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増税・コロナにも強かった!餃子専門店~餃子の浜太郎~

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増税・コロナにも強かった!餃子専門店~餃子の浜太郎~
テイクアウトと店内売上の2毛作で売上を獲得
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いつもコラムをご愛読いただき、
ありがとうございます。
船井総研フード支援部の玉利信です。

今回は浜松で餃子製造機の製造・販売を手掛けて
国内利用率No.1!さらに実際に餃子の専門店を
ロードサイドに3店舗、駅前に1店舗展開されている
東亜工業株式会社さんの事例をご紹介します。

東亜工業さんは「浜太郎」というブランドで
餃子の専門店を現在4店舗、浜松市内で直営にて展開されています。
浜松は宇都宮と並ぶ餃子の町として知られていますが、
浜太郎の各店舗は地元の方々の日常利用としても支持を
受けており、年間を通して地元客による売上を
上手に獲得されています。

そんな浜太郎ですが、実はコロナ禍でも店舗最高売上を
更新した店舗もありました。駅前の餃子酒場業態は
駅前繁華街にそもそもひとがおらず、休業を余儀なく
されるなどブランド全体としては少なからず
マイナスの影響を受けました。
ただその一方、郊外ロードサイド店舗に関しては
1 生餃子のテイクアウト
2 持ち帰り弁当
この2つが減少する店内飲食売上分をカバーし
さらにプラスオンで売上を積むことに成功し、
結果的にある店舗では店舗最高売上を更新する
店舗もありました。

特に、テイクアウト売上を大きく獲得できた要因としては
1 餃子6個入り弁当を380円というインパクトある
値付けで販売した
2 GWの需要期に合わせてしっかりとチラシで販促を実施した
3 それによって多くの集客を実現し、結果的に来店したお客様に
他の商品もご購入いただき、売上も大きく伸ばすことができた
というのが大きいです。

現在はコロナの影響により、テイクアウトやデリバリーなどの
「中食」と言われる分野が着目されています。
ただ本来「店内飲食(=外食)」とお弁当・惣菜販売などの
「中食」はどちらかのニーズが増えればどちらかのニーズが
減るという、いわゆるシーソーのような関係です。

そういう意味で、「餃子」という看板商品を持った浜太郎は
外食と中食のどちらの分野にも対応できるため、非常に
安定性の高いフードビジネスを手掛けることができていると言えます。
昨年10月の消費増税のタイミングでも、軽減税率の適用される
中食の売上が上がり、その安定性の高さを証明しました。

東亜工業株式会社の代表である請井(うけい)社長に
インタビューした際に、餃子という商材の魅力について
以下のポイントがあるとおっしゃっていました。
1 餃子は馴染みがあり、お子さんからご年配まで、客層が幅広い。
  →そのため集客力が高く、看板商品にもなる!
2 食材は特殊なものがなく、原価率が低い。
→看板商品としての餃子が売れれば売れるほど、利益率が高くなる!
3 立地に応じたビジネスが展開可能
 →郊外ロードサイドでは餃子を主力とした定食業態が可能であり、
  駅前繁華街では餃子を主力に酒場業態という選択が可能である。
4 テイクアウト需要を獲得できる
 →餃子は幅広い客層にウケる商材であり、食事のシーンでも飲みのシーンでも
  食べられていることから、テイクアウトの需要も獲得しやすい!

日本全国・海外に餃子の魅力を伝える『餃子の伝道師』として事業展開を
されている東亜工業株式会社さんの動向と餃子ビジネスの今後にますます注目です!

フード支援部 玉利信

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担当者

リーダー代行

玉利 信たまり まこと

「外食の楽しさを伝える」という使命のもと、船井総研に入社。
1店舗~年商50億規模の外食企業まで、全国のカフェや居酒屋などの外食業を中心にコンサルティングを実施。直近は「コーヒー専門店」や「カフェ」の立ち上げや活性化を通して事業成長をしていくためのコンサルティングを多く手掛けている。
新規開業・店舗開発から、既存店リニューアル(メニュー、店頭、販促など)まで一気通貫で経営支援を行っている。特に数値分析を基にしたコンサルティングによって、大手企業や異業種からの外食業界参入企業からも支持されている。

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