国内最大級の経営コンサルティング会社の「フードビジネス専門サイト」
外食・中食ビジネス
コラム仮
フードデリバリーは売上アップ以上に生産性アップを!
益々加熱するフードデリバリー市場。
フードビジネスの中でも、数少ない成長マーケットのフードデリバリー市場。
大手の参入も続々増えてきましたし、総合商社さんや有名なポータルサイト運営企業さんからの経営相談も多くいただくようになりました。
ただし、一点気になっている事があります。
それは、フードデリバリーをさも特効薬のように考え過ぎているという事です。
よくよく冷静に考えてみて欲しいのですが、現在お店が人手不足という企業が多い中、フードデリバリーを安易に付加すればどうなるでしょうか?
もちろん、製造のピークタイムは若干飲食店の集客と異なるとはいえ、オペレーションに負荷がかかる事は目に見えています。
更に、衛生関連で問題が生じてしまうと、店舗営業すらストップをかけないといけないリスクがあります。
つまり、「労務リスク」と「衛生リスク」がつきまとう事は反面思っておかねばなりません。
それを見越して、大切なステップがあります。
フードビジネスの中でも、数少ない成長マーケットのフードデリバリー市場。
大手の参入も続々増えてきましたし、総合商社さんや有名なポータルサイト運営企業さんからの経営相談も多くいただくようになりました。
ただし、一点気になっている事があります。
それは、フードデリバリーをさも特効薬のように考え過ぎているという事です。
よくよく冷静に考えてみて欲しいのですが、現在お店が人手不足という企業が多い中、フードデリバリーを安易に付加すればどうなるでしょうか?
もちろん、製造のピークタイムは若干飲食店の集客と異なるとはいえ、オペレーションに負荷がかかる事は目に見えています。
更に、衛生関連で問題が生じてしまうと、店舗営業すらストップをかけないといけないリスクがあります。
つまり、「労務リスク」と「衛生リスク」がつきまとう事は反面思っておかねばなりません。
それを見越して、大切なステップがあります。
① 付加ビジネスと割り切るフェーズ
飲食店に付加する!これ自体は悪い事ではもちろんありません。
増分売上になりますので、そこからもたらせる単体営業利益額は大きなものになります。
但し!上記のようなリスクがあるので、2つの上限を決めておく必要があります。
あくまでも「付加」と割り切るのであれば、品揃えを感じられる7アイテム。
これくらいの上限で考えておいた方が良いです。
その為、1つの基準で見るならば「キッチン坪数×20万円」これくらいが月商で作る時のポイントになってきます。
このラインを超えると途端に労務と衛生リスクが高まるのを過去何度も見てきました。
その為、この辺りは売上追求型ではなく、ある程度受注制限で見込む必要もあります。
増分売上になりますので、そこからもたらせる単体営業利益額は大きなものになります。
但し!上記のようなリスクがあるので、2つの上限を決めておく必要があります。
ⅰ)アイテム数の上限
アイテム数が増えれば、その分在庫も煩雑になりますし、包材パターンも煩雑になります。あくまでも「付加」と割り切るのであれば、品揃えを感じられる7アイテム。
これくらいの上限で考えておいた方が良いです。
ⅱ)売上の上限
飲食店で作る場合、製造スペースに限りがありますし、何より盛り付けスペースが少ないのが致命的な弱点です。その為、1つの基準で見るならば「キッチン坪数×20万円」これくらいが月商で作る時のポイントになってきます。
このラインを超えると途端に労務と衛生リスクが高まるのを過去何度も見てきました。
その為、この辺りは売上追求型ではなく、ある程度受注制限で見込む必要もあります。
② 専門店で攻めていくフェーズ
我々のお付き合い先では、①から②に移行された企業さんが大半です。
つまり、飲食店付加の発想から、専門CK(セントラルキッチン)を作り、そこで諸々を内製化して攻めていくというフェーズです。
この場合、初期投資は「坪数×70万円」くらいがお付き合い先を見ていて多い数値です。
