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外食・中食ビジネス

コラム仮

これからの飲食店経営に必要な高収益化アプローチ

この秋の大手外食企業の決算発表を見ていると、「減益」している企業が多いのが特徴です。

人件費や原価などのコストアップが一つの要因となっています。

時給上昇は全国的に顕著で、また人手不足も深刻ですので求人に費やす経費も上昇しています。

そして、来年には消費税が上がることも予想されるため、消費は落ち込むことも考えられます。

 

上昇するコストを吸収し、人材採用や人材定着にしっかりと投資を回せる状態にするためには「収益性向上」は必須のテーマと言えます。

 

飲食店の経営において収益性向上のアプローチは以下の4点が挙げられます。

 

①損益分岐点を大きく超える売上を作る

⇒そのためには「規模」が必要です。そして、当然ですがその「規模」を最大限売上に転嫁するための「集客力」が必要です。

 

②低損益分岐点のビジネスモデルにシフトする

⇒固定費、変動費が抑えられたビジネスモデルの開発が低損益分岐点を作り出します。

 

③人材不足の環境下においても売上獲得ができる「省人化」ビジネスにシフトする

⇒店舗運営スタッフが慢性的に足りない時代において「人材採用力の向上」「人材の定着率向上」は非常に重要なテーマですが、一方で、運営人数が少なくて済むようなビジネス形態を作ることも重要な視点です。セルフ化や機械化など少ない人員で営業できるモデルの構築が重要です。

 

④デジタルテクノロジーの活用

⇒ITテクノロジーの進化をしっかりと経営に役立てることが「収益性向上」に繋がります。

三重県伊勢市にある食堂「ゑびや」様ではITテクノロジーの活用で生産性を飛躍的に向上されました。売上は5倍、利益は10倍、さらに完全週休二日制をも実現されました。

こちらの取組みについては12月に現地視察セミナーをご用意しておりますので、ぜひご興味のある方はご参加くださいませ。

http://sem.funai-food-business.com/seminar/037975/

 

上記4つのアプローチで「高収益化」をぜひ実現していきましょう。


 
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
注目の飲食店「新ビジネスモデル」事例解説 ~コロナ後の新しい時代への対応業態の作り方~

 
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担当者

外食・中食ビジネスチーム

船井総合研究所の外食専門コンサルティングチームです。
新ビジネスモデルの提案、新規出店、リニューアル、集客、人材採用、評価制度構築、FC本部構築など、飲食店に専門特化したご提案をさせていただきます。

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