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外食・中食ビジネス
コラム仮
自社サイトを有効活用した「採用」の次の一手
船井総研では、飲食店の持続的な業績アップを実現すべく、人材・組織づくりを全国各地で
お手伝いさせていただいております。
現在、船井総研からおすすめさせていただいている自社サイトを活用したダイレクト
リクルーティングの手法として、indeedをよくご紹介させていただいております。
IndeedのテレビCMも大々的に放送され、indeed自体が有名になってきている状況ですが、
その結果、indeedのクリック単価が上昇し、採用コストが上昇する地域も出てきました。
昨年はクリック単価が150円程度で効果がでる位置を獲得できていた神奈川県エリアで、
現在は240円。昨年100円程度で運用できていた島根県エリアでも150円程度と
上がってきております。
そこで今回は、自社の採用サイトを有効活用した新たなWEB採用の成功事例をご紹介します。
「Googleのリスティングを活用した成功事例」です。
Googleリスティングでは、一定のキーワードが検索された際に、自社のサイトを広告として
表示させることが可能です。
WEB採用は基本的に、採用サイトに集まったアクセス数で成否が決まります。
船井総研の指標では200アクセスに対して1応募、応募率0.5%が基準値になっています。
このアクセスを集めるための手法の一つとしてGoogleリスティングを活用しています。
Googleリスティングを使う際のポイントは、下記になります。
〇ニッチキーワードを設定してコストを下げる
求職者が仕事を探す検索キーワードの人気不人気によってクリック単価が上下します。
例えば、「中途 正社員」などのキーワードは競合数も多く、エリアによって
異なりますが1クリックあたり400円以上します。そのため採用単価は合いません。
しかし、「中途 正社員 飲食」になると100円前後で1クリックを獲得することが
可能です。一般的に需要の高い(=単価の高い)検索キーワードに投資するのではなく、
より絞り込まれた検索キーワードを選択し、費用をおさえつつクリック数を集める
方法です。
〇メジャーなキーワードも組み合わせて単価を合わせる
クリック単価を抑えた採用活動の場合、150円以下のキーワードを集める必要があります。
そのためには、3つの検索キーワードで構成されるものを多く設定するのが効果的です。
例えば、「地域」「職種」「雇用形態」「業態」「雇用条件」「休日数」のうちから、
3つの検索ワードの組み合わせを作るだけで、120個の検索キーワードを作ることが
できます。このようにして、検索キーワードを作り実際にリスティングで運用を行い、
店舗がある地域にあった費用対効果の高い検索キーワードをピックアップしていくのです。
■地域に合わせて、広告のエリア選定
採用リスティングのクリック単価を調整するうえで、もう一つ重要なのが、
「求人の出稿エリアを限定することです。(求職者の中でもこのエリアに住んでいる
人達にだけ求人内容を検索できるようにすること)
以下、成功事例を2つご紹介します。
採用激戦区の新宿、6万円でラーメン店社員2名応募1名採用
「新宿 ラーメン 正社員」の検索キーワードを中心に設定を行いました。
東京の中央線沿いの通勤可能エリアだけに絞って採用リスティングの運用を実施。
その結果、わずか1ヶ月で自社の採用サイトに356アクセス(採用サイトを見て
くれた数)を集め、2名の応募につながりました。新宿は、住む人は少ないにも
関わらず競合数が多く、結果的にクリック単価が高いエリアです。
そこを通勤可能エリアにのみ絞り込み採用リスティングを出したのがクリック
単価を下げつつ採用できた要因です。
地方エリアは、「地域名 アルバイト」で上位独占
採用商圏が10万人程度のエリアであれば、多くの求職者にネット上で検索される
ビックキーワードを狙うことも可能です。島根県の飲食企業で設定した
採用リスティングでは、「地域名 アルバイト」「地域名 正社員」などの
検索キーワードでもクリック単価が136円前後で運用できました。
こちらのエリアは、Indeedで効果的な位置を獲得するためには、
クリック単価が170円程度かかる立地です。つまり、Indeedより1クリック
あたり30円安くなります。1つの応募を獲得するための標準となる
200アクセスで計算すると、1応募あたり約6,000円安くなります。
また、検索キーワードは多いほど採用の成功に結びつきやすくなります。
そのため、状況によっては1,000個以上の検索キーワードを設定し、
調整していくこともあります。
是非、自社の採用サイトを有効活用した新たな一手として、採用リスティングも
活用していただければと思います。
何かご不明な点やご質問などがありましたら、お気軽にお問合せ下さいませ。
全国各地のエリア特性に応じた成功事例をもとにポイントをお伝えさせていただきます。
