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まん延防止解除、3月の菓子店の状況と直近取り組むべきこととは?

いつもメルマガをご愛読いただきありがとうございます。

コロナ禍が3年目に突入し、まん延防止措置が先週全国的に解除となりました。
お客様の店舗来店が基本となる菓子店としては、人出が増えることは売上UPのチャンスです。

一方で福島県沖での地震、ロシアとウクライナの問題、記録的な円安など、不安なニュースは後を絶ちません。
皆さまの会社の状況はいかがでしょうか?

今回は、3年目となるコロナ禍、まん延防止明けの各地域の店舗の情報から、全国的な動向をまとめるとともに、今後の取り組みについて考えてみたいと思います。

 

 

▼研究会の詳細は以下よりどうぞ!▼

まん延防止が明けて・・・


3月21日をもって、まん延防止措置が全国的に解除されました。
19~21日の3連休が明けるのを待っての措置ではありましたが、
その3連休の立地別の菓子店の昨年比での売上状況は次のようでした。


・地元商圏型:並~やや上昇(100~110%)
・広域商圏型:やや上昇~上昇(110~120%以上)
・観光型:やや上昇~上昇(110~120%以上)

昨年の同時期は春分の日が土曜日に重なり、3連休ではなかったこともありますが、
それを考慮しても、どの立地においても昨年より今年の方が売上が上がっています。

また、感染者の多い都市部はまん延防止が明ける前から人出が多く、
感染者が少ない地方に行くほど人出が少ないということから、
同じ今年の2月や3月の休日と比べて、観光地や地方の広域商圏店舗ではより売上の伸び幅が大きいという傾向も観察できました。

今の新規感染者の減少傾向が続けば、過去の傾向を思うと、
4月上旬~中旬に感染状況が落ち着き、GW中は通常営業ができ、その後感染が増えなければ夏休みも安全に迎えられると考えられます。

とはいえ海外に行きづらい状況は変わらず、そうなると、これまで外出を控えていた方は、
やはり一昨年、昨年の状況を踏まえると、1時間以内程度の距離の集客施設や、国内旅行を中心に消費を行う可能性が濃厚になります。

したがって、地域密着で営業されている店舗様の場合は、
連休などのタイミングで日ごろのお客様が遠くに行ってしまい、売上を作りづらい状況が想定されます。
SNS等での定期的な情報発信やリピーター対策、直近では母の日などの歳時記ギフト需要の獲得で、
足元の売上の取りこぼしがないようにする必要があると言えます。
LINE公式アカウントの運用強化や、
保有している名簿への母の日ギフト訴求ハガキを送るなど、
デジタルだけでなく、あえてアナログの取り組みも取り入れていくのがおすすめです。
特に今年の母の日は5月8日と例年より早く、GW最終日と重なっています。早めの取り組みが肝心です。

逆に、広域商圏や観光地にある店舗様の場合は、
いかにGWや土日などのタイミングで売上のトップラインを上げていくかが課題となります。
お客様に目的を持って「いきたい!」と思わせる取組みが必要です。
写真映えする商品やスポットをInstagramで発信する、そのために繁忙期の前のタイミングでインフルエンサーを活用して、
試食会を実施するといった施策がおすすめです。

各地域の企業と取り組みの共有・交換ができる研究会


船井総研では、ここまでご覧いただいたような内容を、
実際に各地で菓子店を運営されている経営者様と直接情報交換ができる、「研究会」を運営しております。

次回は4月12日(火)10時30分~16時30分で、zoomを利用してオンラインで開催いたします。
無料お試し参加は1社2名まで1回のみ!
その他にも豪華ゲスト講師の講演、船井総研からの講座等もお聞きいただけます。

ご都合がよろしければ、ぜひご参加くださいませ。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

▼研究会の詳細は以下よりどうぞ!▼



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担当者

スイーツ&ベーカリービジネスチーム

船井総合研究所のスイーツ(菓子店)・ベーカリーコンサルティングチームです。
ビジネスモデルの提案から、商圏・立地診断、コンセプト立案、販促、FC化・多店舗展開まで、一気通貫でご提案させていただきます。
全国で100店舗以上の新規開業をサポートさせていただいた実績あり。単店年商1億円超えの事例も多数です。

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