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食品メーカービジネス
コラム仮
消費が活発になる春!食品メーカーがおさえるべき春企画のポイント
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
船井総合研究所
地域食品振興グループの久嶋です。
2月も終わりに近づき、消費が活発になる
春に向けてそろそろ準備段階ですね。
本日は、春企画のポイントについて解説していきます。
─────────────────────────
■春企画で売上の波をつくる!
─────────────────────────
4月になり時期的に暖かくなるにつれ、
人々の動き=消費も活発になり始めます。
このタイミングで自家消費需要を取り込むことが
年初、売上の波をつくるポイントです!
ここで捉えておきたい考え方が以下の2つの軸です。
①自家消費⇔ギフト
②経済性(低価格)⇔心理性(高価格)
これらを4つにカテゴリー分けすると次の通りとなります。
1.自家消費・低価格な商品(日頃使い)
2.自家消費・高価格な商品(自分へのご褒美)
3.ギフト・低価格な商品(プチギフト、土産)
4.ギフト・高価格な商品(ギフト)
春の時期はギフトシーズンではないため、
1.の自家消費・低価格な商品(日頃使い)の
需要が高いことが分かりますね。
皆様のもっている商品でこの分類にあたるものは
思い当たるでしょうか?
↓商品分析の方法は次へどうぞ
─────────────────────────
■単品商品の売上構成比=売場面積が基本
─────────────────────────
店舗売場・春カタログ紙面のスペース取りは
「売れるものは大きく、売れないものは小さく」と
差をつけることが重要です。
その際に必ず前年度の実績を振り返ります。
その際にどの商品の売上が伸びているか、
下がっているかを分析するかと思います。
その中で、特に意識して頂きたいのは売上の
「構成比」と「伸長率」です。
商品の売上構成比の大きさと伸長率の伸び率で
4つにカテゴリー分けすると次の通りとなります。
1.構成比が大きい・伸長率が伸びている
2.構成比が小さい・伸長率が伸びている
3.構成比が大きい・伸長率が下がっている
4.構成比が小さい・伸長率が下がっている
この4つの中で優先して強調する順番は
1.→2.→3.→4.の順になります。
1.と4.の順番は当然として、
悩むのは2.と3.の順番ですが、
基本的な考え方として、売上が下がっているものを
上向きにするのは決定的なミスがない限りとても
難しい取り組みになります。
それに比べて伸びているものをさらに伸ばすのは
比較的容易なのです。
まずはこの1.売れている・伸びている商品の
店舗売場面積とカタログ面積をしっかりと確保し、
売上構成比=売場面積となることがベターです。
多くの企業では、以上の“ツキ管理分析”を
行うと春に動く商品が「定番商品」
「季節限定商品」「新商品」となることが
多くなるのではないでしょうか。
ぜひ一度、分析してみてください。
─────────────────────────
■押さるべき歳時記は?
─────────────────────────
春企画で押さえるポイントは、
自家需要のほかに歳時記があります。
この4~6月の時期の歳時記は、
・母の日5月12日(日)
・父の日6月16日(日)
の2つが大きいでしょう。
まだまだ時間があると思わず、今から
WEB、店舗、カタログには母の日・父の日訴求商品や
ギフトセットを盛り込みましょう。
母の日・父の日サービス訴求を別チラシで
展開するというのも通販では有効です。
─────────────────────────
■時期に合わせた提案を
─────────────────────────
自家消費需要を上手に取り込んでいる企業は、
安定した売上構成比の通年商品を持ち合わせています。
その通年上位商品を自家消費してもらうために、
春らしい食と合わせた飲み方なども提案も必要になります。
・お酒であれば、春の食に合わせた飲み方提案
・食品であれば、花見や春シーンでの食べ方提案
カタログやWEBでは、食事のシーンをイメージ写真で
訴求することもとても有効です。
お客様がご自身のライフスタイルの中で使いたい!
と思ってもらえる提案で通販の売上を伸ばす事例も
多くあります。
皆様のお店・通信販売カタログでも、
このタイミングで今年の春企画を
再検討してみてはいかがでしょうか?
