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コラム仮

経営戦略を考える

菓子店経戦略
経営を行う上で大切になる考えが 戦略・戦術・戦闘レベルで捉えることである。
それぞれの意味は 戦略・・・会社として今何をするべきか。資源をどこに集中させるべきか。
会社しての目的・方向性のこと。
戦術・・・戦略を達成するための方法論のこと。
戦闘・・・戦術を具体的に落とし込み、現場レベルで実行すること。
戦略⇒戦術⇒戦闘のレベルで経営活動は成り立っており、
経営成長を果たす上で最も重要なのは
戦略を間違えないことである。
戦略の内容は企業の状況によって様々である。
売上アップなのか、利益アップなのか、人材育成なのか・・・ 大切なことはまず、課題を明確化し、優先順位をつけて、
そこに資源を集中させることである。 同時にあれもこれもと考えるのが最も失敗する典型的な例である。
そしてもう1つ大切なことは 戦略を戦術・先頭レベルで現場に落とし込むためにも 数値目標を設定することである。

例えば戦略が「今年度の売上アップ」の場合、
売上=客数×客単価 であり、
さらに分解すると
売上=(新規客+リピート客)×(買い上げ点数×単品価格)
になる。

 

売上アップを達成するために戦術レベルで
[1] 新規客の増加
[2] 流出顧客の減少
[3] 購買頻度の増加
[4] 買い上げ点数の増加
[5] 単品価格の向上
が考えられ、どの戦術をとるかを決める。
この時に具体的に数値に落とし込むことが求められ、
新規客昨対比 120%の向上などと決める。

 

そしてそれを実現するために具体的に現場で実行する戦闘内容を決める。
新規客を増やすためにチラシを打つ。
紹介サービスを始める TVCMを行う・・・ など。
戦術・戦闘レベルの内容は実行・検証で舵を切ることができるが、
戦略レベルでの失敗は企業の大きな損失になりかねない。
様々な企業の現状を見る中で、戦略レベルで過ちを犯している企業をよく見る。

 

企業の状況、外部の状況を正しく把握し、
今、何をするべきなのか経営者には問われる。

 

担当者

チーフコンサルタント

田中 渉たなか わたる

菓子店専門コンサルタント。和菓子店、洋菓子店、併売店、その他各種菓子店に関わるコンサルティングに15年以上携わる。現場にしか答えはないという信念から、少しでも気になることがあると現場に出かけていきルール化を行う。現場から得られた数々の具体的、実践的なノウハウに対する顧客の信頼は厚い。

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