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今からでもできる!中元WEB対策

いつもありがとうございます。
食品・観光グループの中野一平です。

7月に入り、特に地方では中元商戦が活発化してきているかと思います。本日は、そのような中で今からでも可能な、WEB集客やメルマガ開封率アップにつながる対策をお伝えします。

基本的には通信販売の場合、夏のキャンペーンを6月からスタートさせ、
・顧客へのDM発送
・7月の中押し
・週2回のメルマガ配信
・SNS投稿
あたりの取り組みが主ではないでしょうか。

今後は「これ以上特にやることはない」とお考えの方の通販担当者もいらっしゃるかもしれませんが、「WEB上での人の動き」にあわせた仕掛けはまだまだ可能です。

1. 増加する「お中元の時期やマナー」に関する検索

6月の後半から
・お中元 時期
・お中元 いつから
・お中元 お礼状
・暑中見舞い いつから
など、「お中元の時期やマナー」に関する検索が激増しています。

もうしばらく経ちますとお盆あたり迄、
・残暑見舞い いつから
・お中元 いつまで
といった検索が増加します。

これらの情報を求めている方がWEB上にたくさんいることが分かります。シンプルに、その解決となる情報をメルマガやコンテンツマーケティングで発信をすることが効果的です。

「うちのお客様はそんなことは分かっている」というご意見もごもっともです。が、本当にそうでしょうか。優良顧客、上位顧客であればそうかもしれません。

一方で通信販売ではそれら顧客以外の「買うか買わないか微妙なライン」の中間層、また、昨日今日買っていただいた新規顧客、ライトユーザーからの購入率アップも重要です。ライトユーザーなどの“濃くない顧客”は「分かっている」と言い切れますでしょうか。

また、現実として検索が激増するということはこちらが考えている以上に詳しくは分かっていない方が多いということです。私も「あれ、今だと暑中見舞い?残暑見舞い?どちらだっけ」と検索してしまうこともあります。また、お中元というものがよりカジュアルに時期も曖昧となっていることは、「お中元 いつまで」がお盆過ぎ迄検索が続くことからも分かります。検索数が増えるテーマの情報をタイムリーにメルマガ、WEB上で発信するというのはある意味基本ですので「分かっている」と決めつけずに実行してみてはいかがでしょうか。ちなみに検索ボリュームでは「お中元」が「中元」の10倍以上となることもありますので(時期によりますが)、SEOを意識する場合は「お中元」が有効です。

2.メルマガ・SNSでの情報発信

上記、「お中元の時期やマナー」をメルマガやSNSに盛り込みましょう。メルマガは週2回がベストなのですが、「売り込みのメルマガを週2回も出したくない」と抵抗がある方は1回をこのようなお役立ちテーマにしてはいかがでしょうか。

タイトル例

「意外と知らないお中元の時期とマナー」
「暑中見舞いは来週いっぱい迄!喜ばれる定番ギフト特集」
「お中元はいつまで大丈夫?失礼にならない夏のご挨拶」

3.検索に強いコンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングとは、ターゲットユーザーに対し価値のあるコンテンツ(情報)でのページを作成、発信しファンを増やし最終的には購買へと誘導する手法です。

簡単に申しますと、検索で上位にしたいキーワード、サジェストワードで数多くのコンテンツ(情報)ページを作成することでセッション数アップにつながり、大変効果的です。

コンテンツ(情報)ページをストックしておくことで、一過性のものではなく長期的に有効ですし、何より、低コストで実施が可能です。(盛り込むキーワードのバランス、2,000文字は必要などのコツが存在しますが詳しくはまた日を改めてお伝えします)

例えば、【気になるお中元のマナーと時期】暑中見舞い&残暑見舞いも含めた地域別時期とルール、心伝わるお礼状の書き方とは?といったタイトルで網羅したページを作ってみましょう。皆様の取り扱い商材キーワードをうまく説明に入れる、お中元の時期、お礼状の書き方、暑中見舞い&残暑見舞いでそれぞれページを作る、もさらに有効です。完成したページはSNSでも拡散しましょう。

わざわざお金をかけて1ページ作成する必要はありません。サイト内のフリーページやブログ機能を用いてページを追加しましょう。20年、30年前と異なり、メルマガ、WEB、SNSでは人の動きにあわせたタイムリーな仕掛けが可能となりました。お中元テーマ以外でも「お昼の情報番組での特集」「甲子園のチームの活躍」など、カンタンに手に入る情報が大きなネタになりますので、常にアンテナを張り、実行し、中元・夏商戦での最大売上を目指してくださいませ。


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