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コラム仮

今更寿司宅配は儲からないと思っていませんか?実は今、かなり収益を上げているんです。

寿司
寿司の宅配。今更儲からないと思っていませんか?

 

実は決してそんな事はなく、今寿司宅配が見直されています。

 

デリバリーの市場が伸びているのは周知の部分かと思いますが、寿司宅配の場合大手FCが50%以上のシェアを確保されています。そしてその残りは、個店さんが片手間でやっているようなレベルです。

 

大手企業が市場を独占している為、中々新規で展開される企業が増えなかったのですが、実はここにチャンスがあったのです。

 

FC本部としては、加盟店さんに儲けてもらう事が前提条件です。
となると、【出店出来ないエリア】が増えてしまうのです。

 

このポイントが、商圏の人口として約30万人未満です。このエリアには大手の参入も少なく、自社がしっかりと仕組み化すれば市場を逆に独占する事が可能です。

 

事実、先日お伺いした寿司宅配の専門店を展開される企業様は、
① 商圏人口:1万人
② 年間売上:5,000万円
③ 年間営業利益:1,000万円(20%)

としっかり高収益を上げられていました。

 

エリアを絞り込む事によって、結果的に配送効率も高まりますし、その商圏内シェアを徹底して高める事が出来ます。

そうなると、他社が参入してきても影響をうけなくなります。

 

この小商圏型の寿司宅配は、本当に個店さんが片手間でやっているだけなので、一気にシェアを確保できます。

 

その際のポイントは、
① エリアは絞り込み、最低配送金額を下げる(ハレでなく、ケの需要獲得)
② 下限価格を500円予算帯に(ハレではなく、ケの需要獲得)
③ 徹底した顧客管理(年間平均利用回数のアップ)

この辺りです。

 

デリバリー事業の中でも、今本当に寿司宅配が調子が良いです。
競合が増える前に、進めていきたいですね。

 
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担当者

マネージャー

石本 泰崇いしもと やすたか

十数年間飲食業の現場でキャリアを積んだ後、船井総合研究所に入社。

上場外食企業のスーパーバイザー、最年少での営業部長就任、130名以上のメンバーのマネジメント実績を活かし、人事評価制度、人材採用、人材開発・育成(教育)プランの提案を得意とする。
現場と経営者の双方の意見を融合させての改善提案や業績向上プラン、即時経費削減プランを具現する。

最近では特に人事評価制度導入により、人を育てて、業績アップを実現させるスキームの導入から運用までの依頼が多い。

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