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リーダーシップとマネジメントの違いとは!?

飲食店経営に関する本コラムをいつもご愛読いただきありがとうございます。

リーダーや店長は、「リーダーシップ」能力と「マネジメント」能力が求められます。

では、リーダーシップとマネージメントの違いとは何でしょうか。

リーダーシップの目的は、設定した目標の達成に向けて積極的に人を動かすことです。      そのための必要な機能としては、                              ① 魅力的な目標・ビジョンを示す                             ② 考え方・方針を示し、組織をまとめる                          ③ 意識決定を行う                                    となります。

必要な能力としては、信念、使命感、問題意識、危機感、挑戦意識などが考えられます。

一方、マネジメントの目的は目標達成のための課題を解決し、安定と効率を作り出すことです。
必要な機能としては、
① 目標達成の具体的計画をつくり、実行する
② 実行の検証を行い、改善を図る
③ 人・モノ・金を有効に使う
となります。

能力としては、知識、経験、包容力、忍耐力、コミュニケーション力などが必要だと考えられます。

そこで、リーダーや店長がスタッフをマネジメントする際に重要なポイントをいくつかご紹介させていただきます。

1.リーダーは部下の力に応じて適切に「業務分担」「指示」をすること。部下の実力より少し高い業務をやらせた方が早く力がついていく。

2.部下へ指示する時は、「業務の目的」「期限」を説明すること。目的と期限を理解 すれば部下は「納得すること」ができ、成果や効率は上がる。

3.リーダーは部下の業務の進捗状況に問題がないか管理すること。そのためには、「ホウレンソウ」を徹底させることが重要である。

4.成果を上げるためにはできるだけ「自主性」を発揮させ、「主体的」に行動させた方がよい。そのためには、相手を信頼し、「任せる」ことが一番である。

5.「自分の方針」「部下に求める行動方針」を明確に示すこと。方針を示せば組織には秩序が生まれ、スタッフは動きやすくなる。

スタッフ指導は、マニュアルだけでは出来ません。
最終的には、リーダーや店長の情熱と人間力があるからこそ、部下が思い通りに動き、成果を上げることができるのだと思います。

スタッフ指導のご参考に少しでもしていただけたらと思います。

 
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担当者

マーケティングコンサルタント

山﨑 滝也やまざき たきや

老舗商家に生まれ、幼少の頃より、経営の魅力と厳しさを学ぶ。
大手流通業のバイヤー、販売促進責任者を経て、船井総研に入社。
永続経営できる企業づくりをテーマに、企業の5年、10年先を見据えた戦略づくり、多店舗展開の仕組みづくりのコンサルティングは、20年以上に渡り得意としている。
現在も、船井流経営法、即時業績向上をモットーにしたコンサルティングで、10年以上の継続契約企業を複数社持っている。

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