ただ、専門店展開の場合は減価償却を考えても営業利益率20%くらい残る企業さんが多いので、投資回収としては1.5年~2年くらいでいけると思います。
そこで、「売る事」「作る事」「運ぶ事」の内製化ができれば、①の時よりもリピート率は格段にあがりますので、事業としてのベース売上がキチンと出来てきますし、より広商圏にアプローチも可能になります。
①と②でもちろん一長一短はありますが、問題なのはこのスタンスがぼやっとしてなし崩し的に攻めてしまう事です。
成長期のビジネスですので変な話、売上自体は飲食店よりも容易にあがります。
しかし、その次を考えておかないとリスクもある事業です。
この辺りの方向性と時間軸をしっかりと定めておき、どんどん高収益に繋げる事業にしていきたいですね。
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~
▼外食業界時流予測レポート2022を無料ダウンロード!▼
つまり、飲食店付加の発想から、専門CK(セントラルキッチン)を作り、そこで諸々を内製化して攻めていくというフェーズです。
この場合、初期投資は「坪数×70万円」くらいがお付き合い先を見ていて多い数値です。
ただ、専門店展開の場合は減価償却を考えても営業利益率20%くらい残る企業さんが多いので、投資回収としては1.5年~2年くらいでいけると思います。
そこで、「売る事」「作る事」「運ぶ事」の内製化ができれば、①の時よりもリピート率は格段にあがりますので、事業としてのベース売上がキチンと出来てきますし、より広商圏にアプローチも可能になります。
①と②でもちろん一長一短はありますが、問題なのはこのスタンスがぼやっとしてなし崩し的に攻めてしまう事です。
成長期のビジネスですので変な話、売上自体は飲食店よりも容易にあがります。
しかし、その次を考えておかないとリスクもある事業です。
この辺りの方向性と時間軸をしっかりと定めておき、どんどん高収益に繋げる事業にしていきたいですね。
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~
▼外食業界時流予測レポート2022を無料ダウンロード!▼
タグ一覧
- ★人手不足(94)
- ★収益性(106)
- ★新規事業(88)
- ★生産性(93)
- HACCP(1)
- web(88)
- インバウンド(9)
- カフェ(51)
- コスト削減(84)
- スマホ対応(4)
- テイクアウト(12)
- ビジネスモデル(5)
- ブランディング(11)
- ロボット(2)
- 中華・ラーメン(43)
- 事業承継(1)
- 人手不足(2)
- 人材(3)
- 人材採用・教育(6)
- 人材教育・評価制度(57)
- 働き方改革(26)
- 出店(57)
- 出店・リニューアル(108)
- 利益・収益UP(112)
- 和食店(3)
- 宅配・デリバリー(233)
- 寿司・海鮮(52)
- 居酒屋(74)
- 店舗内装工事(1)
- 後継者育成(1)
- 必要資金と資金調達(1)
- 採用(57)
- 新型コロナ対応(18)
- 新業態(107)
- 新規開業・開店(6)
- 業態別飲食店の開業から販促までのポイント(5)
- 業績改善・売上UP(5)
- 焼肉(83)
- 物流(1)
- 物流・配送(9)
- 生産性(1)
- 畜産(1)
- 目標(9)
- 看板・デザイン(1)
- 石本 泰崇(1)
- 立地・物件探し(1)
- 給食(15)
- 菓子・パン(16)
- 衛生(1)
- 補助金(3)
- 観光(8)
- 計画・目標(35)
- 農業(7)
- 配送(3)
- 集客(1)
- 集客(109)
- 顧客管理(18)
- 食品(4)
- 食品メーカー・卸(15)
- 食品小売り(17)
- 飲食店(31)
- 飲食店の事業計画書(1)
- 飲食店の運営ノウハウ集(9)
- 飲食店開業のノウハウ集(3)
まずは無料でご相談ください