MENU
船井フードビジネス.com

食品メーカービジネス

コラム仮

醸造メーカー向け蔵祭りで直売店を活性化させる方法



いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
フードSPAグループにて
食品メーカーのコンサルティングを行っております薄田です。
 
今回は、醸造メーカーで蔵祭りを活用し直売店の活性化に成功している取り組みをお伝え致します。
 
【成功する工場祭・蔵祭りのポイントとは?】
成功するイベント企画にしていくために下記の項目で成功のポイントをお伝えします。
① 売上・集客を達成する数値目標と計画作り
② 集客企画作り
③ 客単価を上げていくキャンペーンと飲食企画
④ 家族連れをターゲットとした子ども企画
⑤ リピートにつなげる名簿獲得と次回のイベント案内
 
① 売上・集客を達成するための数値目標と計画作り
集客を達成するために行なうべきことの第1段階目は、目標を決めることです。
「○人を集めるイベントにしたい!」といった集客目標を決め
目標を達成するために、集客目標の人数から逆算して集客の計画を行なうことが必要です。
例えば1,000人を集客する場合は
ハガキDM・チラシ・WEB・SNSと集客する媒体の選定と
それぞれの配布数・広告費を決めていきます。
 
② 集客企画作り
工場祭・蔵祭りを企画する時に陥りがちな間違いが企画設計の中にあります。
例えば、集客を行なうために自社商品を何でも安くしてしまうことです。
お客様は喜びますが、大きなイベントにするからには赤字にしない工夫が必要です。
赤字にせずに集客を行うために実施すべき企画が〇〇放題のコンテンツです。
味噌蔵では味噌盛り放題・酒蔵では酒粕盛り放題
たまご屋ではたまご詰め放題などを実施しイベントの集客に結びつけている事例があります。
大事な点は、お得感を見せること、
そしてゲーム性をもせることにより赤字にすることなく集客の軸になります。
 
③ 客単価を上げていくキャンペーンと飲食企画
〇〇放題で集客した方の客単価を上げていくためには
滞在時間をどうやって伸ばしていくかがポイントです。
例えば飲食機能による、昼食利用やおやつ需要を取り込むことで
滞在時間を1時間伸ばすなどの工夫が重要になってきます。
また、ある企業様では
〇〇放題で集客できたお客様に飲食や物販を体験してもらう為に
3つのコンテンツのスタンプラリーやキャンペーンを行い
滞在時間を伸ばし、客単価を上げていくことにつなげています。
 
④ 家族連れをターゲットとした子ども企画
集客数を最大化させるためには、子供連れの客層も取り込む必要があります。
こういった子供用の企画を打ち出すか出さないかによって集客も変動します。
特にWEBではこの様な企画を
ターゲットを絞り込み広告をかけてイベント認知度を高め、
集客を最大化させるような取り組みを行っている企業様もいます。
 
⑤ リピートにつなげる名簿獲得と次回のイベント案内
イベントを行った場合でもその後の集客につながらないというケースは多いです。
ではどうやってリピートに繋がるイベントにするのか?
例えば製造の背景を伝える非日常体験を提供する工場見学も必要ですが
リピートにつなげるには、形に残る名簿を獲得していくことが効果的です。
また名簿を獲得したお客様には、
次回のイベント案内を配布することでリピート率を上げていく事を実施することが効果的です。
 
地元のイベントだからこそ
そこにいかなければ体験できない企画や
直売だからできる商品の販売、できたての最も美味しい状態での提供をすることなど
商品の背景や味に対してリピートしていただくように働きかけることがポイントになります。
 
◎必読無料ダウンロード―業績アップに繋がるイベントガイドブック
下記より工場祭・蔵祭りの開催に関してより詳しいレポートをダウンロードできます。
https://www.funaisoken.ne.jp/mt/funai-food-business/kuramaturi2017-dl.html#_ga=1.206083923.131530759.1484464139


担当者

マネージャー

中野 一平なかの いっぺい

日本全国様々な食品メーカーでのコンサルティングを行っている。船井流即時業績向上法を落とし込んだ「造り手の想いを伝える」通販や体験付加型直販を得意としている。
これまで500件以上の様々な食品の直販事例に携わり、四季を通じたイベント、通信販売、固定客化、蔵祭り・工場祭などで実績を上げている。
特に蔵祭り・工場祭の年間ご支援数は船井総研で最も多い。

お電話・Webからお問い合せ可能

0120-958-270受付時間 平日9:45~17:30 Webはこちらから

タグ一覧