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食品メーカービジネス

コラム仮

2020年 夏商戦&お中元対策

皆様、こんにちは。

食品メーカーチームの中野一平です。



非常事態でも好調な通信販売ですが、「お客様の手元へ商品をお届けするビジネス」の強さを再認識しています。

今回は、食品の通信販売での2020年夏商戦・お中元対策についてお伝えします。



「もうDMもつくってしまっているので今その話を聞いても参考にならない」という方がいらっしゃるかもしれませんが、その考えから脱することがまず第一歩です。

これからは、タイムリーな“今に即した提案”がポイントになります。WEB・SNSを駆使して常に“今に即した提案”を行うということを強く意識しましょう。先に進めているDMはそれはそれで結構です。新しい情報は、中押し、後押し、請求書同封ツールに活かします。



日々状況は変わっていきますが、動きとして予想されるのは以下の通りです。

◎ 「親しい方へ地域のものを送る」の活発化

◎ 個食・時短・簡便・保存食は継続して拡大

◎ 「プチ贅沢」としての自家消費需要は伸びる

◎ “なじみ”の企業から購入・注文

◎ オンライン企画の活発化



したがって、商品対策としては以下が効果的と考えられます。

◎ “地域のもの”地縁性訴求

◎ 夏の地域特産品・組合せ商品の投入

◎ 既存商品の時短要素・保存食アピール

◎ 「家で体験」リアルイベントの通販商品化

◎ 飽きさせない夏限定商品・新商品は必須



通常商品=“地域のもの”である地方の食品メーカーにとっては有利な状況です。また、残念ながら春~夏にかけての店舗イベントが中止の場合も、リアルイベントの通販商品化によって例年にはなかった売上を積むことが可能となります。



顧客&ファンとのつながり強化も重要ポイントです。

第一ステップとして顧客&ファンのベース・母数を拡大し、情報発信&“やりとり”を重ね、つながり&なじみ感を強化することが中元に限らず、今後も伸び続ける通販企業の礎となるでしょう。

◎ 今、当たるアナログ広告の積極展開

◎ ターゲット共通アカウントのフォロー

◎ オンラインショップやDMでの人間味訴求

◎ SNSでは「今必要なこと」&ライフスタイル提案

◎ 夏企画・見学・試食をLIVE配信



各社の創意工夫により、SNSを活用してのLIVE配信企画など、数年前には考えられなかった新しい取り組みが生まれ、一気に進んでいます。世界の変わり目にいることを実感しています。

大切なのは既成概念にとらわれず新しいことにチャレンジすることですので、今年の夏は上記をベースに組み立てつつも、圧倒的スピードでの時流適応で進めていきましょう。



今回の内容+αを10分程度ですが動画で解説しています。


⇩⇩⇩動画の視聴はこちらから⇩⇩⇩


https://youtu.be/qUHmypzDnBI


「うちの場合はどうしたらよいの?」とお悩みの方はお気軽にご相談ください。

宜しくお願い申し上げます。

担当者

マネージャー

中野 一平なかの いっぺい

日本全国様々な食品メーカーでのコンサルティングを行っている。船井流即時業績向上法を落とし込んだ「造り手の想いを伝える」通販や体験付加型直販を得意としている。
これまで500件以上の様々な食品の直販事例に携わり、四季を通じたイベント、通信販売、固定客化、蔵祭り・工場祭などで実績を上げている。
特に蔵祭り・工場祭の年間ご支援数は船井総研で最も多い。

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