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飲食店の経営に必須のパートさん採用

こんにちは。
今回は飲食店が経営する上でパートさんを採用するコツをお伝えしていきます。

 

少子高齢化社会と呼ばれる昨今、飲食業界ではどの業態、どのエリアでも人手不足が目立っています。
今まで普通に採用できていた人材が求人をかけてもなかなか採用できなくなった、そんな声が全国各地であります。

 

しかし実は女性の非正規雇用者に限れば、10年前からおよそ220万人増加しています。
女性の社会進出が社会情勢に寄与する部分は大きく、飲食店の経営にとってもそれは小さくありません。
今回は飲食店でのパートさんの採用についてポイントを述べたいと思います。

 

①年齢別ターゲティング
パートさんがシフトに入れるかどうかというのはほぼ家族の都合、特に子どもの状況によって大きく変わります。
20代・30代のパートさんはまだ子どもが小さく午前10時から午後15時頃までのシフト希望者が圧倒的に多くなります。
また、子どもの学校行事や子どもの体調が変わった時などに融通を利かせたいという希望があります。

 

それが40代・50代のパートさんの場合、午後から夜まで働きたい方やフルタイムでの希望者も増えます。
子どもが大きくなって自分の時間ができた方が社会復帰を希望されるためです。
パートさんの採用はこうした年齢ごとにニーズが変化するため、どこの層を採用するかによっても求人の打ち出しポイントは変わってきます。

 

②ライフイベントに合わせたサポート
女性の方は結婚や出産や子育てなど、ライフイベントが仕事へも大きく影響します。
そのため、会社もフレキシブルな働き方に対応できるようサポートする必要があります。
働く時間帯や仕事のやり方についてもこまめに相談しやすい環境をお店で作ります。
あらかじめ人員体制が整っていればスタッフ同士でカバーし合える範囲も広がります。

 

③賃金体系と仕事の内容
パートさんであってもアルバイトの学生さんであっても同じように、仕事の内容や個々の能力や適応できる仕事のレベルに応じてしっかりと賃金(時給)が上がっていくように賃金体系を整えます。
20代や30代の正社員であれば、自身のキャリアを見据えて仕事をしている場合もありますが、パートさんにとっては就業先の中でのキャリア形成がモチベーションの源となります。
柔軟な働き方を推進する一方で日々の仕事について他の方と区別をすることなく、能力を最大限発揮できるように環境を整えます。

 

経営サイドで働く環境さえ整えられればパートさんも安定して年単位で長く働いてもらえますし、活躍している方には正社員になってもらえる可能性も高まります。
また、パートさんが活躍した実績ができればより採用も促進されます。
ぜひ一度社内の受け入れ体制を見直して、パートさん採用を推進した飲食店の経営について考えてみていただければと思います。

 
▼新しいビジネスモデルをお探しの方はこちらのページもご覧ください。
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担当者

外食・中食ビジネスチーム

船井総合研究所の外食専門コンサルティングチームです。
新ビジネスモデルの提案、新規出店、リニューアル、集客、人材採用、評価制度構築、FC本部構築など、飲食店に専門特化したご提案をさせていただきます。

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