MENU
船井フードビジネス.com

外食・中食ビジネス

コラム仮

飲食店のテイクアウト事業参入に関する成功事例とは?




 

はじめに


 

近年、成長分野として注目されている中食市場。
今年5月に日本惣菜協会が発刊した
『2018年版惣菜白書』によると、
惣菜や弁当などに代表される「中食」の市場規模が、
2017年に初めて大台の10兆円を超えたとされています。共働き世帯の増加や未婚率の上昇等により
消費者の内食機会が減少してきているなかで、
デリバリー事業やテイクアウト事業に参入する
飲食店の数は今後ますます増えていくことが予想されます。

実際に、私がお伺いしている飲食店様のなかでも、
今年に入って肉系弁当を中心としたテイクアウト専門店をオープンし、
オープン初月から月商1,000万円超を記録するという事例が出てきています。

この企業様の成功のポイントは大きく3点で、


①提供方法の実演性の強化

・「赤身」を映えさせた生肉の切り出し販売を実施
・売り場作りの工夫(例:ブラックボードの活用・牝牛限定のアピール)
・調理の最終段階で顧客に好きな調味料を選んでもらう
・回転率を上げ、常に出来立ての商品を提供できる体制を整える

②意図的な看板商品作り

・「ごちそう品の日常使い化」というトレンドの踏襲
・ヘルシーなローストビーフをメインアイテムとした看板商品を開発

③「異常値法」の実践

・時間帯別・顧客層別に売れる商品を分析
・ピーク時間に最も売れている商品の品揃えを強化
・売れる商品を集中的に販売することで全体的な売上の山を大きくする

この辺りが成功のポイントとして挙げられます。
 
また、この企業様では上述のテイクアウト専門店から
既存のデリバリー事業への送客にも注力されたことで、
既存のデリバリー事業の売上も更に伸ばされています。

④おわりに

今後更に中食需要が右肩上がりとなっていくなかで、
消費者のライフスタイルやニーズの変化に応えるための
業態作りについては是非考えていきたいところです。
 
□上記の事例で出てきた企業様と
たった25,000円/月で直接情報交換ができる!
船井総研 宅配・ケータリング研究会の「(※初回限定)無料お試し参加」
詳細のご案内・お申し込みは下記URLから
https://food-business.funaisoken.co.jp/biz-delivery/study/
アバター画像

担当者

外食・中食ビジネスチーム

船井総合研究所の外食専門コンサルティングチームです。
新ビジネスモデルの提案、新規出店、リニューアル、集客、人材採用、評価制度構築、FC本部構築など、飲食店に専門特化したご提案をさせていただきます。

お電話・Webからお問い合せ可能

0120-958-270受付時間 平日9:45~17:30 Webはこちらから

タグ一覧