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外食・中食ビジネス

コラム仮

まずは投資をせずに業務改善を行いましょう



業務改善と聞くと、

  • 設備を入れなければいけない…

  • システムやソフトを導入しなければいけない…

  • リニューアルやリフォームをしなければならない…


という、“投資”に目が行きがちです。

もちろん目に見える“投資”をすることで、ある意味意識的にも
「変えなければならない」というメッセージになるので、効果は絶大です。

しかし費用対効果の面で見たら、投資分をペイできるのは〇年後、、、
というのは十分あり得る話です。

そこで今回は、投資せずに業務改善できる方法をお伝えできればと思います。

① 何事も「数値化」して“共通言語化”

業績の管理やマーケティング数値はもちろん、
今後の事業運営において「どうするべきか」の戦略だてするための共通言語になります。
これは何も経営サイドだけの話だけではなく、現場サイドでもあり得ることです。
 
例えば、
  • その日に出る商品はわかっていても、
    その日に炊いたらいいお米の量があいまいでいつもロスがでてしまう
  • 盛り付けにおける手数の見本がないために、無駄な動きがでてしまう
  • その日の業務が全体で何時間何分かかるかあいまいなために、
    「入り時間」は決まっていても「上がり時間」がぼやっとしている

等、
これらは、エクセルで計算式を組むところからはじめましょう。
エクセルの計算式を組む作業は、最初は億劫ですが組んでしまえば半永久的に使えます。

② わかりやすい「形」や「色」、「名札」で“可視化”


A:「〇〇とってきて!」
B:「どこにありますか!?」
A:「冷蔵庫の右側の左ドアの左下らへん!」
B:「・・・?」

ということ、ありませんか?
 
熟練の職人さんだけの現場であれば問題ないかもしれませんが、
入りたてのアルバイト、パートさんには通用しません。
 
そのために、「形」「色」「名札」で“可視化”させましょう。
遠くから見えるものを「色」
中距離から見えるものを「形」
近くでしか見えるものを「名札」

です。
 
そうすると、
A:「〇〇とってきて!」
B:「どこにありますか!?」
A:「冷蔵庫の赤色のドアの〇型の箱に名札ついてる!」
B:「了解です!」

と、先ほどの指示とくらべてぐっと明確になるでしょう。

③ その日の汚れ(ごみ)はその日のうちに!

どっかのCMのフレーズのようですが・・・
 
掃除はもちろん、これがあてはまります。
 
また、仕入れ時にもこの呪文は有効です。
例えば、仕入れた食材を箱のまま冷凍室に入れていませんか?
冷凍室にもキャパがありますし、いざとなった時に箱から取り出す作業が非常に手間です。
 
仕入れたその日のうちに箱から出して所定の場所に置くだけで、
可視化にもなりますしいざとなった時の手間が省けます。
 
いかがでしたでしょうか?
日ごろ目にする小さなことでも、手元のツールやルール変更で「業務改善」につながります。
ぜひ取り組んでみてください。
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担当者

外食・中食ビジネスチーム

船井総合研究所の外食専門コンサルティングチームです。
新ビジネスモデルの提案、新規出店、リニューアル、集客、人材採用、評価制度構築、FC本部構築など、飲食店に専門特化したご提案をさせていただきます。

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