<久嶋へのお問合せ・ご相談はこちらから>
⇒https://funaisoken.ne.jp/funai-food-business/soudan-foodstuffs-inquiry.html
船井総研では2か月に1度研究会を開催しております。研究会では時流に合わせた最新の情報をご提供させていただいており、また業界をけん引する企業の方をゲスト講師に迎え、ご講演いただいております。情報交換会も開催しており、経営者様同士の貴重な場となております。初回お試し参加は無料となっておりますので是非ご参加下さい!詳しくはこちら。
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地域食品振興グループの久嶋です。
2月も終わりに近づき、消費が活発になる
春に向けてそろそろ準備段階ですね。
本日は、春企画のポイントについて解説していきます。
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■春企画で売上の波をつくる!
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4月になり時期的に暖かくなるにつれ、
人々の動き=消費も活発になり始めます。
このタイミングで自家消費需要を取り込むことが
年初、売上の波をつくるポイントです!
ここで捉えておきたい考え方が以下の2つの軸です。
①自家消費⇔ギフト
②経済性(低価格)⇔心理性(高価格)
これらを4つにカテゴリー分けすると次の通りとなります。
1.自家消費・低価格な商品(日頃使い)
2.自家消費・高価格な商品(自分へのご褒美)
3.ギフト・低価格な商品(プチギフト、土産)
4.ギフト・高価格な商品(ギフト)
春の時期はギフトシーズンではないため、
1.の自家消費・低価格な商品(日頃使い)の
需要が高いことが分かりますね。
皆様のもっている商品でこの分類にあたるものは
思い当たるでしょうか?
↓商品分析の方法は次へどうぞ
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■単品商品の売上構成比=売場面積が基本
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店舗売場・春カタログ紙面のスペース取りは
「売れるものは大きく、売れないものは小さく」と
差をつけることが重要です。
その際に必ず前年度の実績を振り返ります。
その際にどの商品の売上が伸びているか、
下がっているかを分析するかと思います。
その中で、特に意識して頂きたいのは売上の
「構成比」と「伸長率」です。
商品の売上構成比の大きさと伸長率の伸び率で
4つにカテゴリー分けすると次の通りとなります。
1.構成比が大きい・伸長率が伸びている
2.構成比が小さい・伸長率が伸びている
3.構成比が大きい・伸長率が下がっている
4.構成比が小さい・伸長率が下がっている
この4つの中で優先して強調する順番は
1.→2.→3.→4.の順になります。
1.と4.の順番は当然として、
悩むのは2.と3.の順番ですが、
基本的な考え方として、売上が下がっているものを
上向きにするのは決定的なミスがない限りとても
難しい取り組みになります。
それに比べて伸びているものをさらに伸ばすのは
比較的容易なのです。
まずはこの1.売れている・伸びている商品の
店舗売場面積とカタログ面積をしっかりと確保し、
売上構成比=売場面積となることがベターです。
多くの企業では、以上の“ツキ管理分析”を
行うと春に動く商品が「定番商品」
「季節限定商品」「新商品」となることが
多くなるのではないでしょうか。
ぜひ一度、分析してみてください。
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■押さるべき歳時記は?
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春企画で押さえるポイントは、
自家需要のほかに歳時記があります。
この4~6月の時期の歳時記は、
・母の日5月12日(日)
・父の日6月16日(日)
の2つが大きいでしょう。
まだまだ時間があると思わず、今から
WEB、店舗、カタログには母の日・父の日訴求商品や
ギフトセットを盛り込みましょう。
母の日・父の日サービス訴求を別チラシで
展開するというのも通販では有効です。
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■時期に合わせた提案を
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自家消費需要を上手に取り込んでいる企業は、
安定した売上構成比の通年商品を持ち合わせています。
その通年上位商品を自家消費してもらうために、
春らしい食と合わせた飲み方なども提案も必要になります。
・お酒であれば、春の食に合わせた飲み方提案
・食品であれば、花見や春シーンでの食べ方提案
カタログやWEBでは、食事のシーンをイメージ写真で
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と思ってもらえる提案で通販の売上を伸ばす事例も
多くあります。
皆様のお店・通信販売カタログでも、
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