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集客にお困りの経営者必見!人気の飲食店が実践している集客商品開発とは!? ※無料レポート付≺WEB×集客商品の極意≻

 

さて、今回お話させて頂くのは飲食店の売上アップ方法のひとつ。
インターネット上で飲食店集客のために大切な、
いまお客様が求める『集客商品』の開発についてです。

 

一、集客商品の意義

飲食店に対してお客様が求めているのはエンターテイメント性、

つまり「日常」の中の「非日常」であり、お客様に“手に届く贅沢”を届けることが重要です。

その目的を実現する尖った商品こそが、集客商品となり、他店との差別化に繋がります。

 

さて、いきなりですが皆様にひとつ質問をします。

すべての商品で「粗利」を稼がなければならないと思っていませんか?

・・・

 

実は、どの商品も原価率が一定の飲食店は、競合他社との差別化が難しいです。

原価をかけるべき商品にしっかりかけられないため、尖った集客商品が作り難いのです。

では、一体どういった原価率の商品構成が望ましいのでしょうか?

 

二、原価率のメリハリ

繁盛店の肝は『原価率のメリハリ』です。

商品の役割を①集客商品②収益商品③定番商品の3分類に区切って、

それぞれの構成比を練っていきます。

 

①集客商品

お値打ち性を強く出す商品です。
平均原価率より最低3%以上高く、1.3倍~1.7倍が目安となります。

②収益商品

材料費が安い、手間がかからない、かけないものを指します。
平均原価率より3%以上低く設定します。

③定番商品

同じ業態のどの店にも品ぞろえされているものを指します。
平均原価率の前後3%の範囲内に抑えます。

 

商品開発はやりっぱなしで終わるのではなく、

商品の原価率と出数の相関関係をしっかり追いかけましょう。

メニューから削除すべき商品や、さらに伸ばしていくべきツキのある商品の像が見えてくるはずです。

 

ⅰ原価率が高く出数が多い  ⇒集客商品(一番商品はこの中で開発)

ⅱ原価率が高く出数が少ない ⇒削除商品

ⅲ原価率が低く出数が多い  ⇒収益商品

ⅳ原価率が低く出数が少ない ⇒課題商品

 

~居酒屋業態の繁盛店の構成比事例~
一番商品:1品
集客商品:7品
収益商品:全体の15%
定番商品:上記以外

 

三、集客商品の公式


さあ、集客商品に必要な要素を因数分解してみましょう。

集客商品の公式は以下のようになります。

『馴染み性』×『属性一番化』+『トレンド』

 

①馴染み性

・メインとして食べれる食材で、ある程度の定期性のある食べ物=MSが大きい商材

・名前を聞くとすぐに浮かんでくる

・名前を聞くと空腹感を感じたり、よだれが出そうになる

②属性一番化

・ボリューム訴求

・シズル訴求

・季節訴求

・味のインパクト訴求

・手に届く贅沢訴求

・圧倒的コスパ訴求

③トレンド

・健康志向
・簡便性志向
・安全性志向
・モノよりコト志向
・ブランド志向
・自然志向
・快適志向
・海外志向
・SNS映え志向
・高級志向

 

結論として集客商品を開発する際は、馴染み性の高い商品を元に、

属性一番化において要素のどこに原価・手間をかけるかが重要であり、

トレンドにおいては自社の商品とのシナジーを生むかが重要です。

 

以上の点を意識して、集客商品を開発してみてください。

皆様の飲食店の客層幅拡大&集客力強化、ひいては繁盛に繋がりますように。

ご愛読ありがとうございました。


 
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担当者

外食・中食ビジネスチーム

船井総合研究所の外食専門コンサルティングチームです。
新ビジネスモデルの提案、新規出店、リニューアル、集客、人材採用、評価制度構築、FC本部構築など、飲食店に専門特化したご提案をさせていただきます。

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