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マーケットインの発想で業態リニューアル~肉バル開業のポイント~

昨今、業態として認識されてきている「バル業態」その中でも
お肉をメイン商材とした「肉バル業態」の店舗数が伸びています。低坪(15坪~30坪)で参入可能であり、異業種(美容室、パチンコなど)からの参入も増えています。

ここでは私たちがお手伝いさせていただいている肉バルの開業のポイントをご紹介します。

目次

1,「肉バル」ビジネスモデルの概要
2,開業に向けての準備
3,食材の仕入れ
4,このような方におススメです

1, 「肉バル」ビジネスモデルの概要

そもそもバル業態は、10年程前から注目されるようになりました。気軽にワインが飲める「ヨーロッパ風立ち飲み業態」であり、低価格・小ポーションのタパス(小皿料理)と安いワインで若年層がオシャレにお酒を楽しむ低価格業態でした。その後店舗数の増加によって、市場は転換期を迎え、業態の細分化が進みます。現在は「ワインが安い」というだけでは集客できず、フードメニューに専門性を持たせた「魚貝バル」「ピザバル」などが登場します。その一つが、「肉バル」であり、強い集客を誇っています。
また、飲食業界は人材不足で採用難が深刻化しておりますが、そんな中、肉バルのようなオシャレイメージのある業態にはスタッフが集まりやすい傾向があります。時給を上げなくても採用できるという事は、高収益を生み出す一つの好要因になります。

◇肉バル業態の魅力◇

①「ご馳走食材である“ステーキ”が安い」ため目的来店性が高い
②ワイン需要の高まりよる客単価の安定。2500円~4000円が目安
③ワインボトルが出るとホールオペレーションが効率化される
④女性の集客が増える事で新たなマーケットを開拓できる
⑤適正物件は路面1階ビルイン15坪~30坪
⇒低投資出店と物件の見つかりやすさ
⑥人材採用しやすい業態

2,開業に向けての準備

先ほども述べましたが飲食業界は人材不足に悩まされています。そんな中でも応募数が多いのが「バル業態(肉バル)」と「カフェ業態」です。この業態を出店することで、人材の確保がしやすくなり、スムーズな採用活動が可能となります。
 また開業資金については、坪あたり投資金額が80万円(居抜き)~100万円(スケルトン)が上限です。ローコストを意識しながら工夫をすれば坪80万もかからないケースもあります。(設備、備品込み)
 異業種、新業態挑戦に関しても研修店舗を受け入れて下さる当社パートナー店舗があるため、開業前のオペレーション研修も可能です。

3,食材の仕入れ

食材の仕入れに関しては、メインとなる国産牛(各部位)をはじめサイドメニューも仕入れ先のご紹介が可能です。生ハム、パテ、加工肉、ハンバーグ、パスタソースなどは実際に多くの肉バル開業時に活用される方が多いです。中でも特に牛肉を使った生ハムは好評です。

4,このような方におススメです

多店舗展開を考えている飲食企業
・将来独立制度、のれんわけ制度を考えている飲食企業
・20坪前後の物件をお持ちで業態開発をお考えの飲食企業
・営業利益の高い業態をお探しの飲食企業

このような方はぜひ、肉バルについてご検討いただければと思います。

 
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~

 
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担当者

マネージャー

石本 泰崇いしもと やすたか

十数年間飲食業の現場でキャリアを積んだ後、船井総合研究所に入社。

上場外食企業のスーパーバイザー、最年少での営業部長就任、130名以上のメンバーのマネジメント実績を活かし、人事評価制度、人材採用、人材開発・育成(教育)プランの提案を得意とする。
現場と経営者の双方の意見を融合させての改善提案や業績向上プラン、即時経費削減プランを具現する。

最近では特に人事評価制度導入により、人を育てて、業績アップを実現させるスキームの導入から運用までの依頼が多い。

お電話・Webからお問い合せ可能

0120-958-270受付時間 平日9:45~17:30 Webはこちらから

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