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飲食店経営者様必見!スシロー・マクドナルド・吉野屋など、大手飲食チェーン店のフードデリバリー参入について

スシロー・マクドナルド・吉野屋など、
大手飲食チェーン店のフードデリバリー参入が続いています。
しかし、個人的にはこの流れは凄くチャンスに感じています。

この辺りのポイントを、本日のコラムにて解説致します。

大手各社の参入方法

①UberEATSとの連携
スシロー・マクドナルドの2社はこのパターンですね。
UberEATSに委託して、「配送」を依頼するパターンです。
 
手数料として一般的には30%程かかりはしますが、
自社で車やバイク、そして配送人員を抱えずに
展開していくパターンです。

②ASAと出前館との連携
こちらは吉野家のパターンですね。
ASAとは、新聞販売店の事です。
 
新聞の販売量も右肩下がりの中、
配送の経営資源を活かしつつ、
配送を代行するパターンですね。

市場拡大はチャンス!

上述の通り、大手各社あくまでも外食店に対する「付加」として、
配送を外注しつつフードデリバリーに参入してきています。
 
大手が参入する事によって、確実に市場は拡大します。
これは、フードデリバリーを事業とする企業にとってはチャンスです。
 
中小企業だけだと中々事業の認知を高めるのに時間がかかりますが、
大手企業の参入だと加速度的に広がります。
 
これはブルーオーシャンの立地で展開する時などでは、
非常に助かります。

フードデリバリー本業企業がチャンス!

さて、市場が拡大する事で当たり前ですがライフサイクルは進みます。
そうなると、より本物でなければ残らなくなるのですが、
この辺りにフードデリバリー本業企業のチャンスがあります。
 
それは何故か?
1つは、時間が経っても美味しいレシピで商品開発しているという事です。
 
上述の通り、大手企業の参入はあくまでも「お店への付加」となっています。
 
つまり、CK(セントラルキッチン)等を活用するのではなく、
あくまでも既存店の既存厨房で、
イートインのオペレーション最優先でのフードデリバリー参入となっています。
 
外食の料理は出来立てが一番美味しく、
時間が経てば加速度的に劣化が始まります。
 
もちろん売上が伸びると対策はしてきますが、
現状では商品レシピと配送外注の点で、
逆にチャンスになっています。

まとめ

市場は拡大しつつ、商品品質の面で競合が弱い。
となれば、今しっかりとシェアを確保しつつ、
徹底した生涯顧客作りの対策が必要になります。
 
この外部環境の変化に遅れないよう、
しっかりと対策を進めていきたいですね。


 
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~

 
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担当者

マネージャー

石本 泰崇いしもと やすたか

十数年間飲食業の現場でキャリアを積んだ後、船井総合研究所に入社。

上場外食企業のスーパーバイザー、最年少での営業部長就任、130名以上のメンバーのマネジメント実績を活かし、人事評価制度、人材採用、人材開発・育成(教育)プランの提案を得意とする。
現場と経営者の双方の意見を融合させての改善提案や業績向上プラン、即時経費削減プランを具現する。

最近では特に人事評価制度導入により、人を育てて、業績アップを実現させるスキームの導入から運用までの依頼が多い。

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