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食品メーカービジネス
コラム仮
2週間で8,000個のソフトを売るはちみつ屋の秘密
皆様、こんにちは。船井総合研究所の中野一平です。
ようやく猛暑の夏が終わりますが、夏商戦はいかがでしたでしょうか。正直なところ、客足はなかなか厳しかったのではないでしょうか。あまり猛暑を理由にしたくはないところかと思いますが、それぐらい厳しい暑さでしたね。
ただ、そのような状況でも集客し、着実に前年以上の売上をつくっているのが秋田田沢湖、山のはちみつ屋、ビー・スケップ様です。
田沢湖は観光地ではありますが、決して一等地とは言えない立地。そこで「はちみつワールド」を展開し、年間20万人が集まります。顧客は売りっぱなしではなく通販へも誘導し、地方の小さなはちみつ屋で年商5億円です。
今夏は8月3日(はちみつの日)から2週間で8,000個のはちみつソフトも売りました。
本日は集客の秘密を少しだけお伝えします。
① 思わず「行って体験したくなる、買ってみたくなる」コンテンツづくり
つい集客の「手法」へと走りがちですが、本質的なのはこのコンテンツが魅力的でなければ人は集まりません。
・単なるお土産店から脱却、“専門店としてのお土産”商品が充実
・はちみつ&はちみつ酢は全商品試飲&試食可!
・扉を開いたら目の前に拡がる“非日常空間”を演出
・最大8匹のはちみつチョコがのる名物はちみつソフト!
・インスタ映え!駐車場からむかう直売店の壁にみつばちの羽根!
・搾りたてのはちみつをその場で食べられるはちみつしぼり体験!
・大迫力!みつばちの巣を目の前で見られるプチ養蜂場!
・子供だけではなく大人もついやってしまう!はちみつガチャ!
など、はちみつ屋ならではのコンテンツをたくさん揃えています。
まずは自社の業種でどういったコンテンツを提供できるか考え、練りましょう。
② ネット上で田沢湖を検索すると高確率で露出!
田沢湖を訪れる観光客がネットで田沢湖情報を検索すると高確率で露出するように仕掛けています。
実際、インスタグラム、ツイッター、FBなどのSNSでの口コミによる来場も確実に増えています。
ポイントをひとつあげるとすると「担当者を決め毎日投稿すること」。お金はかかりません。実行することです。
③デジタル&アナログで情報発信
プレスリリースは当たり前、ラジオやアナログでの情報発信も積極的に行っています。毎年夏は地元で「山のはちみつ屋カップ」というバレーボール大会を開催し、認知度は大変高いものとなっています。
「魅力あるコンテンツをお客様に届くように情報発信を徹底する」
ひとつひとつを見ますと他の企業でもできることばかりです。成果が出るまで継続できるかどうか、そこが分岐点です。
来る9月3日に、山のはちみつ屋 ビー・スケップ様の西村社長をゲストに招き、観光地対策、通販も含めた直販拡大のコツを伺うセミナーを開催いたします。落語が大好きでお話も面白い西村社長から成功事例から苦労話、裏話までお話いただきます。
現状にお悩みで元気になりたい食品メーカー経営者様はぜひお越しください。
9月3日 東京にて開催!
「観光土産市場」×「店売+通販」で年商5億円を達成!!
食品メーカーのための観光地マーケット集客セミナー
http://sem.funai-food-business.com/seminar/035077/
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