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外食・中食ビジネス

コラム仮

弁当宅配の参入のポイント


 

私は現在、仕出し業やケータリング業を営まれている企業様を中心にお伺いしていますが、

中にはこれから宅配弁当事業への「参入」をお手伝いする場合も少なくありません。

 

「宅配・デリバリー」という市場が、近年拡大しているのは言うまでもありません。

しかしながら、宅配事業立ち上げ後順調に業績を伸ばす、というケースとそうでないケースが少なからずあります。

 

順調に伸ばしているケースにおいて共通して言えることは、大きく3つあると考えております。

1)自社の既存業態、ブランド、強みを活かした宅配事業かどうか

外食企業であれば外食で使用している食材、もっと言えばブランド(屋号)までなんらかの形で見えた方が、立ち上がり後順調に伸ばすケースが多いようです。

 

2)売り先のターゲットや事業のコンセプトが明確であるかどうか

どのような業態においてもそうですが、中途半端なサービス、商品には「リピート」がつきづらいです。顧客やコンセプトを絞り込んで、「ここだけは譲らない」「ここだけは一番」を作りましょう。

 

3)マーケティングをやりきる前提でいるかどうか

新規参入の場合、妥協した商品力、販促力で始めるパターンが見られます。

しかしながら、既存の競合企業のシェアを奪い、売上を上げていくには勝てる商品力と一定期間新規販促をやりきる覚悟が必要です。

市場が大きくなる宅配弁当市場ではありますが、「新規市場」ではありません。
ゆっくり付加をかけていって成り立つほど甘くないことを念頭に置きながら、適切な立ち上げを行っていきましょう。
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担当者

外食・中食ビジネスチーム

船井総合研究所の外食専門コンサルティングチームです。
新ビジネスモデルの提案、新規出店、リニューアル、集客、人材採用、評価制度構築、FC本部構築など、飲食店に専門特化したご提案をさせていただきます。

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