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食品メーカービジネス

コラム仮

リブランディング、デザイン変更って必要なの?

皆様、こんにちは。船井総合研究所の中野一平です。

 

変化の激しい今日では、現状維持の延長線上に明るい未来を見出すことは困難です。

 

今、成功している企業の多くは、たとえ伝統企業であっても時流にあわせて

新しいことへチャレンジし続けています。

 

新業態を付加する、新販路を開拓する、新商品を開発する等、

チャレンジは企業によって様々ですが、多くはリブランディングや

デザイン変更を行います。

 

その際、特にデザイン変更については以下のような意見のぶつかり合いが

発生することも少なくありません。

 

「創業当時からのデザインが気にいっている。」

「デザインを変えて売上が上がるとも思えない。」

「うちのは味がよい。見た目は関係ない。」

 

中小企業では社長とその息子である専務とこういったぶつかり合いは

“あるある”ではないでしょうか。

 

変えることが良いか悪いかの議論の前に「人に置き換えて考えてみる」と

分かりやすいです。

 

①デザイン=見た目、外見

第一印象はなんだかんだで見た目、外見です。人であればラフな格好をしているかフォーマルな格好をしているか、着ている服のデザインが古いか新しいか。これが商品ではどうでしょう。売りたい場所や相手、シチュエーションに即した見た目になっているでしょうか。ミスマッチを起こしていないでしょうか。「古臭く見える」ということになっていないでしょうか。

 

②味=性格

内面を知ることになるのは外見の次です。性格(味)さえよければ選ばれる(購入される)ということは人ではまずないでしょう。もちろん、長くつきあってもらう(リピートしてもらう)には性格(味)がよいことは大前提です。

 

③ブランド=信用、信頼

「あいつなら間違いない」と思われるのはその人の積み重ねた信用、信頼です。「あの会社、あのロゴの入った商品は間違いない」というブランドにするためには見た目、味、売り場や接客サービス等すべてで信用、信頼を得る必要があります。また一度貼られたレッテルや「ここのは安売り商品」等の認知から脱却したい場合はブランド、デザイン変更が対策となります。

 

これらの考えに基づけば、目指すべき場所へ進むためにリブランディングや

デザイン変更が必要かどうか、答えは出てくると思います。

 

リブランディングにより復活した老舗企業の経営者から直接お話を伺う機会を

11月は2回ご用意しました。

 

とにかく現状から脱したいという食品メーカー経営者様にはヒント満載です。

ぜひお越しください。

 

11月5日 東京にて開催!

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担当者

マネージャー

中野 一平なかの いっぺい

日本全国様々な食品メーカーでのコンサルティングを行っている。船井流即時業績向上法を落とし込んだ「造り手の想いを伝える」通販や体験付加型直販を得意としている。
これまで500件以上の様々な食品の直販事例に携わり、四季を通じたイベント、通信販売、固定客化、蔵祭り・工場祭などで実績を上げている。
特に蔵祭り・工場祭の年間ご支援数は船井総研で最も多い。

お電話・Webからお問い合せ可能

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