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「デリバリー」「出前」において1店舗1ブランドで収益化できるか?

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「デリバリー」「出前」を展開する店舗様が増えています。

これまでのいわゆる宅配専門店の他、飲食店付加型(または併設型)で宅配事業を展開する店舗様が増えたことが要因のひとつでしょう。

また、エリアは限定されますが「ウーバーイーツ」や「出前館」が展開するような、配送業務の代行サービスが充実してきたこともそのひとつです。

配送に関しては、デリバリー大手が配送ロボットを率先して導入するなど、業界内の動きがまだまだ活発になりそうです。

いずれにしても、デリバリーや出前については益々ユーザーにとって身近な存在になるわけですが、店舗側が業績を上げて収益化するためにはどうすれば良いでしょうか?

業績を上げるには「多ブランド展開」で異なるニーズに対応しよう

この業態において最も早く業績を2倍~3倍にするためには、これまでいくつかのコラムでもお伝えしてきた通り「多ブランド展開」という形で同地域内で異なるニーズに対応しよう、
というものが最も早いです。
 
事実、宅配専門店において1ブランド展開で業績が上がらない、分岐点を超えないという店舗様が多いように見受けられます。
 
25~30坪のテイクアウト併設型宅配店舗の分岐点は、月商300万が基準になります。
(※立地、スタッフ数による差異は当然ありますが…)
この300万を1ブランドで超えられるか?そして収益化できるか?というところです。
 
答えは、可能です。
 
1ブランドで300万を超えられていない、もしくは利益が出ていない店舗様は、下記に思い当たる節がないでしょうか。
・ポータル依存度が高い(5割以上)
・新規客の割合が4割以上
・一顧客当たり年間平均注文回数が2回以下
・平均注文単価が2000円以下
他にも細かいところで大事な指標はありますが、
大きくは上記のようなところです。
 
逆に、これらを解決する方法をまず見出すことが近道となります。
ぜひ、
① 1ブランドで売上300万と収益化
② 1ブランドをいかに効率良く回すか?の生産性アップ
③ 複数ブランド展開
といった順で取り組んでいただければと思います。
 
本日もコラムを読んで頂き、ありがとうございました。

 
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
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担当者

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船井総合研究所の外食専門コンサルティングチームです。
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