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「逆境下でのチャレンジ直販戦略」秋田を代表する地域一番企業の快進撃の秘訣とは 山のはちみつ屋 有限会社ビー・スケップ様 2022年6月食品ビジネス経営研究会説明会 講座録
いつもありがとうございます。
食品・観光グループの中野一平です。
本日のメルマガは6月8日(水)に特別開催の食品ビジネス経営研究会説明かにてご講演頂きまし有限会社ビー・スケップの代表 西村隆作様のご講演の講座録と、次回8月25日開催の研究会本会の無料ご招待のご案内をさせていただきます!
“一養蜂家”から秋田を代表する注目企業となった「山のはちみつ屋」とは?
◆◇◆山のはちみつ屋 有限会社ビー・スケップについて◆◇◆
昭和52年創業「山のはちみつ屋」開業、蜂産品の生産や販売をスタート。
平成6年に田沢湖(現在地)に簡易店舗を設け、通年営業を開始。直売店、スイーツ店、ピザ工房を同一敷地内で展開しヴィレッジ化、今では年間20万人以上を呼び「プロが選ぶ土産物施設100選」でもトップ10入をはたしている。さらに、通信販売とマルチチャネル型で直販事業を成功させている、秋田を代表する注目企業である。
コロナ禍でも企業を支えた通信販売
◆◇◆通販の成り立ちと現状◆◇◆
玉川温泉に訪れる温泉客、湯治客へのはちみつ、プロポリスのいわゆる地方発送が原点であるが、本格的に取り組んだのは平成14年から。3月に初めて大々的なDMを作成し店舗名簿を中心にかき集めて10,000件へ発送、2週間で1,800万円の売上を獲得、以降、観光客の通販客化で売上拡大。
現在は通販年商 2.7億円(アナログ通販 2.1億円 ネット通販 6,000万円)となり、年5回のDM&ネット企画+夏・冬は上位客への中押しをベースにしている。
◆◇◆商品と品揃えの工夫◆◇◆
はちみつは店舗では衝動的に買われるが、通信販売で調味料として買い続けてもらうにはどうしたらよいかを常に考えている。調味料として考えると年間の使用料・購入額はある程度決まってしまう。顧客の行動やライフスタイルにあわせたセット提案、食べてすぐなくなる加工品など、品揃えの充実を強く意識している。
◆◇◆新規顧客獲得と育成◆◇◆
来店客(観光客)に住所を書いてもらいDMを送る方法で当初は伸びたが、何年も続けていると重複も出ていきづまる。東北大震災&値上げから数年の停滞期は年間で2,000件台の新規顧客獲得であり、その数では安定的に伸ばすことはできなかった。現在は目標から逆算し、年間6,000件以上の新規顧客を獲得、きちんと回収できるのであれば計画的投資が必要である。
【現在の主な獲得方法】
〇店舗から
ー うまいもんキャンペーンで見込み客を集めた後ランクアップ
ー 通信販売で使える1,000円クーポン券の配布
ー 発送コーナーの強化
〇ネットで
ー 各種WEB広告と専用LP、AIクーポン活用
ー コンテンツマーケティング強化
〇新聞広告で
ー 読売新聞などの純広告、つかみ広告
ー ノーリスクで安定して集まるCPO固定広告
【直近のLTV】
既存顧客LTV26,945円 新規顧客LTV7,622円
「買わずにはいられない!」人気の直売店
◆◇◆コロナ禍でも安定売上◆◇◆
店舗をお休みした2020年4、5月以外は多少の減少月はあるものの、ドライブ観光客を取り込み、コロナ禍でも安定した売上を確保している。
「また来たくなる」専門店ならではの“圧倒的”品揃えと陳列、体験訴求企画!“楽しさ”付加でのヴィレッジ化が集客のポイントとなっている。
◆◇◆楽しさ付加でSNS集客◆◇◆
現在、集客に貢献しているのが「はちみつソフト」と「はちみつガチャ」。サイコロで8が出れば8匹のみつばちチョコがプラスになる「はちみつソフト」は1日1,000本以上売れることも。コロナ禍で貢献度拡大中なのが非接触型の「はちみつガチャ」で、レジ客数に対しての購入率が20%超えの月もあり、この2企画中心にSNS拡散となり集客につながっている。
直売店も通信販売も、“飽き”との戦いであり、今後も、お客様に楽しんでもらえる企画をたくさん考えていきたいと西村氏は語る。
いかがでしたでしょうか。
食品ビジネス経営研究会では、このような注目企業の講座やコンサルタントによる解説講座、さらには会員様同士の情報交換の場も設けて開催しています。
「食品ビジネス経営研究会」例会、次回は8月25日開催、ご新規企業は初回ご参加無料です。下記よりたくさんのお申込みをお待ちしております。
食品ビジネス経営研究会 無料お試し参加はこちらから!
https://food-business.funaisoken.co.jp/biz-food/study/
8月25日、東京にてリアル開催!
