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外食・中食ビジネス
コラム仮
これからは「事前予約」がスタンダードに!? 食関連企業で進む「テイクアウト専用 事前予約システム・アプリ」導入の動き
◆成長トレンドにある中食マーケット
今、食関連ビジネスの中で
最も成長性が高いと言われているのが、
いわゆる「テイクアウト」や「デリバリー」を中心とした
中食領域のビジネスです。
既にご存知の方も多いかと思いますが、
昨年5月に日本惣菜協会が発刊した
『2018年版惣菜白書』によると、
惣菜や弁当などに代表される「中食」の市場規模が、
2017年に初めて大台の10兆円を超えたとされています。
共働き世帯の増加や未婚率の上昇、
個食ニーズの増加に加えて、
今年10月に予定されている
軽減税率制度の導入も相まって、
今後ますます国内の中食マーケットが
拡大していくことが予測されます。
◆事前予約システム・アプリの導入事例が続々
そんな中で現在特に顕著なのが、食関連企業による
「テイクアウト専用の事前予約システム・アプリ」
の導入に関する動きです。
例えば、大手牛丼チェーンの松屋フーズでは、
「松弁ネット」という弁当の事前予約サイトを展開しています。
(https://bento.matsuyafoods.co.jp/matsuben-net/)
このサイトでは、
「待たずに買える!ポイント貯まる!」
というコピーが表す通り、
松屋・松のや・松乃屋の各業態の商品を
店舗での商品受け取り前に予約することができます。
また、「松弁ネット」で事前予約をすると、
購入金額100円毎に1ポイントが加算される
仕組みとなっています。(※2019年3月13日現在)
また、別企業の事例としては、
餃子専門チェーンの大阪王将が
「Web版 餃子サークル」という自社サイト内に
テイクアウトオーダー機能を搭載しており、
デリバリーも含めた中食対応強化の動きが見て取れます。
その他にも、最近では東京都内を中心に
テイクアウト専用の事前予約・決済アプリが
次々とリリースされており、
今後は他の地域への導入も
徐々に進んでいくものと思われます。
◆事前予約システム・アプリを通じた問題解決
これらの動きを中食事業者側の観点から見れば、
テイクアウト専用の事前予約システム・アプリを導入することで、
・店舗での商品受け渡し時にお客様を長時間待たせずに済む
・お客様への受け渡し時間に合わせて調理をするため、「出来立て」の商品を提供することができる
・テイクアウト比率を高めることで配送機会を減らすことができ、結果として生産性アップを実現できる(※デリバリー事業者の場合)
これらのメリットを享受することができます。
「お客様を長時間待たせてしまう」
「冷めた商品を提供することでお客様の満足度を下げてしまう」
という問題の解決と、
「現場の生産性アップの実現」という観点から、
大手企業に限らず、上記のような
事前予約の促進・対応強化については
今後より意識していきたいところです。
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~
▼外食業界時流予測レポート2022を無料ダウンロード!▼
今、食関連ビジネスの中で
最も成長性が高いと言われているのが、
いわゆる「テイクアウト」や「デリバリー」を中心とした
中食領域のビジネスです。
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昨年5月に日本惣菜協会が発刊した
『2018年版惣菜白書』によると、
惣菜や弁当などに代表される「中食」の市場規模が、
2017年に初めて大台の10兆円を超えたとされています。
共働き世帯の増加や未婚率の上昇、
個食ニーズの増加に加えて、
今年10月に予定されている
軽減税率制度の導入も相まって、
今後ますます国内の中食マーケットが
拡大していくことが予測されます。
◆事前予約システム・アプリの導入事例が続々
そんな中で現在特に顕著なのが、食関連企業による
「テイクアウト専用の事前予約システム・アプリ」
の導入に関する動きです。
例えば、大手牛丼チェーンの松屋フーズでは、
「松弁ネット」という弁当の事前予約サイトを展開しています。
(https://bento.matsuyafoods.co.jp/matsuben-net/)
このサイトでは、
「待たずに買える!ポイント貯まる!」
というコピーが表す通り、
松屋・松のや・松乃屋の各業態の商品を
店舗での商品受け取り前に予約することができます。
また、「松弁ネット」で事前予約をすると、
購入金額100円毎に1ポイントが加算される
仕組みとなっています。(※2019年3月13日現在)
また、別企業の事例としては、
餃子専門チェーンの大阪王将が
「Web版 餃子サークル」という自社サイト内に
テイクアウトオーダー機能を搭載しており、
デリバリーも含めた中食対応強化の動きが見て取れます。
その他にも、最近では東京都内を中心に
テイクアウト専用の事前予約・決済アプリが
次々とリリースされており、
今後は他の地域への導入も
徐々に進んでいくものと思われます。
◆事前予約システム・アプリを通じた問題解決
これらの動きを中食事業者側の観点から見れば、
テイクアウト専用の事前予約システム・アプリを導入することで、
・店舗での商品受け渡し時にお客様を長時間待たせずに済む
・お客様への受け渡し時間に合わせて調理をするため、「出来立て」の商品を提供することができる
・テイクアウト比率を高めることで配送機会を減らすことができ、結果として生産性アップを実現できる(※デリバリー事業者の場合)
これらのメリットを享受することができます。
「お客様を長時間待たせてしまう」
「冷めた商品を提供することでお客様の満足度を下げてしまう」
という問題の解決と、
「現場の生産性アップの実現」という観点から、
大手企業に限らず、上記のような
事前予約の促進・対応強化については
今後より意識していきたいところです。
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