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コラム仮
「先が見えない・・・」という理由での離職が多い企業様へ
こんにちは、船井総合研究所の原です。
食品業界は、これから年末年始にかけて繁忙期を迎えます。
繁忙期に目の前の仕事に忙殺されてしまうと、目の前のことでいっぱいになり、
将来のキャリアビジョンが見えなくなりがち。
そのままにしておくと、数か月後に「このままだと先が見えない・・・」
という理由での退職につながってしまいます。
そんな時は、「今頑張れば、将来の明るい未来が開ける」というキャリア教育が必要です。
キャリアにおけるビジョン(目標となる将来像)と、「どうすればなれるか」を明確に提示することで、
スタッフの自主性と意欲を喚起することができます。
食品業界では、このようなキャリア教育を仕組み化しているところが、最近増えています。
キャリアアップの仕組み化の例としては、具体的に以下のようなものがあります。
1.各ポジション別に、目指す将来像の選択肢を提示する
2.それぞれのポジションごとに必要とされるスキルを明確化する
3.キャリア面談を通じて、従業員が希望するキャリア教育を定期的に実施する
4.キャリアプランの進捗状況、教育カリキュラム進捗状況をデータ管理し、育成計画を立てる
5.適性を考慮し、フィードバック面談、ジョブローテーションを行う
このうち、今回ご紹介するのは、1の「将来像の選択肢」を明確に定義した、「仕事カタログ」です。
このツールは、なりたい将来像と、「どうすればなれるか」を具体的に提示し、
将来を見据えて働く意欲を喚起するためのものです。
方針発表会や新入社員研修、社内研修、キャリアアップ面談などの場で活用することで、
従業員が自分のなりたい将来像をよりリアルに描けるようになります。
実際に、新入社員研修で、仕事カタログに基づくキャリア教育を実施したある企業様では、
研修終了後のアンケートに「スーパーバイザーになりたい」「商品企画に興味がある」など、
具体的な将来像を回答しているケースが目立つようになりました。
作成方法は、以下の3ステップです。
STEP1:会社の将来ビジョンに基づき、未来組織図を作成します。
例えば、「5年後にどんな機能が組織にとって必要か→そのためにはどんな仕事のポジション、役割が必要か」
のように、会社の未来像を、個人の将来像へとブレイクダウンします。
ここで出てくる将来像が、仕事カタログの見出しにあたる項目になります。
STEP2:キャリアの選択肢が出そろったら、それぞれの将来像ごとに、
モデル(お手本)となる人材を選定します。
すでに存在するポジションの業務は、モデル人材を決めやすいですが、
まだ存在していないポジションの仕事は、そのポジションに将来最も近い方、
またはなりたいと感じている方をモデル人材として選びます。
STEP3:モデル人材の方が中心となってコンテンツを整備していきます。
「職種名」「仕事内容」「向いている人」「1日のワークスケジュール」などです。
ポイントは、読み手である従業員がワクワクするものであること、夢を感じる内容のものであること。
現在の業務を淡々と記載するのではなく、「こんな仕事がやってみたい!」と
実感してもらえるような内容にしてください。
「仕事カタログ」の作成は、従業員を巻き込みながら行うのがもっとも理想的です。
制作プロセスそのものが、自らのイメージを具体的に描くことができることにつながるからです。
特に、幹部層や中堅層の今後のステップアップを図りたい企業様にはお勧めのツールです。
食品業界は、これから年末年始にかけて繁忙期を迎えます。
繁忙期に目の前の仕事に忙殺されてしまうと、目の前のことでいっぱいになり、
将来のキャリアビジョンが見えなくなりがち。
そのままにしておくと、数か月後に「このままだと先が見えない・・・」
という理由での退職につながってしまいます。
そんな時は、「今頑張れば、将来の明るい未来が開ける」というキャリア教育が必要です。
キャリアにおけるビジョン(目標となる将来像)と、「どうすればなれるか」を明確に提示することで、
スタッフの自主性と意欲を喚起することができます。
食品業界では、このようなキャリア教育を仕組み化しているところが、最近増えています。
キャリアアップの仕組み化の例としては、具体的に以下のようなものがあります。
1.各ポジション別に、目指す将来像の選択肢を提示する
2.それぞれのポジションごとに必要とされるスキルを明確化する
3.キャリア面談を通じて、従業員が希望するキャリア教育を定期的に実施する
4.キャリアプランの進捗状況、教育カリキュラム進捗状況をデータ管理し、育成計画を立てる
5.適性を考慮し、フィードバック面談、ジョブローテーションを行う
このうち、今回ご紹介するのは、1の「将来像の選択肢」を明確に定義した、「仕事カタログ」です。
このツールは、なりたい将来像と、「どうすればなれるか」を具体的に提示し、
将来を見据えて働く意欲を喚起するためのものです。
方針発表会や新入社員研修、社内研修、キャリアアップ面談などの場で活用することで、
従業員が自分のなりたい将来像をよりリアルに描けるようになります。
実際に、新入社員研修で、仕事カタログに基づくキャリア教育を実施したある企業様では、
研修終了後のアンケートに「スーパーバイザーになりたい」「商品企画に興味がある」など、
具体的な将来像を回答しているケースが目立つようになりました。
作成方法は、以下の3ステップです。
STEP1:会社の将来ビジョンに基づき、未来組織図を作成します。
例えば、「5年後にどんな機能が組織にとって必要か→そのためにはどんな仕事のポジション、役割が必要か」
のように、会社の未来像を、個人の将来像へとブレイクダウンします。
ここで出てくる将来像が、仕事カタログの見出しにあたる項目になります。
STEP2:キャリアの選択肢が出そろったら、それぞれの将来像ごとに、
モデル(お手本)となる人材を選定します。
すでに存在するポジションの業務は、モデル人材を決めやすいですが、
まだ存在していないポジションの仕事は、そのポジションに将来最も近い方、
またはなりたいと感じている方をモデル人材として選びます。
STEP3:モデル人材の方が中心となってコンテンツを整備していきます。
「職種名」「仕事内容」「向いている人」「1日のワークスケジュール」などです。
ポイントは、読み手である従業員がワクワクするものであること、夢を感じる内容のものであること。
現在の業務を淡々と記載するのではなく、「こんな仕事がやってみたい!」と
実感してもらえるような内容にしてください。
「仕事カタログ」の作成は、従業員を巻き込みながら行うのがもっとも理想的です。
制作プロセスそのものが、自らのイメージを具体的に描くことができることにつながるからです。
特に、幹部層や中堅層の今後のステップアップを図りたい企業様にはお勧めのツールです。
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