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クラウドファンディングをご存知ですか?

クラウドファンディングという言葉をご存知でしょうか。

クラウドファンディングとは、新規事業の立ち上げや新商品開発、新しい設備投資などのアイデアやプロジェクトの起案した人が専用のインターネットサイトを通じて共感した人(支援者)から資金を集める方法になります。

アメリカを中心に盛り上がっており、世界銀行の推定によれば、世界のクラウドファンディング市場は2015年で約344億ドルとされ、2020年には900億ドル規模にまで成長すると言われています。

日本でもサイト開設が増えてきており、普及が進んでおり、日本の国内市場は、2015年度で約360億円に拡大し、2016年度には約478億円に成長していると言われています。

クラウドファンディングは資金調達の手法になります。
従来の資金調達は銀行や投資ファンドなど企業から融資や出資をうけるものですが、クラウドファンディングは、企業などのアイデアやプロジェクトなどに対して共感した支援者という個人から資金を提供を受けるカタチになります。

取り組み(アイデア・プロジェクト)に共感してもらう

ここで重要なポイントは企業の取り組み(アイデア・プロジェクト)に対して「共感」をしてもらうということになります。消費者(個人)が企業の取り組みに対して経済的な活動(利益)だけでなく社会性を求めるようになり、社会性の高い企業を応援しようという意識を持つ消費者が増えてきています。
 
日本では東日本大震災の被災地復興事業の資金調達でこのクラウドファンディングという「共感」による資金調達が一気に広がりました。
 
また、インターネットの普及により、今までは消費者が知りえなかった情報が簡単に手に入れることができるようになり、また、企業は自分たちの考え方(理念・ポリシー)や企画などのアイデアを広く全国の人々にローコストに伝えることができるようになりました。
 
この消費者の「社会性」に対する意識の高まりとその情報を提供・教授するためのツールとしてインターネットの普及の2つにより、クラウドファンディングは拡大しています。

日本最大級のクラウドファンディングサイト「Makuake」

そして、数あるクラウドファンディングサイトの中でも日本最大といわれているのが「Makuake」(マクアケ)になります。
このサイトは、Ameba(アメーバ)で有名なIT企業のサイバーエージェントの子会社になります。
 
「Makuake」 は「モノづくり」という視点でメーカーや生産者を応援し、人気を集めているサイトであり、現在「1,000万円を超えたプロジェクト」が “40件”実施されており 約2年間で1,000件以上のプロジェクトを実現させてきています。
 
そんなMakuakeの取締役に、日本のクラウドファンディングの現状をお話しいただく機会をご用意いたしました。
講演の中で取締役のお話の他に実際にクラウドファンディングを実施した企業の方から実際の体験談をお話しいただきます。
 
そんな講演にご興味の方は、下記のサイトから詳しい情報を。
6/22 講演テーマ「クラウドファンディングの現状 & 実施企業トップが語る実施メリット
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担当者

チーフコンサルタント

前田 輝久

大学卒業後に船井総合研究所に入社。以来、食品業界のコンサルティングに20年従事。業態開発・商品開発・売り場作り・販売促進・WEB活用などマーケティング全般のコンサルティングをしている。業界として食品メーカー、生産者などのクライアントを中心として、直売ブランドの立ち上げや商品開発並びにブランディングのコンサルティングを実施している

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