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農業法人の3分の2が赤字経営という事実・・・。

もくもくファーム
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2009年の農地法改正後、農業法人の設立数はおおよそ1日1件のペースで増え続け
2000件を超えています(改正前は年60件程度)。
日本政策金融公庫発表データでは、参入法人の損益状況で全体の67.3%、実に3分の2を超える
法人が赤字経営が続いており、利益が出ている会社でも計画段階で想定した期間で黒字展開した企業は
全体の18.4%にしか満たないのが実情です。

 

では、利益がきっちり残る農業法人は何が違うのか?
それは計画段階の入口(生産)と出口(販売)の計画段階で90%決まっているようです。
事業は永続して初めて意味を成すものです。永続の為には利益を生み、
キャッシュを生まなければ永続しません。
 
以下の農業参入を成功させる15のチェックリストに
当てはまるかどうか一度確認してみてください。
 
10個以上の○がついていない農業参入は危険信号です。
1.参入目的・理由は明確か?
2.準備期間と期間内の取組は明確か?
3.作物選定理由は明確か?
4.農地確保と立地は適正か?
5.技術取得方法と期間・費用は?
6.労働力確保は?
7.最適組織体制はイメージできているか?
8.事業規模は力相応か?
9.収支・生産計画の妥当性はあるか?
10.販路確保(開拓)はできているか?
11.販売単価設定は妥当か?
12.生産経費は高めに見込めているか?
13.高付加価値化のストーリーはあるか?
14.短期資金確保先は準備できているか?
15.本業のノウハウ活用はできるか?

 
農業は国家的課題の一つ。
農業を通じて雇用を生み、観光客を呼び込むこともでき、
しいては地域創生にもつながります。
そのためにはやはり収益化をすること。
 
お読みいただきまして、ありがとうございました。

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