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食品メーカービジネス

コラム仮

地方企業こそSNS活用を

「フェイスブック(FB)やツイッターなどのSNSをやった方がよいですか?」
 
と聞かれることが度々あります。
もちろん「やるべきです」とお答えします。
 
すると、
「どれくらいやったら売上が上がりますか?SNSで話題になって伸ばしている会社もあるそうですね」
など、即効果を期待することをおっしゃる方がいらっしゃいます。
それについては「即売上につながるものではないですよ」とお答えしています。
 
SNSは、即売上を期待するものではありません。
(もちろん、稀にそのようなこともあり、その爆発力はリアル口コミ以上ですがレアケースです)
SNSは、コミュニティづくりと情報発信に活用しましょう。
 
①コミュニティづくり
即売上をつくることのできるチラシ、DM、CM等と比べると時間がかかるものですが、
たとえ未購入者でも「自社を知っている、何となく覚えている」という層をおさえていくことが
将来の売上につながっていきます。
なんとなくでも「なじみ」の存在として認識されることが重要です。
もちろん、自社のファン、信者客ともより深くつながり、休眠、離脱を防ぐ役割も果たせます。
食品では「この会社のこの“ものづくり”の考え方が好き」「子供の頃から知っているこの企業の味が好き」
といった方のコミュニティができやすいです。
 
②情報発信
新商品や企画を「自社まわり」だけでやっていてもまったく広がりません。
SNSでは自社からの発信だけではなく、人から人への口コミのスピードと拡大範囲がアナログ以上ですし、
その口コミをつくりやすい媒体なのです。
また、“ウケがよい”情報発信としては「地域ネタ」や「楽しそうな食べ方・レシピ」が挙げられます。
東京に出てきた地方出身者が地元企業の地域ネタに反応、も「SNSあるある」です。
 
今、上手に集客し、ファンや信者客の多い食品メーカーでは、
即売上をつくることのできる販促と即売上をつくるわけではないが
未来につながるSNS活用の二軸展開しています。
 
特に地方企業の場合、人口減少による地元コミュニティの縮小、より広範囲への情報発信が困難など、
「地の不利」を感じることも多いと思われますが、
SNSではそれを感じることなく活用することができます。
 
地方企業こそ、積極的にSNSを活用すべきなのです。
 
SNSの活用についての説明図

担当者

マネージャー

中野 一平なかの いっぺい

日本全国様々な食品メーカーでのコンサルティングを行っている。船井流即時業績向上法を落とし込んだ「造り手の想いを伝える」通販や体験付加型直販を得意としている。
これまで500件以上の様々な食品の直販事例に携わり、四季を通じたイベント、通信販売、固定客化、蔵祭り・工場祭などで実績を上げている。
特に蔵祭り・工場祭の年間ご支援数は船井総研で最も多い。

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