MENU
船井フードビジネス.com

外食・中食ビジネス

コラム仮

高級弁当宅配事業の効率化の8つの視点

こんにちは。
本日はデリバリー事業の「業務効率化」のお話です。食のデリバリー事業経営には大きく3つの壁があります。

1つ目は、集客の壁(月商300万以下)
⇒ 新規集客、リピート対策のやり方が分からない。
⇒ 解決策:マーケティング手法を知る(難易度:易)

2つ目は、製造キャパの壁(月商300万~500万)
⇒ 既存の厨房ではこれ以上売上を上げられない。
⇒ 解決策:設備投資(難易度:難)

3つ目は、人時生産性の壁(月商500万以上)
⇒ 既存の人員で3倍の売上を上げたい。
⇒ 解決策:業務効率化(難易度:普)

今回はこの3つ目の壁について詳しく書かせて頂きます。

デリバリー事業の3つのフェーズと、業務効率化のための8つの視点

3つ目の壁にぶち当たっている経営者の皆様の共通点は、
 
・「宅配専門セントラルキッチン(又はそれに付随する施設)」を持っている。
・設備投資の意欲はある。
・今の人員で売上を上げていくための仕組み化がしたい。
・レシピの事前仕込比率を上げる工夫をしている。
 
等が上げられますが、
 
デリバリー事業の3つのフェーズ
① 注文を受ける
② 商品を製造する
③ 商品を運ぶ

 
の3つのフェーズそれぞれを8つの視点で見てみることで、
業務効率化が可能となります。
 
その8つの視点とは、
① 廃止:止めると誰がどのように困るのか
② 削減:減らすと誰がどのように困るのか
③ 標準化:標準化することで効率化できないか
④ 機械化:人の作業を減らせないか
⑤ 容易化:簡単にすることはできないか
⑥ 計画化:計画を立てることで効率化しないか
⑦ 同期化:並行に進めることで効率化できないか
⑧ 分担検討:分担を変えることで効率化できないか

というフレームワークに基づいた視点です。
 
このフレームワークに基づいて、3つのフェーズを見ていきながら、
なるべく費用をかけずに業務効率化を進め、
必要な時は思い切った設備投資(システム導入や機械化)を進めます。
 
経営者の皆様もまずはこの8つの視点を持って、
業務効率化を進めて頂ければと思います。
アバター画像

担当者

外食・中食ビジネスチーム

船井総合研究所の外食専門コンサルティングチームです。
新ビジネスモデルの提案、新規出店、リニューアル、集客、人材採用、評価制度構築、FC本部構築など、飲食店に専門特化したご提案をさせていただきます。

お電話・Webからお問い合せ可能

0120-958-270受付時間 平日9:45~17:30 Webはこちらから

タグ一覧