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【解説】はじめよう!小さなコーヒー専門店

2023年までは会社の売上を“元に戻す”ことに力を入れてこられた経営者の皆さんが多いかと思います。
ようやく売上水準は戻ってきた一方で、なかなか同じ売上水準では利益額までは元と同じようにはいかないのが、直近の業績かと思います。

そこで2024年こそは出店をしよう!と少し考えてはみるものの、、
・なかなか良い物件が見つからない。。
・店長を任せられる人材がいない。。
・出店をするにも、以前よりも施工関連コストがぐんっと上がってしまって、採算が合わない。。
というのは、どの会社さんからもいま聞かれる声です。

かつては、会社成長=店舗の出店でしたが、お店を出すことが前提の成長戦略に限界を感じている方も少なくないかと思います。そんな2024年以降の、新しい時代に必要な成長戦略モデルは「1拠点あたりの収益の最大化」です。
これは、1つの店舗の中で様々な客層・利用動機・時間帯を獲得することで、投資を大きくかける「出店」を伴わずに、会社成長をしていこうという考え方です。

大手外食企業ですと、ファストフードの業態を中心に、店内飲食のみならず、テイクアウトやデリバリー、ドライブスルーの販売チャネルをしっかり構築することで、売上の柱を何本も持つようなビジネスモデルを構築しています。

ただし、このやり方だと、確かにたくさんの売上の柱があるので収益性は高い一方で、最初の出店時にかかる投資額は大きいままです。本メルマガを読んでいる地方の中小企業の皆さんにとっては、まだまだ勇気のいる戦略になります。

そこで着目したいのが、札幌の小さなコーヒー豆専門店「宮の森アルケミストコーヒー」さんの事例です。
宮の森アルケミストコーヒーさんは札幌の郊外ロードサイドの閑静な住宅地にある小さなコーヒー専門店です。

注目したい点としては、
1.20坪も無い店舗面積の中で、自家焙煎コーヒー豆の小売、卸、サブスクや通販といったような、たくさんの売上の柱を持っている。
2.カフェ/喫茶店やホテル、レストランへのコーヒー豆の卸と、毎月購入の豆のサブスクで、売上の約8割を獲得し、毎月の売上が非常に安定している。
3.社長+フルタイム2名+パートタイム1名で運営する少人数運営に成功している。
4.週4日営業で、1日の営業時間は4時間のみ、という必要最小限の営業体制でも地域一番店クラスの売上をあげる繁盛店となっている。
5.焙煎機を導入して、自家焙煎を行うことで豆の小売における原価率は1/2~1/3となり、圧倒的高収益体制を確立している。

といった点です。

札幌の「宮の森アルケミストコーヒー」さんを特別ゲスト講師にお迎えし、小さなコーヒー専門店のビジネスモデルのポイントをイチから解説したセミナー動画を作成しました。
こちらのセミナー動画を投影し、さらに目の前で船井総研の講師陣がコーヒービジネスについて解説するセミナーを、3月に東京で開催いたします。
前回の1月開催分が好評だったことから、内容を一部バージョンアップして、3月にも実施する運びとなりました。

これからの時代に合った新規事業をはじめたい経営者の皆さまは、ぜひこの機会にご参加ください。

【地方の高収益コーヒー専門店新規立ち上げセミナー】

・日時:2024/3/25 (月)13:00~16:00@東京
・ご参加料金
1.一般価格 18,000円 (税込19 ,800円)/ 一名様
2.会員価格 14,400円 (税込 15,840円)/ 一名様

セミナー詳細・申込はこちらから>

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担当者

スイーツ&ベーカリービジネスチーム

船井総合研究所のスイーツ(菓子店)・ベーカリーコンサルティングチームです。
ビジネスモデルの提案から、商圏・立地診断、コンセプト立案、販促、FC化・多店舗展開まで、一気通貫でご提案させていただきます。
全国で100店舗以上の新規開業をサポートさせていただいた実績あり。単店年商1億円超えの事例も多数です。

お電話・Webからお問い合せ可能

0120-958-270受付時間 平日9:45~17:30 Webはこちらから

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