全体テーマ:チャネル別商品開発の極意
ゲスト講座:今回はWゲスト!
①高級ツナ缶専門店の「モンマルシェ株式会社」様
②日本茶の新しい楽しみ方を広めている「株式会社吉村」様
研究会の趣旨にご賛同いただき、参加条件を満たす経営者様は初回に限り【無料】にてお試しご参加いただけます。
■『食品ビジネス経営研究会』とは…
「経営者同士の情報交換を通じた“師と友づくり”の場所」でございます。
経営について理念や考え方、また現場レベルの話ができる方は身近にそう多くはいらっしゃらないのではないでしょうか?
研究会では経営について気軽に相談でき、また最新事例を知ることができます。年5回の定例会や、年1回の視察ツアーなど、年間を通した活動が盛り沢山で、先進的な事例をお持ちのゲスト講師の講演や、弊社コンサルタントの情報発信などを通して経営の現場の「生」の「最新」情報を収集できる大変貴重な機会です。
■ご参加の条件
①いままで1度も研究会へ参加されたことがない企業様
②経営者(決裁権者)様が参加する事
③研究会へのご入会をご検討をいただける事
※1社2名までのご参加になります。
お試しの【無料】ご参加枠には限りがございます。
食品ビジネス経営研究会にご興味お持ち頂いた経営者様は、下記よりお申し込みください!
経営研究会の詳細・申込はこちらから
インフレ対策レポート ~事例に学ぶ!消費量減少・原料高騰に対応する高付加価値の直販事例大公開!~
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/form01/solution-lp-dl-inflation-003198.html
全国の食品業界の構造的課題や環境の変化をまとめ、そのうえでとるべき戦略として価格主導権を持つことができる直販を事例企業3社をもとに紹介しております。社内体制作りから商品設計・EC立ち上げに至るまでのポイントを一気通貫で学んでいただける資料です。
食品業界の構造的課題である消費額の減少&人件費・材料費・輸送費の高騰に対し、価格主導権を持つことができる「直販」によって高付加価値商流での販路開拓の方法を事例をもとにご紹介いたします。
食品・観光グループの中野一平です。
本日のメルマガは6月8日(水)に特別開催の食品ビジネス経営研究会説明かにてご講演頂きまし有限会社ビー・スケップの代表 西村隆作様のご講演の講座録と、次回8月25日開催の研究会本会の無料ご招待のご案内をさせていただきます!
“一養蜂家”から秋田を代表する注目企業となった「山のはちみつ屋」とは?
