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外食・中食ビジネス
コラム仮
人手不足対応で取り組まなければいけない3つのこと
皆様こんにちは、
中食業界は現在成長期マーケットですが、
一方で備えなければならないリスクが
あります。
それが、
①人口(胃袋)減少による市場規模縮小
②労働人口減少による国内労働力の下落
です。
特に②に関してはすでに顕著化しており、
人手不足時代への対応が目下の経営課題と
なりますが、この人手不足自体が
労働人口の減少からくるメガトレンドです。
つまり、既存の経営体質、会社のあり方の
延長で、採用を強化しても成果を上げる
ことが難しいわけです。
ここを根本的に見直すために取り組む
べきことが3つあります。
①人手不足対応を前提とした業態転換
②高騰する採用・定着コストの吸収
③人手に依存しない仕組みの構築
です。
①については、ロイヤルホストさんや
オリジン弁当さんなど、大手企業も
実施された24時間営業廃止の流れが
顕著です。
そもそも外食・中食業界自体が
不人気業種だったなかで、
業態のあり方を変え、消費者にも
求職者にも選ばれる業態へと
転換する必要があります。
また、こういった業態転換も含めて、
雇用した方に長く働いてもらう、
そもそもここで働きたいと思って
もらうために、会社自体の労働環境を
整備する必要があります。
こういった部分への投資やそもそも
採用条件を改善することで、
今後、人材コストはどんどん高騰します。
そこで重要なことが
②の採用・定着コストをどこで
吸収するか、ということです。
このコストを吸収するためには、
必然的に高収益化が必要になります。
そもそも収益(=利益)は売上-経費
であるため、売上を最大化するか、
経費を最小化するかのどちらかに
取り組まなければいけません。
ただ、今後人材コストだけでなく、
食材原価も高騰するなかで、
経費の最小化は実現可能性が低い戦略です。
したがって、売上の最大化に取り組む
ことになりますが、多拠点化には
人材リスクが伴うなかで、
いかに1拠点の売上を最大化することが
できるかがポイントになります。
例えば、沖縄のあいあいケータリングさん
では、弁当・オードブルの宅配、企業向け
ケータリング、寿司出前のFCを展開され、
1拠点で年商4億円を実現されています。
また、同じく沖縄の上間天ぷらさんでは、
持ち帰り弁当・天ぷら店を5店舗展開
されていますが、無店舗型のパーティ
ケータリングや法事等の仕出しを
各店舗に付加することで、1店舗あたり
1億円の売上を作られています。
こういった形で、
特に中食業界では1拠点売上最大化を
追求することになりますが、
複合化することで招く生産性ダウンに
備えて、③の人手に依存しない仕組みの
構築(=生産性アップ)に取り組みます。
中食業界における生産性アップについては、
これまでメルマガ内でも何度かお伝え
しているので、詳細については
割愛させて頂きます。
いずれにしても、今後の人手不足時代に
対応するために、上記3つの取り組みを
検討して頂ければと思います。
また、今回本コラムにてご紹介させて
頂いた、「あいあいケータリング様」と
「上間天ぷら様」2社の視察ツアーの
開催が決定いたしました。
この機会に、上記の取り組みを
実践されている2社様の取り組みを学び、
今後の経営に活かして頂ければと思います。
中食業界は現在成長期マーケットですが、
一方で備えなければならないリスクが
あります。
それが、
①人口(胃袋)減少による市場規模縮小
②労働人口減少による国内労働力の下落
です。
特に②に関してはすでに顕著化しており、
人手不足時代への対応が目下の経営課題と
なりますが、この人手不足自体が
労働人口の減少からくるメガトレンドです。
つまり、既存の経営体質、会社のあり方の
延長で、採用を強化しても成果を上げる
ことが難しいわけです。
ここを根本的に見直すために取り組む
べきことが3つあります。
①人手不足対応を前提とした業態転換
②高騰する採用・定着コストの吸収
③人手に依存しない仕組みの構築
です。
①については、ロイヤルホストさんや
オリジン弁当さんなど、大手企業も
実施された24時間営業廃止の流れが
顕著です。
そもそも外食・中食業界自体が
不人気業種だったなかで、
業態のあり方を変え、消費者にも
求職者にも選ばれる業態へと
転換する必要があります。
また、こういった業態転換も含めて、
雇用した方に長く働いてもらう、
そもそもここで働きたいと思って
もらうために、会社自体の労働環境を
整備する必要があります。
こういった部分への投資やそもそも
採用条件を改善することで、
今後、人材コストはどんどん高騰します。
そこで重要なことが
②の採用・定着コストをどこで
吸収するか、ということです。
このコストを吸収するためには、
必然的に高収益化が必要になります。
そもそも収益(=利益)は売上-経費
であるため、売上を最大化するか、
経費を最小化するかのどちらかに
取り組まなければいけません。
ただ、今後人材コストだけでなく、
食材原価も高騰するなかで、
経費の最小化は実現可能性が低い戦略です。
したがって、売上の最大化に取り組む
ことになりますが、多拠点化には
人材リスクが伴うなかで、
いかに1拠点の売上を最大化することが
できるかがポイントになります。
例えば、沖縄のあいあいケータリングさん
では、弁当・オードブルの宅配、企業向け
ケータリング、寿司出前のFCを展開され、
1拠点で年商4億円を実現されています。
また、同じく沖縄の上間天ぷらさんでは、
持ち帰り弁当・天ぷら店を5店舗展開
されていますが、無店舗型のパーティ
ケータリングや法事等の仕出しを
各店舗に付加することで、1店舗あたり
1億円の売上を作られています。
こういった形で、
特に中食業界では1拠点売上最大化を
追求することになりますが、
複合化することで招く生産性ダウンに
備えて、③の人手に依存しない仕組みの
構築(=生産性アップ)に取り組みます。
中食業界における生産性アップについては、
これまでメルマガ内でも何度かお伝え
しているので、詳細については
割愛させて頂きます。
いずれにしても、今後の人手不足時代に
対応するために、上記3つの取り組みを
検討して頂ければと思います。
また、今回本コラムにてご紹介させて
頂いた、「あいあいケータリング様」と
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この機会に、上記の取り組みを
実践されている2社様の取り組みを学び、
今後の経営に活かして頂ければと思います。
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