が社員さんでいれば、その方にSNS担当として活躍してもらいましょう。しかしながら、社員数が少なく、店長の年齢が高い場合などは、ぜひ運用担当をパート、アルバイトさんに任せてみてください。大学生のアルバイトさんや、パートの主婦の方は、個人でSNSを普段から触っているので抵抗感がなく、時には上手に投稿をしている方もいます。ぜひ得意な方に投稿自体は任せてみてください。その際に、最低限のマナーや投稿内容の間違いなどの確認は、店長や社員さんがしっかりと行う、という流れを組んでください。
そして、まずは週イチ、あるいはその方が出勤したときに10分ほど時間を取って、、、などという定期的に投稿するサイクルを作ってみましょう。そうすることで、1・2ヶ月もすれば、うまくサイクルが回り始めます。ぜひ、試してみてください。
今回はSNS活用の中でも大事なInstagram。その中でも初級編の内容を中心にお伝えしました。
今後はカフェのSNS活用の応用編となる
・インフルエンサーマーケティングのポイント
・リポストによる第三者訴求のポイント
・口コミやDMへの返信方法
なども解説していきます
========================================
カフェに関連する無料ダウンロード冊子はこちらから
========================================
また、船井総研フード支援部では、カフェ経営や店舗展開に関する経営相談も随時無料で行っております。
▼初回無料で飲食店の経営に関するご相談を承っています。
↓お申込みはこちらをクリック↓
オンラインか、あるいは状況に応じて現地へのご訪問も可能です。ぜひ活用いただければと思います。
▼飲食店の経営に関する最新情報はメールマガジンで発信しています。
↓お申込みはこちらをクリック↓
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~
▼外食業界時流予測レポート2022を無料ダウンロード!▼
船井総研フード支援部の玉利です。
船井総研フード支援部では、カフェ経営に関するご相談も数多く頂き、実際に私も複数社のカフェの業績アップをお手伝いさせていただいています。
その中で必ずテーマになるのが、
InstagramをはじめとするSNSの活用法です。今回は、カフェ集客において特に大事なInstagramにおいて、フォロワー数のひとつの目安となる1000人超えをしているアカウントを2つ、そして3000人間近まで迫っているアカウント1つの、合計3店舗のInstagramにおける活用法の中から、すぐに実践できるポイントを抜粋して解説していきます。
1.【初級編】Instagram活用の目的
Instagramをこれからはじめる方によくお伝えしているのが、Instagramは”ゆるい会員制度”であるということです。お客様も店舗側も無料で始められます。お客様は好きなタイミングで投稿をチェックしたり、お店とコミュニケーションを図ることができますし、お店側はお客様をそこまで縛ることなく、発信していくことができます。
ここで大事なるのが「Instagramを見ている方は、飲食店を探しているわけではない。」ということです。よく「Instagramで発信していきましょう!」ということが経営会議で決定されると、頑張ってお店の”宣伝”をたくさん投稿してしまうケースがあります。お店の魅力を発信したい気持ちは分かりますが、Instagramを見ている方は”スキマ時間に””何気なく”Instagramを見ているのです。「うちに来てください!」という”宣伝”は、見たい内容とのギャップがある=見られなくなります。大事なのは、思わず読みたくなるような投稿です。
2.【初級編】Instagramの投稿内容の考え方
それでは、思わよず読みたくなるような投稿とはどのような投稿内容でしょうか?
