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外食・中食ビジネス
コラム仮
ニクバル繁盛店に学ぶ価格戦略
飲食店の経営において価格戦略は非常に重要です。
価格のわかりやすさはズバリ「集客力」に直結します。
先日改めて全国のニクバル店のメニュー分析を行いました。
多くの飲食店は原価率アップ、人件費アップ、採用コストアップなどここ数年コスト上昇に悩まれています。
また酒を提供する居酒屋やバルなどの業態ではビール・酒類の仕入れ値もあがりました。
そんな中、徐々に値上げを行い、そのことによってお店の“価格戦略が不明確”になってしまっているお店がいま非常に多くなっております。
冒頭でもいいましたが、価格のわかりやすさは「集客力」です。
つまり、メニューの中心価格帯がハッキリしていることは非常に重要な要素です。
昨今食べ放題業態や均一価格の業態は非常に増えましたしが、これらの業態は非常に価格戦略が明確で、お客様からすると予算の安心感が強いのです。
今回は全国のニクバル店の価格戦略を分析したところ、もっとも繁盛していたお店の価格戦略が最も明確なものでした。
不振店などは680円~800円を中心価格にメニュー展開されているのに対して、最も繁盛していたお店は380円に品揃えが集中されていました。
無理なディスカウント戦略を取る必要はないと思いますが、客単価3000円前後の予算帯を狙う戦略を取るのであれば、800円に品揃えが偏ったメニュー展開ではお客様の予算とお店の価格戦略が不一致の状態で、お客様は買い控えの状態に陥ります。
この状態で顧客満足を得ることはできません。
ぜひ、この機会に皆様のお店におかれましても、自店が目指す予算に合致した価格戦略になっているかどうかを再点検していただければと思います。
そしてコスト上昇によって“いびつに崩れた”自店の価格戦略を再構築していただければと思います。
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