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なぜ!?「めんべい」は単品30億円売れるのか!名物土産開発秘話
~全く売れなかった商品が、単品年間30億円の名物土産へ成長した秘訣~
競合の激しい福岡の土産マーケットで2001年の発売開始から今や福岡を代表する土産となった「めんべい」をご存知でしょうか?
今では単品で30億円を売るヒット商品に成長した「めんべい」ですが、発売当初は全く売れず、駅やサービスエリアなどの土産店からは全く相手にされなかったと言います。
今回は、なぜ!?「めんべい」が単品30億円売れるまでのヒット商品として育ったのかをご紹介させていただきます。
単品30億円売れるヒット商品「めんべい」
めんべいは発売開始から、
10年目で5億円
12年目で10億円
16年目で30億円
と成長していきました。
2000年代に発売された、お土産としては比較的新たなヒット商品です。
めんべいは、発売当初の半年間は、全く売れない日々が続いていましたが「ある取組み」を行ったことをきっかけに一気に売上が上がりました。
その取り組みは、TVや雑誌などメディアへの露出アプローチです。
結果、いくつかのTV・雑誌などのメディアに取り上げられ、全国各地からも注文が寄せられるようになり、次第にお客様から「めんべいを置いていないか?」と土産売場に問い合わせが入るようになっていったのです。
すると、最初は、相手にされなかった駅やサービスエリアからも声がかかり、販売店が次々と増えていきました。
商品開発の試行錯誤
めんべいは元々、明太子を製造・発売する株式会社山口油屋福太郎が明太子とは違った、「賞味期限が長く、常温で持ち運べる」商品の開発の必要性を感じ、「安い、軽い、美味しい」を兼ね備えるせんべいに目を付けて開発を進めました。
とはいえ、せんべいを製造するノウハウを持たなかったため、試行錯誤で開発を進めたといいます。
明太子を具材としてそのまま練り込むため、製造過程で割れが生じやすいという課題がありました。
割れないように調合を変えることも試しましたが、それでは味が落ちてしまいます。
当初は約20%の割れが発生していましたが、味を優先し「割れてもいい」せんべいとして販売することを決めたといいます。
ネーミングも『めんたいせんべい』だと長すぎる。
4文字前後で、味がイメージできる名前を意識して「めんたいせんべい」を略して「めんべい」の名前が決定しました。
約10カ月の開発期間を経て、2001年土産菓子マーケットへの参入商品「めんべい」が誕生しました。
2017年10月、めんべいの生みの親をゲスト講師にお招きしたセミナーを開催します
このように単品30億円を年間売上ようになっためんべいの生みの親、株式会社山口油屋福太郎の専務取締役 山口勝子氏をゲスト講師にお招きし、「単品1億円を超える土産商品の作り方」をテーマにしたセミナーを開催させていただきます。
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