◆◇◆山のはちみつ屋 有限会社ビー・スケップについて◆◇◆
昭和52年創業「山のはちみつ屋」開業、蜂産品の生産や販売をスタート。
平成6年に田沢湖(現在地)に簡易店舗を設け、通年営業を開始。直売店、スイーツ店、ピザ工房を同一敷地内で展開しヴィレッジ化、今では年間20万人以上を呼び「プロが選ぶ土産物施設100選」でもトップ10入をはたしている。さらに、通信販売とマルチチャネル型で直販事業を成功させている、秋田を代表する注目企業である。
コロナ禍でも企業を支えた通信販売
◆◇◆通販の成り立ちと現状◆◇◆
玉川温泉に訪れる温泉客、湯治客へのはちみつ、プロポリスのいわゆる地方発送が原点であるが、本格的に取り組んだのは平成14年から。3月に初めて大々的なDMを作成し店舗名簿を中心にかき集めて10,000件へ発送、2週間で1,800万円の売上を獲得、以降、観光客の通販客化で売上拡大。
現在は通販年商 2.7億円(アナログ通販 2.1億円 ネット通販 6,000万円)となり、年5回のDM&ネット企画+夏・冬は上位客への中押しをベースにしている。
◆◇◆商品と品揃えの工夫◆◇◆
はちみつは店舗では衝動的に買われるが、通信販売で調味料として買い続けてもらうにはどうしたらよいかを常に考えている。調味料として考えると年間の使用料・購入額はある程度決まってしまう。顧客の行動やライフスタイルにあわせたセット提案、食べてすぐなくなる加工品など、品揃えの充実を強く意識している。
◆◇◆新規顧客獲得と育成◆◇◆
来店客(観光客)に住所を書いてもらいDMを送る方法で当初は伸びたが、何年も続けていると重複も出ていきづまる。東北大震災&値上げから数年の停滞期は年間で2,000件台の新規顧客獲得であり、その数では安定的に伸ばすことはできなかった。現在は目標から逆算し、年間6,000件以上の新規顧客を獲得、きちんと回収できるのであれば計画的投資が必要である。
【現在の主な獲得方法】
〇店舗から
ー うまいもんキャンペーンで見込み客を集めた後ランクアップ
ー 通信販売で使える1,000円クーポン券の配布
ー 発送コーナーの強化
〇ネットで
ー 各種WEB広告と専用LP、AIクーポン活用
ー コンテンツマーケティング強化
〇新聞広告で
ー 読売新聞などの純広告、つかみ広告
ー ノーリスクで安定して集まるCPO固定広告
【直近のLTV】
既存顧客LTV26,945円 新規顧客LTV7,622円
「買わずにはいられない!」人気の直売店
◆◇◆コロナ禍でも安定売上◆◇◆
店舗をお休みした2020年4、5月以外は多少の減少月はあるものの、ドライブ観光客を取り込み、コロナ禍でも安定した売上を確保している。
「また来たくなる」専門店ならではの“圧倒的”品揃えと陳列、体験訴求企画!“楽しさ”付加でのヴィレッジ化が集客のポイントとなっている。
◆◇◆楽しさ付加でSNS集客◆◇◆
現在、集客に貢献しているのが「はちみつソフト」と「はちみつガチャ」。サイコロで8が出れば8匹のみつばちチョコがプラスになる「はちみつソフト」は1日1,000本以上売れることも。コロナ禍で貢献度拡大中なのが非接触型の「はちみつガチャ」で、レジ客数に対しての購入率が20%超えの月もあり、この2企画中心にSNS拡散となり集客につながっている。
直売店も通信販売も、“飽き”との戦いであり、今後も、お客様に楽しんでもらえる企画をたくさん考えていきたいと西村氏は語る。
いかがでしたでしょうか。
食品ビジネス経営研究会では、このような注目企業の講座やコンサルタントによる解説講座、さらには会員様同士の情報交換の場も設けて開催しています。
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8月25日、東京にてリアル開催!
全体テーマ:チャネル別商品開発の極意
ゲスト講座:今回はWゲスト!
①高級ツナ缶専門店の「モンマルシェ株式会社」様
②日本茶の新しい楽しみ方を広めている「株式会社吉村」様
研究会の趣旨にご賛同いただき、参加条件を満たす経営者様は初回に限り【無料】にてお試しご参加いただけます。
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「経営者同士の情報交換を通じた“師と友づくり”の場所」でございます。
経営について理念や考え方、また現場レベルの話ができる方は身近にそう多くはいらっしゃらないのではないでしょうか?
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■ご参加の条件
①いままで1度も研究会へ参加されたことがない企業様
②経営者(決裁権者)様が参加する事
③研究会へのご入会をご検討をいただける事
※1社2名までのご参加になります。
お試しの【無料】ご参加枠には限りがございます。
食品ビジネス経営研究会にご興味お持ち頂いた経営者様は、下記よりお申し込みください!
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インフレ対策レポート ~事例に学ぶ!消費量減少・原料高騰に対応する高付加価値の直販事例大公開!~
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全国の食品業界の構造的課題や環境の変化をまとめ、そのうえでとるべき戦略として価格主導権を持つことができる直販を事例企業3社をもとに紹介しております。社内体制作りから商品設計・EC立ち上げに至るまでのポイントを一気通貫で学んでいただける資料です。
食品業界の構造的課題である消費額の減少&人件費・材料費・輸送費の高騰に対し、価格主導権を持つことができる「直販」によって高付加価値商流での販路開拓の方法を事例をもとにご紹介いたします。
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