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~
▼外食業界時流予測レポート2022を無料ダウンロード!▼
お手伝いさせていただいております。
現在、船井総研からおすすめさせていただいている自社サイトを活用したダイレクト
リクルーティングの手法として、indeedをよくご紹介させていただいております。
IndeedのテレビCMも大々的に放送され、indeed自体が有名になってきている状況ですが、
その結果、indeedのクリック単価が上昇し、採用コストが上昇する地域も出てきました。
昨年はクリック単価が150円程度で効果がでる位置を獲得できていた神奈川県エリアで、
現在は240円。昨年100円程度で運用できていた島根県エリアでも150円程度と
上がってきております。
そこで今回は、自社の採用サイトを有効活用した新たなWEB採用の成功事例をご紹介します。
「Googleのリスティングを活用した成功事例」です。
Googleリスティングでは、一定のキーワードが検索された際に、自社のサイトを広告として
表示させることが可能です。
WEB採用は基本的に、採用サイトに集まったアクセス数で成否が決まります。
船井総研の指標では200アクセスに対して1応募、応募率0.5%が基準値になっています。
このアクセスを集めるための手法の一つとしてGoogleリスティングを活用しています。
Googleリスティングを使う際のポイントは、下記になります。
〇ニッチキーワードを設定してコストを下げる
求職者が仕事を探す検索キーワードの人気不人気によってクリック単価が上下します。
例えば、「中途 正社員」などのキーワードは競合数も多く、エリアによって
異なりますが1クリックあたり400円以上します。そのため採用単価は合いません。
しかし、「中途 正社員 飲食」になると100円前後で1クリックを獲得することが
可能です。一般的に需要の高い(=単価の高い)検索キーワードに投資するのではなく、
より絞り込まれた検索キーワードを選択し、費用をおさえつつクリック数を集める
方法です。
〇メジャーなキーワードも組み合わせて単価を合わせる
クリック単価を抑えた採用活動の場合、150円以下のキーワードを集める必要があります。
そのためには、3つの検索キーワードで構成されるものを多く設定するのが効果的です。
例えば、「地域」「職種」「雇用形態」「業態」「雇用条件」「休日数」のうちから、
3つの検索ワードの組み合わせを作るだけで、120個の検索キーワードを作ることが
できます。このようにして、検索キーワードを作り実際にリスティングで運用を行い、
店舗がある地域にあった費用対効果の高い検索キーワードをピックアップしていくのです。
■地域に合わせて、広告のエリア選定
採用リスティングのクリック単価を調整するうえで、もう一つ重要なのが、
「求人の出稿エリアを限定することです。(求職者の中でもこのエリアに住んでいる
人達にだけ求人内容を検索できるようにすること)
以下、成功事例を2つご紹介します。
採用激戦区の新宿、6万円でラーメン店社員2名応募1名採用
「新宿 ラーメン 正社員」の検索キーワードを中心に設定を行いました。
東京の中央線沿いの通勤可能エリアだけに絞って採用リスティングの運用を実施。
その結果、わずか1ヶ月で自社の採用サイトに356アクセス(採用サイトを見て
くれた数)を集め、2名の応募につながりました。新宿は、住む人は少ないにも
関わらず競合数が多く、結果的にクリック単価が高いエリアです。
そこを通勤可能エリアにのみ絞り込み採用リスティングを出したのがクリック
単価を下げつつ採用できた要因です。
地方エリアは、「地域名 アルバイト」で上位独占
採用商圏が10万人程度のエリアであれば、多くの求職者にネット上で検索される
ビックキーワードを狙うことも可能です。島根県の飲食企業で設定した
採用リスティングでは、「地域名 アルバイト」「地域名 正社員」などの
検索キーワードでもクリック単価が136円前後で運用できました。
こちらのエリアは、Indeedで効果的な位置を獲得するためには、
クリック単価が170円程度かかる立地です。つまり、Indeedより1クリック
あたり30円安くなります。1つの応募を獲得するための標準となる
200アクセスで計算すると、1応募あたり約6,000円安くなります。
また、検索キーワードは多いほど採用の成功に結びつきやすくなります。
そのため、状況によっては1,000個以上の検索キーワードを設定し、
調整していくこともあります。
是非、自社の採用サイトを有効活用した新たな一手として、採用リスティングも
活用していただければと思います。
何かご不明な点やご質問などがありましたら、お気軽にお問合せ下さいませ。
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