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外食・中食ビジネス

コラム仮

高級弁当宅配へのプチ業態転換①

古くから「仕出し業」を営んでいる企業にとって、「葬儀仕出し」は切り離せない、業績の大半を占める販路になっているのではないでしょうか。

しかしながら、この「葬儀仕出し」の業績が年々落ちているという企業様が増えています。
しかも、年々業績は下がっているにも関わらず「忙しさは変わらない」という状況です。
これはどういうことなのでしょうか?

一般的に「葬儀」はエンディングマーケットと言われ、高齢化社会に伴って市場は拡大してきています。それに伴って葬儀仕出しも市場が拡大するかと思われるところですが、上述の通り「業績は下がり、忙しさは変わらない」のです。

これは、葬儀仕出しの売上の方程式でいう、
売上=注文数(件数)×客単価(件数当たり注文単価)-紹介マージン(売上×手数料)
に置き換えるとわかりやすいかと思います。

それぞれの状況を見てみると
・注文件数(客数) :横這い~増加
・客単価(1件あたり注文単価) :減少
・マージン(売上×手数料) :横這い~増加(地域差あり)

というのが「業績は下がり、忙しさは変わらない」原因です。

客単価なぜ客単価ここが下がっているのか?

課題は客単価なのですが、なぜここが下がっているのか?
 
それは、単純に葬儀における料理を食べる「人数」と「機会」が減っているからです。
人数:参加人数の減(“家族葬”に代表する規模の縮小)
機会:通夜~火葬場~精進落としのそれぞれの機会における食事機会の減
 
このような流れは、今後も進むでしょう。
 
そんな中で、古くから仕出しを営み、葬儀仕出しをメインとしている企業は業績を落としている企業はどうすればいいのか?というところですが、
それはずばり、「一般販路」の販路拡大と開拓です。
 
一般販路でどういった部分がねらい目か?
端的にいうと「今まで“ないがしろ”にしてきた販路・売上」である下記です。
・お祝い慶事
・法人、企業向け会議接待
・官公庁、学校

の案件です。
 
次回は、その案件に対してどのようなアプローチをとっているのか?
というところをお伝えさせて頂きます。

一般販路メインにシフトし、成功されている企業から学ぶ

また、実際にこの一般販路メインにシフトして成功されている企業の経営者をゲストにお呼びした、「仕出し・宅配弁当業向け 業績アップセミナー」を開催します。
 
日程:2017年7月12日 13:00~
ゲスト:株式会社泉乃井 打谷一夫氏(大阪府堺市)
 
実践~成功された実績をもつ経営者の生の話を聞ける貴重な機会です。
ぜひ、ご来場お待ちしております。

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担当者

外食・中食ビジネスチーム

船井総合研究所の外食専門コンサルティングチームです。
新ビジネスモデルの提案、新規出店、リニューアル、集客、人材採用、評価制度構築、FC本部構築など、飲食店に専門特化したご提案をさせていただきます。

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