専用の分析ツールでいいね数や保存数が多い投稿を見てみると、「お店独自の強み」をしっかりとお客様に伝わるように噛み砕いて表現している投稿は、お客様からの反応も良い(≒いいね数や保存数が多い)です。
例えば、オーガニックの食材を扱っている店舗は、食材に対するこだわりを写真とかんたんな文章で解説しつつ、それがどのようにカラダに良いかまで噛み砕いて説明する。砂糖を使わない、あるいはきび糖やビートなどを使ったスイーツを提供している店舗では、どうして精製された砂糖を使うと良くないかというひと言も添えて、投稿すると「健康に興味はあるけど、あまり難しいことは分からないビギナーのお客様」でも、興味のある分野について学びつつ、お店のコンセプトを体験できるいいきっかけになります。そうすると、うちのコンセプトを理解してくれるお客様の裾野が広がることに繋がる=こんど行ってみようかなとなるのです。
他には、コンセプトに紐づく店舗空間における強み(子連れママでも過ごしやすい、テラス席で密が気にならない、コンセント付きのカウンターがあるから勉強やリモートワークにも最適、、など)や、時には店舗の内容とは全く関係ない話(季節の話や地域の行事など)も、定期的に投稿を見たくなる内容として良いです。
3.【初級編】ハッシュタグの付け方
ハッシュタグは、まだフォローしていないお客様と接点を持つために、大事な施策のひとつです。まず絶対入れておきたいのが「地名+カフェ」です。これは、カフェを探している方に直接届くハッシュタグです。都道府県名、市町村名、地域名など、いくつかのパターンで入れましょう。また、直近では、「地名+テイクアウト」での検索も引き合いが強くなっています。飲食店を探すサイトやアプリはたくさんありますが、テイクアウトができる店舗の探し方は、まだまだ確立されていません。Instagram経由で検索する方も多いので、ぜひ投稿内容に合わせて入れてみましょう。
また、お店の独自の強みとなるキーワードも、地名との組み合わせでも入れましょう(オーガニック、キッズ、テラス、、、)。日々コンサルティングをしていると、社長や店長は強みだと思っていなかった部分が、意外とその地域の中では、あるいはカフェ業界の中では強みとなっていた、というケースも多々あります。自社の強みを客観的に捉える工夫も合わせてやってみてください。
4.【初級編】おすすめの運用方法
InstagramやSNSの運用が得意な方(抵抗感が無い方)が社員さんでいれば、その方にSNS担当として活躍してもらいましょう。しかしながら、社員数が少なく、店長の年齢が高い場合などは、ぜひ運用担当をパート、アルバイトさんに任せてみてください。大学生のアルバイトさんや、パートの主婦の方は、個人でSNSを普段から触っているので抵抗感がなく、時には上手に投稿をしている方もいます。ぜひ得意な方に投稿自体は任せてみてください。その際に、最低限のマナーや投稿内容の間違いなどの確認は、店長や社員さんがしっかりと行う、という流れを組んでください。
そして、まずは週イチ、あるいはその方が出勤したときに10分ほど時間を取って、、、などという定期的に投稿するサイクルを作ってみましょう。そうすることで、1・2ヶ月もすれば、うまくサイクルが回り始めます。ぜひ、試してみてください。
今回はSNS活用の中でも大事なInstagram。その中でも初級編の内容を中心にお伝えしました。
今後はカフェのSNS活用の応用編となる
・インフルエンサーマーケティングのポイント
・リポストによる第三者訴求のポイント
・口コミやDMへの返信方法
なども解説していきます
========================================
カフェに関連する無料ダウンロード冊子はこちらから
========================================
また、船井総研フード支援部では、カフェ経営や店舗展開に関する経営相談も随時無料で行っております。
▼初回無料で飲食店の経営に関するご相談を承っています。
↓お申込みはこちらをクリック↓
オンラインか、あるいは状況に応じて現地へのご訪問も可能です。ぜひ活用いただければと思います。
▼飲食店の経営に関する最新情報はメールマガジンで発信しています。
↓お申込みはこちらをクリック↓
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~
▼外食業界時流予測レポート2022を無料ダウンロード!▼
タグ一覧
- ★人手不足(94)
- ★収益性(106)
- ★新規事業(88)
- ★生産性(93)
- HACCP(1)
- web(88)
- インバウンド(9)
- カフェ(51)
- コスト削減(84)
- スマホ対応(4)
- テイクアウト(12)
- ビジネスモデル(5)
- ブランディング(11)
- ロボット(2)
- 中華・ラーメン(43)
- 事業承継(1)
- 人手不足(2)
- 人材(3)
- 人材採用・教育(6)
- 人材教育・評価制度(57)
- 働き方改革(26)
- 出店(57)
- 出店・リニューアル(108)
- 利益・収益UP(112)
- 和食店(3)
- 宅配・デリバリー(233)
- 寿司・海鮮(52)
- 居酒屋(74)
- 店舗内装工事(1)
- 後継者育成(1)
- 必要資金と資金調達(1)
- 採用(57)
- 新型コロナ対応(18)
- 新業態(107)
- 新規開業・開店(6)
- 業態別飲食店の開業から販促までのポイント(5)
- 業績改善・売上UP(5)
- 焼肉(83)
- 物流(1)
- 物流・配送(9)
- 生産性(1)
- 畜産(1)
- 目標(9)
- 看板・デザイン(1)
- 石本 泰崇(1)
- 立地・物件探し(1)
- 給食(15)
- 菓子・パン(16)
- 衛生(1)
- 補助金(3)
- 観光(8)
- 計画・目標(35)
- 農業(7)
- 配送(3)
- 集客(1)
- 集客(109)
- 顧客管理(18)
- 食品(4)
- 食品メーカー・卸(15)
- 食品小売り(17)
- 飲食店(31)
- 飲食店の事業計画書(1)
- 飲食店の運営ノウハウ集(9)
- 飲食店開業のノウハウ集(3)
まずは無料でご相談ください