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成長期の宅配・デリバリー市場で広がる「1拠点多ブランド展開」とは?
フードデリバリー事業の利点の1つとして、
「1拠点多ブランド展開」を
実施しやすいという点が挙げられます。
1拠点多ブランド展開とは、
同じ市場に対して1つの厨房拠点のみで
複数のブランドを展開していくという戦略のことです。
この戦略の主なメリットとして、
・初期投資をかけずに事業を立ち上げることができる
・立地条件にとらわれずに事業を展開できる
・厨房拠点を集約することで家賃を削減できる
・製造・配送スタッフの人件費を削減できる
・顧客側が抱きがちな食材・テイスト面における「飽き」を防止できる
・立ち上げた複数のブランド間で事業リスクを分散できる
等が挙げられます。
実際に、私がお伺いしている企業様のなかでも、
利用用途と価格帯の2軸で商品を分類し、
それぞれ独立したデリバリーブランドの立ち上げを
視野に入れた上で事業を展開している企業様が徐々に出てきています。
また、類似した事例として、
近年では実店舗を持たずにWEB上の決済のみで取引が完結する
「ゴーストレストラン」という業態が
アメリカでも急速に増えてきています。
これは、日本国内でいうところの
「宅配専門店」とほとんど同義で、
1つの厨房拠点で複数のデリバリー専門ブランドを
構築・展開するという動きが顕著になってきています。
もちろん、複数のブランドを同時に展開することで
部分的にカニバリゼーション(ブランド間の共食い)を
起こすことも懸念されます。
しかしながら、上記で挙げたメリットのように、
幅広い顧客ニーズにできる限り低コストで応える体制を構築することで、
フードデリバリー事業全体での1顧客あたり購買頻度の増加
および売上・利益の最大化を図っていくというのが
この戦略の大きな狙いの1つです。
今後は日本国内でも同様の事業フォーマットが
徐々に浸透していくことが予想されるので、
最新の動向については引き続き追っていきたいところです。
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