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コラム仮

菓子店の人気商品づくりのための販促~最新事例~

コラムで既に何度もお読みかと存じますが、地方でも消費者の行動を選択する際の情報収集する媒体が紙からWEBへシフトしています。

菓子店における販促費の考え方

菓子店の販促も紙媒体からWEB(SNS・食べログなど)を活用した販促へとシフトしていく必要があります。
 
NSを中心としたWEB販促の場合、そこまで費用がかからないため、その分を利益に回すことも可能です。その分を次の展開へ活かすために、メディア活用へ費用をかけることをおススメいたします。
 
なぜなら、菓子店で成長している、もしくは利益を残して安定的に経営できている企業では、主力単品・名物単品の存在が欠かせません。
 
そして、他の多くの企業様の事例を見ても、主力単品・名物単品をつくるにはメディアでの掲載がターニングポイントとなっていることがほとんどです。
 
そのため、自社・自社商品をメディアにいかに露出させるかという取り組みに対して広義の意味での販促費を投じることが必要になります。

メディア活用とは広報活動!

では、広告と広報という概念の違いを整理し、具体的にメディア活用としてどのように販促費をかけていけば良いのかを説明します。
 
まずは広告と広報活動の違いについて整理した、下記の表を確認してください。

 広告活動広報活動
考え方広告スペースを有料で購入し、商品・サービスのアピールをすることメディアに対して情報を伝えることで、メディア情報として発信してもらうこと
方法お金をかけて掲載してもらう情報として無償で掲載してくれる
主導権広告主メディア側
スタイル広告・コマーシャル(CM)記事・報道・番組内特集
成果商品・サービス・会社全体の認知度アップ
認知度アップ ⇒ イメージアップ ⇒ ブランド化
特長お金しだい価値のある情報
コスト ⇒ 大コスト ⇒ 小
計画的に実行ができるメディア次第
主観的 : 信用度 ⇒ 低い客観的 : 信用度 ⇒ 高い

広告活動は費用をかけた自社の宣伝活動であるため、主導権は自社で持つことができ、計画的に実行することができる手法です。
 
そのため、どのような媒体で取り上げられるかまでを自身で選択することができます。ただ、広告費の金額がとても一店舗の菓子店で採算が取れるようなものでないため、おすすめはできません。
 
一方の広報活動は、あくまで主導権はメディア側にあり、取り上げられるかどうかはメディア側が決めるため、原則としてコストはかかりません。そして、広報が広告よりも良い点として信用度が挙げられます。
 
広報はあくまでメディア側が選ぶ情報なので、情報に対しての客観性があります。そのため、CMのような売り色の強いものよりも見た人に対する宣伝効果は高くなります。そして、メディア活用として費用をかけることはこの広報活動に対してです。
 
基本的にはメディア側へのプレスリリース(情報発信)などを通して、自社についての情報を発信し、取り上げてもらう確率を高めていくことになります。メディア側はいつでも取り上げるための情報を欲しているため、意外と取り上げてもらえることが少なくありません。

メディア活用最新事例

「こけしプリン本舗」
 
このお店は、2017年7月に福島県にオープンしたばかりで、メディア側へのプレスリリースをきっかけに、新聞・テレビで取り上げられ、オープンから好調な売れ行きです。
 
取り組んだメディア活用はWEBプレスリリースと呼ばれる手法で、@PRESSという企業のサービスを使っています。
 
簡単にこのWEBプレスリリースを説明しますと、自社で作成したプレスリリース記事を@PRESSの持つメディア名簿へFAXやメールを送ってもらうのと同時に、@PRESSの持つメディア関係やブロガーなどの情報発信者が良く見る自社媒体での発信を行ってくれるサービスです。
 
「こけしプリン本舗」では、このWEBプレスリリースを用いた結果、テレビでの取材は7社以上取り上げられただけでなく、WEB上の新聞やニュースサイトでは100社以上に拡散されています。
 
今回紹介した事例は、オープン時のメディア活用でしたが、その他にも先月の事例ですと、新商品発売時にメディア向け試食会を実施した結果、3社のメディアに掲載された企業もいらっしゃいます。
 
是非、みなさまもメディア活用を実施して、主力単品づくり・名物単品づくりをしていただければと思います。

無料ダウンロード メディア活用レポート

下記より、メディア活用の詳しいレポートを無料ダウンロードできますので、
是非、自社で実施の際にご活用ください。
メディア活用ガイドブック

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