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コラム仮

高級弁当宅配へのプチ業態転換②

前の記事はこちら ⇒ 高級弁当宅配へのプチ業態転換①

「部門昨年対比10%ダウン・・・」
「会社全体の利益率もダウン・・・」

仕出し事業を展開していて、こと「葬儀案件」でこのような現状に陥ってる企業様は多々おられるのではないでしょうか?

しかも、案件数は変わらないために人は一定数雇用しなければならない。
そうなると、利益率が下がってしまうのは必然的です。
それでは、仕出し事業を展開する企業はどうしていくべきか?

それが、いわゆる一般案件である「高級弁当宅配」へのプチ業態転換です。

高級弁当宅配のねらい目

ずばり、ねらい目にあたる案件は
「お祝い慶事」「法人、企業向け会議接待」「官公庁、学校」
です。

アプローチ方法

アプローチ方法ですが、
各販促・営業手段は「認知」と「受注」を分けて考えた方が良さそうです。
 
認知:折込チラシ、地域情報誌、訪問営業
受注:DM、ホームページ

折込チラシをやって、「多くの費用をつぎ込んだ割に反響がでなかったな・・・」
というケースがあると思います。
 
直近の注文につながっていなくても、
年間で業績をたどると、チラシ経由で頂いている注文が多々あります。
 
案件というのは、「用途(=利用するイベント、動機)」がなければ発生ないし注文はありません。
法人様であれば年間ないしひと月に複数回注文されるケースは多々ありますが、個人様はそうはいきません。平均してみると、せいぜい1.3回~くらいなものでしょう。
 
その年間せいぜい1.3回~ですが、より発生しやすいのが一般的に言われる繁忙期です。
歓送迎シーズン(3~4月)、GW(4月末)、お盆(8月)、年末年始(12月~1月)です。
少なくともこの4つの繁忙期に向けては、認知のための折込チラシを行いましょう。
 
また、宅配事業立ち上げ時はさらに認知活動は根気強く行う必要があります。
  • 季節ごとに商品が変わることの訴求
  • 競合よりも早めの繁忙期アプローチ

がその要因です。
 
認知活動を行った上で、受注の落としどころとなることが増えたのがWEBです。
それも、こと最終目標である「注文」に関しては
  • スマートフォンによる電話注文
  • 注文カートによる注文

が最近劇的に増えています。
 
そのため、必須条件として
  • スマートフォンで閲覧した時の電話タップへの導線確保
  • 注文カートの実装(WEB上で注文できる仕組みを作る)
    ※通販のようにWEB上で決済できなくてもかまいません。決済方法を選択していただくまでで十分です。

「いい商品を作ったのに、営業マンがいないから売れない」
と考えられている経営者様がいらっしゃるならば、ぜひ上記のようなアプローチ方法をとって頂きたく思います。
 
ここでポータルサイト一辺倒では、せっかくの高収益販路がもったいないのです。
ぜひ、取り組んでいただけますと幸いです。

仕出し・宅配弁当業向け 業績アップセミナー

また、実際にこの一般販路メインにシフトし、上記のようなアプローチを実践されている企業の経営者をゲストにお呼びした、「仕出し・宅配弁当業向け 業績アップセミナー」を開催します。
 
セミナー情報PDF
日程:2017年7月12日 13:00~
場所:株式会社船井総合研究所 東京丸の内本社
ゲスト:株式会社泉乃井 打谷一夫氏(大阪府堺市)
 
実践~成功された実績をもつ経営者の生の話を聞ける貴重な機会です。
ぜひ、ご来場お待ちしております。


 
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~

 
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担当者

外食・中食ビジネスチーム

船井総合研究所の外食専門コンサルティングチームです。
新ビジネスモデルの提案、新規出店、リニューアル、集客、人材採用、評価制度構築、FC本部構築など、飲食店に専門特化したご提案をさせていただきます。

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