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2月の店舗売上150%!観光立地でも伸びている店舗の秘密
いつもありがとうございます。
食品・観光グループの中野一平です。
コロナで大ダメージを受けた観光ですが、バスツアー集客型、歩き観光型よりも比較的ダメージが少なかったのは個人観光客を対象としたドライブ観光型です。特に、施設が密集しておらず、車で1時間圏内といったイメージのところは健闘していました。
そんな中でも、2月の店舗売上がなんと前年比150%を達成した秋田のはちみつ屋さんの取り組みをご紹介します。
①SNSでの情報発信の徹底
「コロナでお客様が来ないので店舗情報を発信しても意味がない」
このように考え、SNSでの情報発信をやめてしまった企業も多いかと思います。このはちみつ屋さんではコロナ禍でも継続的に店舗や地域の情報を発信していました。「ちょっと落ち着いたら行ってみたい」そんなことを考えてSNSで情報収集している方々に、ジワジワとボディブローの様に効いていき集客につながったと考えられます。SNSでの投稿が今、スグ効果を発揮しなくてもよいのです。目先の動きだけにとらわれず、先も見据えた行動が身を結びます。
②地元企業とのコラボで情報拡散
地元の老舗パン屋&ラジオ局、コンビニのコラボ企画商品にはちみつ屋さんのはちみつが採用され、パッケージにも店名が大きく載りました。2月限定で東北のコンビニで販売され、ラジオ等でも大々的に宣伝されました。それが認知のキッカケとなり来店された方もいたはずです。このケースは運良く“大きい話”で拡散力もありましたが、はちみつ屋さんでは意識的に地元企業とのコラボ商品や企画を進めています。以前、食品業界の今年の成長のキーワードのひとつに「コラボ」を挙げました。いち企業での動きよりも大きい効果が得られます。ぜひ皆様もツキのある企業とのコラボにチャレンジしてみましょう。
③サーバー試飲で飲む酢は200%!
客単価の330円アップも前年比150%アップの要因のひとつですが、カテゴリ売上1位の飲む酢が200%と客単価アップに貢献しました。好調の理由はサーバーを活用した試飲です。お客様が試食品に手を触れる機会が多いはちみつや“むきだし”状態のジャムなどは試食をお休みしていますが、飲む酢はサーバーを使い非接触の安心できる試飲のためお客様が自然と集まり売上につながっています。
しかもサーバーをずらっと並べ、7種類すべて展開しており満足度も高いのです。各地で試飲試食がお休みの中、実施しているだけでも注目されやすいため、特に飲料系にはサーバー活用はおすすめです。
ちなみに、はちみつソフトは前年比160%、カテゴリ順位も4位と大健闘!冬場でも室内販売であればソフトクリームは動きます。店舗のスタイルにもよりますが「冬だから冷たいものは売れない」とSNSでの集客ネタにも使えるソフトをやめてしまうのはもったいないですね。
観光地は一帯に人が集まらなければSNSを頑張っても集客は難しく、はちみつ屋さんのようにうまくいかないことも多々あるかと思います。暖かくなり人も動き出すまであと少しの辛抱です。来る日に向けて「行ってみたい」方を取り込むための取り組みは続けていきましょう。
さて、そんなはちみつ屋さんも会員の食品ビジネス経営研究会ですが、次回、4月12日は「鶴梅」「紀土」で有名な和歌山の平和酒造の山本社長よりお話をいただきます。老舗酒蔵の改革、新ブランドや新商品開発等、やはり“現状維持からの脱却”で成功されている企業様です。
これからの時代を生き抜くヒントになることは間違いありません。
船井総研講座では「業績アップにつなげるSNS活用」「夏・中元商戦対策」をご用意しております。
初めてご参加の企業様はなんとお試しで無料です(1企業1回あたり)。少しでも興味をお持ちの方はぜひご参加ください。
https://food-business.funaisoken.co.jp/biz-food/study/
食品・観光グループの中野一平です。
コロナで大ダメージを受けた観光ですが、バスツアー集客型、歩き観光型よりも比較的ダメージが少なかったのは個人観光客を対象としたドライブ観光型です。特に、施設が密集しておらず、車で1時間圏内といったイメージのところは健闘していました。
そんな中でも、2月の店舗売上がなんと前年比150%を達成した秋田のはちみつ屋さんの取り組みをご紹介します。
①SNSでの情報発信の徹底
「コロナでお客様が来ないので店舗情報を発信しても意味がない」
このように考え、SNSでの情報発信をやめてしまった企業も多いかと思います。このはちみつ屋さんではコロナ禍でも継続的に店舗や地域の情報を発信していました。「ちょっと落ち着いたら行ってみたい」そんなことを考えてSNSで情報収集している方々に、ジワジワとボディブローの様に効いていき集客につながったと考えられます。SNSでの投稿が今、スグ効果を発揮しなくてもよいのです。目先の動きだけにとらわれず、先も見据えた行動が身を結びます。
②地元企業とのコラボで情報拡散
地元の老舗パン屋&ラジオ局、コンビニのコラボ企画商品にはちみつ屋さんのはちみつが採用され、パッケージにも店名が大きく載りました。2月限定で東北のコンビニで販売され、ラジオ等でも大々的に宣伝されました。それが認知のキッカケとなり来店された方もいたはずです。このケースは運良く“大きい話”で拡散力もありましたが、はちみつ屋さんでは意識的に地元企業とのコラボ商品や企画を進めています。以前、食品業界の今年の成長のキーワードのひとつに「コラボ」を挙げました。いち企業での動きよりも大きい効果が得られます。ぜひ皆様もツキのある企業とのコラボにチャレンジしてみましょう。
③サーバー試飲で飲む酢は200%!
客単価の330円アップも前年比150%アップの要因のひとつですが、カテゴリ売上1位の飲む酢が200%と客単価アップに貢献しました。好調の理由はサーバーを活用した試飲です。お客様が試食品に手を触れる機会が多いはちみつや“むきだし”状態のジャムなどは試食をお休みしていますが、飲む酢はサーバーを使い非接触の安心できる試飲のためお客様が自然と集まり売上につながっています。
しかもサーバーをずらっと並べ、7種類すべて展開しており満足度も高いのです。各地で試飲試食がお休みの中、実施しているだけでも注目されやすいため、特に飲料系にはサーバー活用はおすすめです。
ちなみに、はちみつソフトは前年比160%、カテゴリ順位も4位と大健闘!冬場でも室内販売であればソフトクリームは動きます。店舗のスタイルにもよりますが「冬だから冷たいものは売れない」とSNSでの集客ネタにも使えるソフトをやめてしまうのはもったいないですね。
観光地は一帯に人が集まらなければSNSを頑張っても集客は難しく、はちみつ屋さんのようにうまくいかないことも多々あるかと思います。暖かくなり人も動き出すまであと少しの辛抱です。来る日に向けて「行ってみたい」方を取り込むための取り組みは続けていきましょう。
さて、そんなはちみつ屋さんも会員の食品ビジネス経営研究会ですが、次回、4月12日は「鶴梅」「紀土」で有名な和歌山の平和酒造の山本社長よりお話をいただきます。老舗酒蔵の改革、新ブランドや新商品開発等、やはり“現状維持からの脱却”で成功されている企業様です。
これからの時代を生き抜くヒントになることは間違いありません。
船井総研講座では「業績アップにつなげるSNS活用」「夏・中元商戦対策」をご用意しております。
初めてご参加の企業様はなんとお試しで無料です(1企業1回あたり)。少しでも興味をお持ちの方はぜひご参加ください。
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