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外食・中食ビジネス
コラム仮
接客・販売スタッフ採用の鍵は・・・高卒採用にあり!
皆様、今、貴社の業種で必要な人材は採用できてますでしょうか?
これから4月の繁忙期を迎えられる外食企業様ですが、必要な人材というと、接客・販売パートアルバイトだと思います。当たり前ですが、接客・販売スタッフがいないとお店の運営は成り立ちません。
しかしながら、外食業界の研究会員様の中でも、人手不足の中、採用できてなくて困っているというので1番よく挙がってくるのが接客・販売スタッフというのが現状です・・・
ここで皆様にお伝えしたいことがあります。
実は、接客スタッフ・販売スタッフという職種は採用がどんどん難しくなっているということです。
職業別有効求人倍率のデータを見て行きましょう。
厚生労働省「一般職業紹介状況」というデータに記載されておりますが、直近の接客・販売という職種の有効求人倍率は、下記の通りです。
2018年1月
・接客・給仕=5.68
・商品販売=3.28
※接客・給仕で言うと、5~6の求人出している店舗のうち1店舗しか応募がないということです。
他の職種も見てみましょう。
2018年1月
・製品製造・加工処理(金属除く)=2.76
・営業=1.21
・一般事務=0.51
もうおわかりかと思いますが、営業、事務などと比べて、接客・給仕、商品販売は異業種競合も多く、取り合いとなっており採用がかなり難しくなっています。
正社員よりも常用パートタイマーの方が引く手あまたと言える今、船井総研フード採用チームでは、接客・販売スタッフの採用で有効な手段として、高卒採用をご提案することが増えて来ています。
簡単に理由を申し上げますと、下記の通りです。
・接客・販売などの現場職だけでも定着しやすい
また、志が高過ぎないので、最低限の施策で定着しやすい。
・高い賃金を求めない傾向にあるので、意外に人件費コントロールしやすい
※一方で、パートアルバイトはどんどん時給アップして行っている
・求人費(広告宣伝費)がかからない
それぞれについて、ご説明致します。
・接客・販売などの現場職だけでも定着しやすい
また、志が高過ぎないので、最低限の施策で定着しやすい。
正社員で接客・販売職で長く続けてくれるのかという不安はあると思います。高卒での就職活動で学生が求めるのは、仕事内容よりも休日数・通いやすさなので、意外に仕事内容は問われません。一方で、大卒採用も並行して行っておりますと痛感するのが、企画などの専門職を設けられないと大卒の定着は難しいということです。中途採用の経験者については、管理職などのポストを早い段階で求める傾向があります。その点、高卒は若いこともあり、こだわりが強くない傾向があるので、現場ベースのそこそこのやりがい、そこそこの処遇・待遇を提供できれば長く勤続してくれるので安心です。また、進学など突然の心変わりがない限り、内定離脱が起きないというのも人員計画のしやすさにつながります。
・高い賃金を求めない傾向にあるので、意外に人件費コントロールしやすい
最近では、県外からの高卒採用を実施している企業様も多いですが、大々的に労力を割き活動できる場合を除いてお勧めできませんし、何より入社後住宅手当などのコストがかかります。中小外食企業にお勧めなのは、実家から通う地元好き学生です。実家から通うから、ご両親にも会社・店舗のことを知ってもらいやすい、食費などがかからず高い賃金を求めないというポイントがあります。
・求人費(広告宣伝費)がかからない
高卒社員の採用を本格的に実施する場合、足元商圏の高校への訪問が1番のポイントとなります。つまり、労力こそかかるものの求人に直接かける費用はゼロ円です。採用に用いるツールも最低限8ページ以上の採用専用パンフレットのみで上手く行っています。
このように中小外食企業に取り入れやすいのが高卒採用です。
固定費が高まることを避けて、パートアルバイトの採用にこだわる経営者様が多いですが、定着させやすい分、育成にかけた費用・時間のコストパフォーマンスが良くなりやすい高卒社員の採用を2018年度はご検討頂けますと幸いです。
毎年、7月初旬に高卒求人活動は解禁になりますので、3月の今から準備に取り掛かられることをお勧め致します。
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~
