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お菓子業界の動向~京都の菓子マーケットより~| フード支援部 | 経営コンサルティングの船井総研


 

1.今、改めて「日本の菓子業界」を見直すなら京都へ!


 

現在、京都市には多数のインバウンド客が来ており、2018年の外国人宿泊客数は450万人になります。ただ、一方で京都市は2005年から人口減少し、高齢化している都市です。そのため、いかにして従来だけのお客様だけでなく、新規の客層を取り込んでいくかが重要になっている先進的な都市部になっています。

 

また、京都は元々和菓子文化でしたが、今では全国菓子消費金額市町村別ランキングでも洋生菓子の消費金額でTOP10入りするなど、京都市民全体として洋菓子文化を取り入れている地域になっています。そのため、国民の味覚の変化に合わせた店舗₋商品開発が必要とされる地域になっています。

 

2.そんな市場動向の中、注目のブランドが京都から多数!


 

<単一素材に特化させた店舗ブランド>

・素材特化型のスイーツ専門店で行列する店舗(三条)

・素材特化×単品特化のスイーツ専門店で人気な店舗(三条)

 

<カフェを強化させた体験型・滞在型の菓子店>

・カフェが連日行列で店舗の知名度が拡大(東山)

・カフェの主力単品が有名になり県外客で大行列(東山)

 

<高付加価値の単品に絞った菓子店>

・チョコレートという高付加価値商材に絞った菓子店(三条)

・チーズケーキという高付加価値商材に絞った菓子店(東山)

 

その他様々な注目店舗が誕生してきているのが、京都の菓子マーケットです。ぜひ、この注目のマーケットを令和元年から見ておくべきです。

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