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【地方ホテル経営者様必見!】料飲売上が下落する地方ホテルの次代の経営戦略とは!?

皆様、こんにちは。

いつも、当コラムをお読み頂き、ありがとうございます。

昨今、地方ホテルの経営者様からこういったお声を伺います。

 

「ブライダルや宴会の件数・売上が大幅下落し、それに伴い全館売上が減少した」

「国内宿泊者増加の恩恵がほぼなく、競合増加で宿泊売上も減少している」

「料飲部門売上ダウンによって、職人の人件費が増加・圧迫している」

「全館売上ダウンによる固定比率の増加が年々大きくなっている」

 

特に料飲部門が売上の柱の1つとなっている地方ホテルは、

こういった多くの悩みがあるのではないでしょうか。

 

 

そんな中でも、料飲部門の業績を上げられている、地方ホテル様があります。

既存施設と人員を活用し、高収益販路である「高級弁当デリバリー事業」に参入された

企業様です。

 

この2つの企業はどちらも一昨年から昨年にかけて、高級弁当デリバリー

事業に参入されて、小商圏ながら、初年度から大きな売上を記録されました。

 

高級弁当デリバリ―事業に参入した地方ホテルの成功事例

~S社様@滋賀県の場合~

〈参入の背景〉
件数の下落による婚礼それに伴う料飲売上がダウン。全館売上は最盛期の
75%程度まで落ち込む。既存リソースを活かし高級弁当デリバリー事業に参入。


〈取り組み成果〉
人口10万人の商圏で、参入5ヶ月で売上2,000万円を突破。
初年度年商は5,000万円を記録。

〈今後の展開〉
専門厨房・人員体制に向けて体制を刷新。
社員1人(残りはP/A)で中食・デリバリー2億事業化体制の構築


~K社様@秋田県の場合~

〈参入の背景〉
婚礼件数は最盛期の1/2以下に減少し、それに伴い料飲売上は60%程度まで減少。
低投資かつ既存設備を活用できる高級弁当デリバリー事業に参入。


〈取り組み成果〉
人口4.7万人の商圏で、初月月商は550万円(営業利益は30%超)を記録。
初年度年商は4,200万円を達成し、人時生産性は1,045円アップとなった。


〈今後の展開〉
事業2年目は昨対130%で推移し、デリバリーブランド複合化に向けた
ブランド構築を実施。中食・宅配での圧倒的地域一番ブランドを目指す。

ホテルの市場環境と今、地方ホテルが置かれている環境

今回は地方ホテル、特に厨房機能を持ち、ブライダル・宴会サービスをもつ
地方複合機能型ホテルの高級弁当デリバリー事業戦略についてお伝えします。

まず、ホテル区分とその市場性についてですが、ホテルを区分すると、
大きく以下の3つに分かれていきます。

 
①繁華街(駅前)宿泊特化型ホテル
→宿泊サービス提供に特化した形態のホテル。繁華街(駅前)に立地し、
単身・ビジネス層の宿泊者が多く、宿泊単価は低い。
インバウンド等の国内宿泊者数増加の追い風を受け、
一気に件数(部屋数)が増え、競合過多の状態に。


②ラグジュアリー・リゾート型ホテル
→料飲・宿泊・飲食サービスを提供している形態のホテル。
サービス強化、多額の設備投資などにより宿泊(もしくは料飲)
単価は非常に高い。都心部・観光地に位置し、
インバウンド等の国内宿泊者数増加の恩恵を受け、
業績好調のホテルが多く見られる。


③地方複合機能型ホテル
→宴会・ブライダル等の料飲売上と宿泊売上を柱としている地方商圏に
位置しているホテル。宿泊客層は単身(ビジネス層)利用も多い。
立地環境もあり宿泊売上が伸び悩む。また、宴会やブライダル市場の
落ち込みが見られ、料飲売上が落ちこんでいる。


上記の通り、地方複合機能型ホテルを取り巻く環境は3つの区分の中では最も厳しく、

・ブライダルの市場の落込みと専門式場へのニーズの移行

・宴会市場は市場全体が縮小し、使用金額も下落

・宿泊はビジネスホテルとの価格競争とパイの奪い合い

・飲食、サービス業種の有効求人倍率と時給は約50か月連続の上昇

・大規模設備投資は耐震修繕も見越すと極めて難しい

など課題は山積みです。

高級弁当デリバリー事業をお勧めする理由と明日から経営で活かして頂きたい事

そんな中でも地方複合機能型ホテルが「高級弁当デリバリー事業参入」で

成功を収めることのでき、おすすめしているポイントは6つで、

1 完全予約注文のため、製造・人員計画を立てやすい
⇒本業の料飲部門作業との並行がしやすい

2 繁忙期・閑散期の差が少なく売上・利益が安定する
⇒自社顧客基盤や営業機能を活かしながら法人売上を獲得出来る

3 製造作業を標準化・機械化しやすく職人が不要
⇒職人依存ばかりではなくP/Aのみで料飲売上を付加できる体制を構築できる

4 高粗利かつ初期費用が低いため収益性が高い
⇒粗利率は約60%で既存設備を活かす為、初期投資(100万円前後)回収が速い

5 ストック型であるため売上が積上式に伸びやすい
⇒顧客名簿や基盤があればそこから売上を作っていける

6 市場の成長に対して競合環境が比較的緩やか
⇒急成長する中食市場内でも商品仕様や販売価格上、参入企業が少ない

が挙げられます。


上記の成功事例がある中でも、多くの地方複合機能型ホテル様にお伺いすると、

「自社商圏で高級弁当デリバリー事業は成功するの?」

「自社のリソースでそんな売上が作れるのか?」

「成功した企業ポイントに自社も当てはまるの?」

「そもそも、デリバリー事業はどんな事(商品や販促)をやるの?」

そんなお声を頂戴します。


そのお声にお応えし、当コラムを見て頂いた企業様限定で、

「高級弁当デリバリー事業参入の無料事業診断」を実施させて頂きます。


①市場性診断(自社商圏のポテンシャル)

②自社リソースにおける事業判断

③先行企業の成功事例のポイント


を基軸に御社における高級弁当デリバリー参入時の事業イメージを

無料にて御社にお伺いし、お話を致します。


ご希望、ご相談の方は下記の【連絡先】までお気軽に御連絡下さい。

(※御連絡を頂戴しました後、担当者から折り返し御連絡を差し上げ、

日程を調整させて頂きご訪問致します。)

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【問い合わせフォーム】

(※大変お手数ですが、「ホテルのコラム」をお読みなった旨をお書き下さい。)

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少しでもご興味、お悩みをお持ちの方は、まずはお気軽にご連絡下さい。



皆様の明日からの経営や業績アップの一助になれば幸いです。
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担当者

外食・中食ビジネスチーム

船井総合研究所の外食専門コンサルティングチームです。
新ビジネスモデルの提案、新規出店、リニューアル、集客、人材採用、評価制度構築、FC本部構築など、飲食店に専門特化したご提案をさせていただきます。

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