▼外食業界時流予測レポート2022を無料ダウンロード!▼
これから4月の繁忙期を迎えられる外食企業様ですが、必要な人材というと、接客・販売パートアルバイトだと思います。当たり前ですが、接客・販売スタッフがいないとお店の運営は成り立ちません。
しかしながら、外食業界の研究会員様の中でも、人手不足の中、採用できてなくて困っているというので1番よく挙がってくるのが接客・販売スタッフというのが現状です・・・
ここで皆様にお伝えしたいことがあります。
実は、接客スタッフ・販売スタッフという職種は採用がどんどん難しくなっているということです。
職業別有効求人倍率のデータを見て行きましょう。
厚生労働省「一般職業紹介状況」というデータに記載されておりますが、直近の接客・販売という職種の有効求人倍率は、下記の通りです。
2018年1月
・接客・給仕=5.68
・商品販売=3.28
※接客・給仕で言うと、5~6の求人出している店舗のうち1店舗しか応募がないということです。
他の職種も見てみましょう。
2018年1月
・製品製造・加工処理(金属除く)=2.76
・営業=1.21
・一般事務=0.51
もうおわかりかと思いますが、営業、事務などと比べて、接客・給仕、商品販売は異業種競合も多く、取り合いとなっており採用がかなり難しくなっています。
正社員よりも常用パートタイマーの方が引く手あまたと言える今、船井総研フード採用チームでは、接客・販売スタッフの採用で有効な手段として、高卒採用をご提案することが増えて来ています。
簡単に理由を申し上げますと、下記の通りです。
・接客・販売などの現場職だけでも定着しやすい
また、志が高過ぎないので、最低限の施策で定着しやすい。
・高い賃金を求めない傾向にあるので、意外に人件費コントロールしやすい
※一方で、パートアルバイトはどんどん時給アップして行っている
・求人費(広告宣伝費)がかからない
それぞれについて、ご説明致します。
・接客・販売などの現場職だけでも定着しやすい
また、志が高過ぎないので、最低限の施策で定着しやすい。
正社員で接客・販売職で長く続けてくれるのかという不安はあると思います。高卒での就職活動で学生が求めるのは、仕事内容よりも休日数・通いやすさなので、意外に仕事内容は問われません。一方で、大卒採用も並行して行っておりますと痛感するのが、企画などの専門職を設けられないと大卒の定着は難しいということです。中途採用の経験者については、管理職などのポストを早い段階で求める傾向があります。その点、高卒は若いこともあり、こだわりが強くない傾向があるので、現場ベースのそこそこのやりがい、そこそこの処遇・待遇を提供できれば長く勤続してくれるので安心です。また、進学など突然の心変わりがない限り、内定離脱が起きないというのも人員計画のしやすさにつながります。
・高い賃金を求めない傾向にあるので、意外に人件費コントロールしやすい
最近では、県外からの高卒採用を実施している企業様も多いですが、大々的に労力を割き活動できる場合を除いてお勧めできませんし、何より入社後住宅手当などのコストがかかります。中小外食企業にお勧めなのは、実家から通う地元好き学生です。実家から通うから、ご両親にも会社・店舗のことを知ってもらいやすい、食費などがかからず高い賃金を求めないというポイントがあります。
・求人費(広告宣伝費)がかからない
高卒社員の採用を本格的に実施する場合、足元商圏の高校への訪問が1番のポイントとなります。つまり、労力こそかかるものの求人に直接かける費用はゼロ円です。採用に用いるツールも最低限8ページ以上の採用専用パンフレットのみで上手く行っています。
このように中小外食企業に取り入れやすいのが高卒採用です。
固定費が高まることを避けて、パートアルバイトの採用にこだわる経営者様が多いですが、定着させやすい分、育成にかけた費用・時間のコストパフォーマンスが良くなりやすい高卒社員の採用を2018年度はご検討頂けますと幸いです。
毎年、7月初旬に高卒求人活動は解禁になりますので、3月の今から準備に取り掛かられることをお勧め致します。
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~
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