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外食・中食ビジネス

コラム仮

パン屋・ベーカリーの宅配参入

ベーグル


 

近頃街のベーカリーの経営者様から、
宅配事業に参入をしたいというご相談を受けることが多くなってきました。
 
そこで、本日は改めてベーカリーの宅配参入について少し纏めてみました。
 
毎年株式会社クラレが発表している新小学生の女の子の「なりたい職業ランキング」。
なんと「パン屋さん」は18年連続1位に輝いています。
 
大学生のアルバイトでもベーカリーやカフェは人気の業種です。
 
しかし実際働いてみるとこの評価は一変。
 
朝は早く、夜は遅い。
華やかな見た目とは裏腹に仕事はきつい。
その癖に給料は安い。
そのためなかなか従業員が定着しません。
 
コンビニに客を奪われ、客が来ない。
商品にロスが出て、利益率も悪化。
人件費にそこまでお金をかけられなくなり、シフトを減らす・・・
 
そんな街のパン屋さんが今後生き残っていくための1つの方法が宅配ビジネスへの参入です。
 
皆様ご存知の通り、
日本は1億総活躍社会という名の共働き社会です。
高齢者率が25%を超える超高齢社会でもあります。
 
だからこそ、買い物難民へのお届け、朝ごはんの定期宅配等、
自社のパンやサンドイッチやベーグルを店の外に持っていく「宅配ビジネス」が注目されています。
 
ベーカリーの店外売上は大きく5つの分類に分かれます。
 
①個人宅への定期宅配等のBtoCストック型モデル
②法人や団体の会議や集まりを狙った完全予約型高単価宅配モデル
③病院や学校の食堂やスーパー等に卸販売をする卸販売モデル
④オフィス街、広場等に出店する移動販売型モデル
⑤自社サイトを使った通信販売
 
一般的には宅配といえば①を連想しますが、
効率的に利益を稼ぐためには②から取り組むことをおすすめしています。
 
法人のランチミーティングや気軽なオフィスでの宴会、
大切な取引先への接待に付加価値の高いプレミアムサンドイッチ等を
宅配するモデルです。
 
店舗売上がなかなか上がらないベーカリー経営者の皆様は
是非既存の設備・人員を活かした宅配参入も視野に入れて頂ければと思います。
 
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担当者

外食・中食ビジネスチーム

船井総合研究所の外食専門コンサルティングチームです。
新ビジネスモデルの提案、新規出店、リニューアル、集客、人材採用、評価制度構築、FC本部構築など、飲食店に専門特化したご提案をさせていただきます。

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